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【8】合宿から1ヶ月後

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能動的なコールドリーディング

コールドリーディングを意識していると、神経が研ぎ澄まされてくるのか会話の先がわかってくることがあります。

以前コールドリーディングに対して、どこか自分でストップをかけている節があったのですが、合宿以降そういったものが薄らぎ、能動的にコールドリーディングを使えるようになりました。ただ、状況をよく判断して使わなければと思います。 

いきなり、「最近調子いいんじゃないですか?」と唐突に話しても おだてとか、カマをかけてると思われるので、ビリーバビリティに磨きをかけねばと思います。

相手が乗っかってくるようなコールドリーディングが目標です。

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自分も相手も一緒に喜びあえる!

9月の業務的に忙しい中ではありましたが、趣味のテニス仲間などにも、コーチングの時にプレースタイルと性格をつなげながら話しをしたり、理解をしていることから、コーチングがスムースに実施できたりと、日々コールドリーディングのことを実践していました。

ちただ毎日のようにリーディングのことを考えていると、相手のことを一生懸命考えている自分がいるような気がしました。観察して、相手のモチベーションが上がる話しはどこにあるのかを考えていました。

そうすると、テクニック的に言葉を探さなくとも、自然な会話として、ラポールを築き、明るい話題や、悩みを聞いたり、一緒に喜んでいる自分がいたような気がします。

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みんなに必ず役立つものだ 「I Love Cold Reading!!」

9月○日

今回の参加で、何よりも大きかったのは、自分の言っていることに、今までより意識を向けられるようになったこと。

意識を向けてみると、教わった内容の中で、自然にやってたこともあった。でも、無意識でやってることが、頭で解ると、より強力に使えるようになる。

お客様に、以前より、気持ちが向けられているし、もっと踏み込んでいけてるって実感してる。テクニックって言ったとたんに胡散臭く感じる人もいるけど、みんな相手を思いやって、無意識に使ってること、多いと思う。

誰だって、普段の会話の中で、相手を気分悪くさせたくて話す人はいない。

コールドリーディングって、私たちが思いやりに満ちていく時に、無意識にできるようになることを、先取りして、学ぶものじゃないかな。

だからこそ、みんなに必ず役立つものだ。

「I Love Cold Reading!!」

 

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日々実践することが、上達へ道

終了後、2週間は「意識にとめて」コールドリーディングを実践していましたが、大分自然にできるようになってきているような気がします。

クライントさんに、「その話してないですよね。なんでわかるんですか?」といわれることが多くなりました。

まだまだ使いこなせるまではいきませんが、日々使っていくことでしか上達はないと思い、使っています。

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コールドリーディング "Be"を貫くための"Do"

私より10才、若い夫婦なんだけどね、1,2ヶ月に1回くらいの割合でホームパーティーを開いてくれるんだ。で、時々私もそこに参加をしている。パーティーといってもただ食べ物や飲み物を持ち寄って集まるだけなんだけど、場所を提供してくれたり、企画を立ててくれたり、ともかくそういうことをやってくれる素敵な夫婦なんだ。

で、いってみたら顔見知りもいれば、始めて会う人もいる。夜も遅くなり、それぞれが帰り始めたので、おいとましようとしていたら。「ねえ、この子も同じ方向なんだけど送っててあげてくれない」と言われる。初対面の女性で20代前半の背が小さくかわいい女性だった。もちろんパーティー中は会話を交わしていたし、断る理由もない。イヤむしろ「ビンゴ!」と叫びたくなるような女性なのだ。

「最寄りの駅はどこなの? 駅まで出よかったら送っていくけど。」

あまり親しくない男に自宅前まで車で乗り付けられるのはイヤだろうと思い最寄りの駅を提案してみた。で、ハンドルを握りながらコールドリーディングを試みる。

帰り道の約40分間、それは、間をもたせたかったから始めたことだった。しかし、リーディングがヒットし始め、盛り上がっていく。私としても間を保たすためでなく、もっと彼女について知りたくて話を聞く。だんだん深い話になっていく。結局最寄り駅についても、お互い話を終わらせるタイミングが見つからない。

 「ここから、どうやって帰るの?タクシーを使うって?じゃあ、君の家の近くのコンビニで降ろしてあげるから」 

家の近くのコンビニまでの10分強更に盛り上がる。結局彼女の家の前で車を止めて話し込む。話している内容は結構重い相談事なのだが、車内はすごく良い雰囲気。暗く落ち込むといった感じではなく、二人で一緒に解決していこうと行った感じ。

