天才たちが使っている「メタ記憶」とは?
あなたにも身に覚えがありませんか?「どんなに頑張っても成果が上がらない人」がいる一方で、「どんなこともラクラクとこなす人」がいます。
この人たちの違いはいったい何なのでしょうか?
それは、「脳の使い方」が違う
だけなのです。
そう、あなたの「脳の使い方」を変えればいいのです。
本書は、最新の脳科学が「脳の使い方」を解明し、あなたを「どんなこともラクラクとこなす人」に変えます!
- 「偏差値30台から東大合格」
- 「TOEIC400点台から900点台」
- 「子供の成績がアップした」
- 「もの忘れがなくなった!」
- 「ビジネス書が速く読め、すぐに身につくようになった」
記憶には4種類ある!
ところで、あなたは、「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか?脳は
- 「20分後に42パーセントを忘れる」
- 「1時間後に56パーセントを忘れる」
- 「24時間後に74パーセントを忘れる」
- 「1週間後に77パーセントを忘れる」
- 「1ヶ月後に79パーセントを忘れる」
そう、「脳は忘れるようにできている」のです。
それを科学が証明したのです。
記憶には、
- 「ファミリア」とは一番弱い記憶のこと。
「どこかで見たことあるな」というような漠然としたものです。 - 「リコグニション」とは見分けることができる記憶のこと。
選択肢を与えられることで答えられることができる程度のものです。 - 「リコール」とは再生するという意味の記憶のこと。
選択肢がなくても自力で思い越こすことができます。 - 「オートマティック」とは自動的という意味の記憶のこと。
自力で思い出そうとしなくても自然と、答えが浮かんでくることです。
この4つ以外に「メタ記憶」があり、天才たちはこの「メタ記憶」を無意識的に活用していたことがわかったのです!
科学は、脳が忘れることを証明しました。
しかし、その一方で、「一生忘れない記憶の作り方」も教えてくれました。
単なる根性論、暗記論ではない、脳科学に基づく「メタ記憶」勉強法で一生忘れない記憶を手に入れましょう。
著者について
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1955年東京都生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了。広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定理事、東進衛星予備校講師、出版社「水王舎」代表取締役。現代文講師として、予備校の大教室が満員となり、受験参考書がベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ている。また「論理力」を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、多くの学校に採用されている。
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予備校講師のイメージが強いが、実際にはさまざまな方面で活動。ボランティアとして、パピーウォーカー(盲導犬育成) を長年続け、作家としても講談社から小説『水月』を刊行し、多くの一般書も手掛ける。『出口汪の「最強! 」の記憶術』『芥川・太宰に学ぶ 心をつかむ文章講座』(以上、水王舎)、『東大現代文で思考力を鍛える』(大和書房)、『出口汪の「日本の名作」が面白いほどわかる』(講談社)、『奇跡の記憶術』(小社刊)など。