「エモ!」。何かにつけて使ってしまう言葉。でもそのときの感情を説明しろと言われたらできません。「エモい」ってとても複雑で、不思議な言葉ですよね。私のなかで、エモい言葉を巧みに扱っている人、それが蒼井ブルーさんでした。当初蒼井さんに、エモい言葉を扱う文章術があれば本にしませんか? と提案しました。無理でした。「エモい」に再現性はないし、体系化することもできませんでした。何度も話し合いを重ねて、ようやく本書がかたちになりました。あのエモい言葉が生まれたとき、蒼井さんは何を見て、何を感じて、何を思ったのか。それが知りたくなったのです。本書には、エモい日常が詰まっています。
POSTED BY美馬
「エモい」の正体に迫った
誰も知らない蒼井ブルーの原点。
★推薦多数!
オキシトシン。ずっとオキシトシン。
心がにゅっと柔和になる~
——新しい学校のリーダーズ・MIZYU
むねがキューンと…何気ないこの日々が愛おしく感じます。
幸せな気持ちで満たされすぎました。
——在原みゆ紀
「エモい」とは、なんなのでしょうか?
この胸が揺れ動く、甘酸っぱくて、ほろ苦くて、なんだか懐かしい気持ちになる、この気持ちは、いったいなんなのでしょうか。
おそらく誰も定義はできません。
それは、指紋や虹彩のように人によってまったく違う形や色をしているからです。
それゆえ「エモい」には再現性がありません。だれかやなにかをまねたとしても、同じ「エモい」を起こすことはできません。
蒼井ブルー氏は、SNSで、著書で、これまで幾度となく「エモい」と共感の嵐を呼んできました。
彼の言葉はどのようにして生まれたのか?
「エモい」言葉が誕生した裏側に初めて迫ります。
——蒼井ブルー撮り下ろし
32枚の写真を添えて。
本書の目次
はじめにChapter1 恋をするということ
——チョコはもらった瞬間がいちばん甘い。
Chapter2 隣にだれかがいるということ
——人を思う歌が染みるのはだれかを本気で思ったことがあるから。
Chapter3 生きるということ
——夜ふかしが楽しいのは今日が終わらないから。
おわりに