・・・で、話が一段落しても彼女が車からお降りようとしないんだ。携帯についているストラップをいじりながら「これかわいいと思いません」とか言ってストラップを目の前で揺らしている。軽い挨拶程度のキスならば絶対出来る・・・ってくらい甘いムードが漂っていたね。正直いってよこしまな考えが一瞬浮かんだけど、彼女には何か言いたいことが、聞いてもらいたいことがあるんだな、と思った。だから次の言葉が口から流れ出た。

 「何か話したくても話せない、つらくて困っている話があるんじゃないの?」

彼女の顔をのぞき込んでいた。いつもの言葉「話せないのなら、話せる範囲で話してくれればいいよ」を言おうと口を開きかけたとき

 「別につらくはないんだけれどね・・・」

と彼女の次の話が始まった。

話は2時間近くにおよんだ。途中突然泣き出したりしたから、100円パーキングに移動して話を聞いていた。彼女が車を降りる前に「誰にも言えなかったんだよね、スッキリした。でも、どうして話したんだろう?」と不思議がっていた。「きっと、人に話すタイミングが来たんだよ。今がその時なんだろう」と答えておいた。3時間前とは全く違う彼女がいた。たぶん人から見たらものすごく仲の良い年の離れたバカップルにみえたことだろう。

彼女と別れてから、一人運転しながら考えていた。「チャンスだったのに。何もしないなんて・・・」という事ではない。確かにそんなことも考えたけど、それよりもコールドリーディングというものについて考えていたんだ。

コールドリーディングはコミュニケーションのツールであり、信頼させる技であり、石井先生の言うところの"Do"である。しかし、相手が心を開き、私を信頼してくれればくれるほど、私自身の考え、行動、生き方が重要なファクターになってくる。石井先生の言う"Be"が必要になってくるのだ。

今回、話が深まるにつれコールドリーディングのテクニックではなく、彼女の体験に自分を置き換え、感じ、考えていかなければ追いつかなかった。自分の考え待っていなかったら彼女に揺らされて一緒に悩んで苦しんだだけで終わりになっていたと思う。

コールドリーディングは"Be"に通じる"Do"なのか、"Be"を必要とする"Do"なのか。

ともかく、テクニックや技といったものを越えた、もっと本質のようなものが求められてくる。単なるツールじゃないということ。

私は、このコールドリーディング虎の穴に応募する前、教育にコールドリーディングを活かすことが出来ないかを考えていた。面談の時、個別指導の時、使いどころはいろいろあるだろう。教師のための、父親、母親のためのコールドリーディング。しかし今考えるのは、コールドリーディングを極めていくことは勿論なのだが、それと同じくらい、もっと自分自身を磨くこと、確立すること、石井先生の言う"Be"についてしっかり考えることをしなくてはならないと感じている。どんな教師でいたいのか。どんな人間でいたいのか。コールドリーディングを行い信頼関係が深まるほどそれらのことが必要なんだ。

もう一つ運転しながら考えたことがある。それは、今回コールドリーディングをしていて信頼関係が深まり、話を聞いていくうちに、明らかに自分の考えとは別の考えが働いていた。本来の私なら、そうは考えない、そんなことは言わない、そんな行動はしないようなことをしているのだ。閃くといった感じ。良い考えが閃いたり、良い言葉、例えがひらめいたり、良い方法が降りてきた。そう、"石井裕之"が私に乗り移ったように、その時の私は良い言い方していて、良いことを言っていた。

つまり、結論は「コールドリーディングは石井裕之の"Be"を貫く"Do"なんだ」ということ。コールドリーディングを行っていくと、誰でもいつか、石井裕之の"Be"に触れることになるんだろうなぁ。たまたま今回、私はものすごい良い体験をしたのではない。コールドリーディングを行っていく人は、必ず、みんな、もの凄く深い体験をすることになる。誰もがみんな必ず石井裕之の"Be"に遭遇することになるんだ。

ここまで読んでくれたあなた。どうもありがとうございます。


 

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今、自信を持って言えること...

撮影終了から1ヶ月が経過しました。

学べば学んだだけ、使う上での疑問は出てくるし、「これでいいんだろうか?」という思いは出てきます。石井先生が長い年月をかけて体系化し、紹介してきたスキルなのだから、一朝一夕に身につくような、半端な技術ではないだということをひしひしと感じているというのが正直なところです。

しかし、だからこそ本物を感じるし、教わったことがうまくいったときの感動は、どうしたら伝えられるだろうかと、この感想を書くにあたって感じているところです。

たった1ヶ月。されど1ヶ月。確かに、難しいと感じる部分も多々あるのですが、やはり成長したなと自分でも感じるところも出てきています。一番大きいのは、「相手への興味」がどんどんと増してくることです。

