以前の私は、陰謀論をネタとして楽しんで消費していましたが、コロナ禍以降、陰謀論にはまる人が社会問題化していることで、笑えなくなってしまいました。そうした問題意識で執筆を依頼したのが、本書が初の著書となるオカルト・スピリチュアル・悪徳商法研究家の雨宮純さん。「自然派」「ジョブズ」「ボードゲーム」……これらの言葉と、まったく関連性がなさそうな「陰謀論」――。しかし、それが一本の線で繋がっていると知ったときは、戦慄に近い感動を覚えるでしょう。我々を「闇落ちさせる」言葉は、日常のそこかしこに潜んでいるのです。
POSTED BYかばを