はじめの4分を制すれば、相手が誰でも評価される
・3秒=会ったとたんの第一印象(容姿や服装などの外見)。・30秒=挨拶・自己紹介・名刺交換等。
・3分=世間話・雑談。
コミュニケーションは、このはじめの約4分間を制するかどうかで決まります。
決まるというのは、その後に良好な人間関係を築けるか否か、
商談が成立するかしないか、面接で採用してもらえるかもらえないか……
つまり、自分の望みどおりの結果を得られるかどうかが決まるのです。
では、4分間の中でいったい何を話せば、
相手に好印象を与えることができるのでしょうか?
「相手との関係性は出会って4分間以内で決まってしまう」という
心理学者ズーニンの「初動の4分間(ザ・ファースト・フォー・ミニッツ)」、
そしてその4分をさらに細分化した「3・3・3の法則」をベースに、
本書では42のコミュニケーション術をお伝えしていきます。
もはや雑談はビジネスにおける必須スキル
雑談がうまいかどうかで相手から評価されるか否かが決まるというのは、すでに常識です。
しかし、雑談を文字通りスキルと考えて身構えてしまうと、
ついついお勉強に陥ってしまうのも事実。
それでは、仕事もプライベートも心から楽しむことなんてできません。
そこで、本書ではお勉強に陥らないよう、「たった4分」という基準を設けました。
この4分だけ雑談を成功させることができれば、その後の関係性も成功します。
あるいは、成功への布石を打ったことと同じになります。
この4分の雑談で互いの関係が温まったと思えば本題へ入ればいいし、
楽しければそのまま続けたっていい。
雑談だけの関係を長期間続けてもかまいません。
いずれにせよ、たった4分の会話の入り口だけに集中さえすれば、
そして本書でそのためのテクニックを学びさえすれば、
「その後」の会話で苦労することがなくなります。
目次
まえがき *すべてを決める4分間の攻略法プロローグ コミュニケーションの勝率を決める最初の4分を支配する方法
第1章 知らない人と3分で仲良くなる話し方
第2章 相手が勝手に好きになってくれる雑談を「聞く」技術
第3章 「ノー」を「イエス」に変える好感度UPの雑談術
第4章 頭の回転が速い人のモテる話術
著者について
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インサイトラーニング株式会社代表取締役。年間300 回以上のセミナーをこなすカリスマインストラクター。慶応義塾大学商学部卒業、ミネソタ大学大学院修了。日本コカ・コーラ広告部マネージャー、エスティローダーのマーケティング部長、パルファン・イブ・サンローラン日本支社長を歴任。このように自身も転職を繰り返してキャリアアップをしてきた「転職職人」。主な著書に、47 万部を超えるベストセラーシリーズ『「できる人」の話し方&コミュニケーション術』『「できる人」の時間の使い方』『「できる人」の話し方&人間関係の作り方』や『落ちたリンゴを売れ!』(いずれもフォレスト出版)など多数。
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