コールドリーディングの基本中の基本は相手を観察することに他なりません。観察するためには相手を見なければならないし、見るためには、相手のことを知りたいという興味なしには成立しません。石井先生が著書の中で口をすっぱくしておっしゃっていることですし、人間関係のことを語る上で「相手に興味をもつ」というのは必ず語られる、いわば「常識」です。

ただ、そのことを頭ではわかっていても、体現できていたかと言われたら僕は「No」と答えざるを得ません。コールドリーディングを日々実践してみて、その点に関して自分でも成長を感じている時点で、まだまだ伸びしろがあったということであり、未熟であったということです。

「じゃあ、今はできているか」と問われたら、僕の場合は「昨日よりはできている」という答え方になります。

コールドリーディングの修得は、決して簡単ではありません。

でも、日々実践すれば、実践しただけの気づきと成長が得られるというのも、疑いない事実だと僕は感じています。

コールドリーディングを使って、これだけのセールスが上がった!とか、人間関係が劇的に変わった!などということは、僕にはこの場で語ることはできません。そういう意味での「結果」は出ていないからです。

ただし、その片鱗が顔をのぞかせてきているということは、自信をもっていえます。

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相手を思いやることの大切さ

この一ヶ月間、自分なりにコールドリーディングを実践してみた結果。

『占い師なの?!』と逆に不振がられてしまう事もありましたが(^-^;。
焦らずにゆっくりと相手の事を考え、知ろうとする事でギュッと相手との
距離を縮められるようになったと感じています!

そしてコミュニケーションが上手く取れた時の効果は大きく、
今まで以上の信頼を得る事が出来ました!

コミュニケーションの幅が広がるという事は、自分の可能性も広げられるという事だと思います!

コールドリーディングは確実に『知って損する事は無い!』と実感しています☆

コールドリーディングで、相手を思いやる心も大切なんだと気付かせられました☆

これからも自分の人生をもっと楽しくするために☆
リーディングを使っていこうと思います!

関係者さま。
本当にありがとうございました!

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自分自身と向き合う、自分自身を高めていくためのトレーニング

意識の持ち方だけで、こんなに変わるんでしょうか。

家族で食事に行ったとき、お客様先に訪問した時、電車に乗った時、道を歩いているときなどなど、無意識のうちに「髪の毛の分かれ目」や「座り位置」、「手の組み方」など、外見から見てとれるWeタイプとMeタイプ判断をする癖が、いつの間にか付いていました。

また、人間関係のトラブルやちょっとしたすれ違いに出くわしたとき、苛立っている人を目の当たりにした時、「この人はどうして怒っているんだろう?」という観点に加えて、「この人の苛立ちの出所は、Weからくるものか?それともMeからくるものか?」という観点を加えることで、その後の対応がとても上手くできるようになってきました。

かつて石井先生が、「人間関係のトラブルは、ほとんどWeタイプとMeタイプで説明がつく」と言われていたのですが、「確かにその通りだ!」と感じています。

外見だけでなく、その人の行動や仕草、発する言葉の節々からもWeタイプとMeタイプの判断をし、さりげないコールドリーディングでさらにそれを確認していくことで、「この人が求めているのは何だろう?」ということが、次第に理解できるようになってきて、以前よりも遥かに、自分の中での人間関係作りがラクに、そして楽しくなりました。

実際にコールドリーディングを使うとき、自分自身が強く感じているのは「コールドリーディングは当て物でも占いでもない」ということです。頭ではわかっていても、無意識のうちに「当てること」に意識が傾いていたり、「この人からすごいと言ってもらいたい」などなどの邪念があったりすると、とたんにお互いの間に違和感が生まれてしまうことを、何度も何度も痛感してきました。

でも、その都度『コールドリーダーのための10のルール』を読み返し、「そうか、これが抜けていた!」「うわぁ~、気付かないうちにこれ、やっちゃってた!!」など、10のルールをもとに自分自身を振り返ることで、自分自身に足りなかった部分と向き合うことができ、「次はここを意識していこう!」というチャレンジを何度も繰り返していくことで、自分で思っている以上の成長ができているんだなと感じています。

この1ヶ月を振り返って実感していること、それは、コールドリーディングは単なる話術ではなく、常に自分自身と向き合って、自分自身を高めていくための自己トレーニングにもなっていること。

そして、頭では分かっていても、あまりにも概念的すぎて行動に移しづらい「自分自身を超えて相手の人に意識を傾ける」という、人間関係を築いていくうえで欠かせない、とても重要なことを、いとも簡単に実現できてしまう、そんな魔法のツールだと感じています。

このコールドリーディング「極み」との出会いは、ダイナマイトモチベーションに匹敵する、自分の中での大きな変革を呼び起こしてくれました。これからもさらに実践を繰り返しながら、より洗練されたものにしていきたいと、強く思っています。 

石井先生、本当にありがとうございます!!

 

 

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