数万社のコンサルから選ばれた5つの会社
コンサル人生50余年、著者・船井幸雄は、数万社の中から、なぜこの5つの会社を選んだのか?それは経営者が、世の中を真剣に考え、お客様を考え、従業員を考えた結果 行き着いた「本物の経営」をしているからです。
この本に登場する5つの会社は、けっして大企業ではありません。しかし、日本が世界に誇れる会社なのです。
- オタフクソース(調味料メーカー、広島県)
- 河野メリクロン(洋ランの育種・種苗業界、徳島県)
- めいらくグループ(飲料メーカー、愛知県)
- ウチヤマグループ(介護・飲食業、福岡県)
- ジモジマ(包装総合企業、東京都)
2011年、国難を迎えている日本で、新しい風を巻き起こしていくのは、このような会社なのです。
経営は"日本流"が一番大事
船井幸雄が見てきた、「成功した企業創業者の特性」とは何なのか?氏は本書の中で、たった4つしか述べていません。
そして、正しい"日本流"経営法こそが世界でも通用するベストの経営法だと言います。
現在の大企業のサラリーマン経営者が上手くいかない理由は、彼らの誰もが命がけで仕事に当たっているように見えないからです。失敗すれば辞めればよいという考え方が少しでもあるような人には、すべてにわたっての成功はおぼつかないと、氏は経験上、はっきりと述べています。
これからの大変化が予想される難しい時代の経営を乗り切るには、船井幸雄が語る「5つのコツ」さえ体得すれば、人生は「幸せ」に生きられるのです。
「経営とは、基本は単純、明快だということを知ってほしいのです。そして、ぜひ多くの日本人に経営的センスを持って生きてほしいのです。これは『生きる』基本だからです」
本書に挙げられた5つの会社が、そのことを教えてくれます。