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自分たちのノウハウを日本企業のDX実現に役立てたい。そんな著者の想いを形にした本書。正直「ここまで公開しても大丈夫だろうか?」と心配になるほど、濃密なナレッジ満載の一冊に仕上がりました。マーケターや企業が抱える課題解決のヒントがみつかるはず。先行き不安な時代に光を灯すビジネス書として、自信を持っておすすめします。
POSTED BY寺崎
――マーケティングこそが企業のDX実現をリードする救世主だ――
「2025年の崖」をご存じでしょうか?これは「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」が2018年にDXレポートで発表した「日本企業がDXを実現できなければ、2025年に最大12兆円の経済損失が発生する可能性がある」という衝撃的な事実です。 世界で躍動する企業は既にDXを実現し、差を広げるばかりです。企業の生き残りにはDXの実現が不可欠。そしてその分岐点はすぐ目の前まで来ているのです。
なぜDXが企業の命運を握るのか?
そのヒントは「デジタルマーケティング」に隠されています。
本書は、全世界120カ国、12万8000社もの導入実績を誇るデジタルマーケティングツール「HubSpot」の導入支援およびBtoBビジネスコンサルティングを行う最強チームが手掛けた、BtoBマーケティングの実践書。最新のBtoBマーケティング事情から具体的な改善アドバイスを一冊に集約しています。
HubSpotの導入支援を手掛けた6社の事例では、企業の課題解決に向けたリアルな取り組みをご紹介するほか、独自開発の「クリエイティブホープBtoBフレームワーク」を用いた具体的なBtoBマーケティング改善ナレッジも公開します。
マーケターが「DX人材」として活躍することで、企業全体のDX実現をけん引する。
これからの時代に必須のマーケティングとDXのありかたがわかる一冊です。
内容紹介
序章はじめに HubSpotとは
Chapter1 BtoBマーケティングのリアルな課題とHubSpotが担う役割
BtoBデジタルマーケティングはDXを目指す取り組みの1つ
放置しておけば「2025年の崖」から落ちる
なぜ日本企業はBtoBマーケティングが遅れているのか?
SaaSの利用が進まない理由
欧米企業は日本企業をこんなふうに見ている?
実は日本にも成功している企業はたくさんある
トップダウンを待っていてはダメ
失敗を許容しない企業に未来はない
Chapter 2 事例で見るBtoBマーケティング
まずマーケティング部門でスタートして、営業部門を巻き込んでいく
事例1:マーケティングの考え方を押しつけず、営業の意見に耳を傾けよ
事例2:法人マーケティング経験がないベンチャー企業からの相談
事例3:無理な目標ではないもののやり方を変えないと達成できない
事例4:MAツールをHubSpotに変えたら営業部門の意識が変わった
事例5:高額商材だとBtoCでもBtoBと同様のマーケティングが必要となる
事例6:BtoBtoC企業が直販を始めたことでMAを導入
マーケティングは優秀なミッドフィルダーたれ!
Chapter 3 BtoBマーケティングを飛躍的に改善するための実践的アドバイス
「クリエイティブホープBtoBフレームワーク」とは?
Section 1 BtoBマーケティング全体戦略 最初から最後まで数珠つなぎにする
Section 2 リードジェネレーション リード数のみをKPIにしてはいけない
Section 3 リードマネジメント マーケティングは優秀なミッドフィルダーたれ
Section 4 セールスイネーブルメント ツールで「見える化」せよ
Section 5 カスタマーサクセス 顧客の成功をサポートできる会社が生き残る
Chapter 4 DX時代に必要とされる人材になろう
BtoBマーケティングに向いている人材とは
Π 型人材であれ
ファーストペンギンになろう!
おわりに
著者について
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2002年の創業よりデジタルマーケティング支援を行うコンサルティング企業。テクノロジーを軸としたコンサルティング事業を展開し、企業が抱えるビジネスの問題を「サービス・組織・システム」の3つの側面から課題を整理し、「あるべき姿」を提案・実行するところまで責任を持って支援するスタンスで企業のDX化を推進している。2019年よりリファラルマーケティング支援サービスinvyを展開。現在までのところ150社を超える企業のリファラル導入・運用支援を行う。
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