輸出優先の「国益戦争」は始まった!
まさに難局を迎える2011年の日本経済。そして今、世界は自国の利益のために
壮絶な為替戦争をしている。
長引く円高は日本経済にどんな影響を与えるのか。
輸出に賭ける米国、ドイツ、日本、中国。
通貨戦争はドル対ユーロ、円対元の
駆け引きとなった。
もはや世界はこの4国間の争いが展開している。
日本は円高でますます製造業が空洞化していく。
その時、企業と人はどうなっていくのか。
さらにデフレのグローバル化は
日本の大手企業にも大打撃を与えている。
デフレ時代は「買い手に極楽、売り手に地獄」。
トヨタ、新日鉄、JFE、日立、東芝、
パナソニック、ソニーなどの企業は
この状況に果たして生き残れるのか。
また、国内でも価格戦争は進行していく。
牛丼戦争、コンビニ・キラーの出現、
消費者金融の消滅、生保の株式会社化......。
賃金の低下、最大の就職難など
危機迫る日本は、世界に巻き返しを図れるのか?
やがて中国は崩壊を迎える
中国の日本国債買い、中国漁船衝突事件による尖閣問題など
中国政府は対日政策に躍起になっている。
しかし、中国内の現状は
徐々に不況の波が押し寄せている。
上海万博の失敗、不動産バブルの崩壊、
山猫ストの頻発と多くの企業が中国から逃げ始めている。
そして、インフラ投資の失敗が
中央政府と地方政府の確執を生み出している。
やがて中国本土で暴動が起こる時、
我々日本人が防衛すべきことはあるのか。
2011年は中国崩壊の幕開けとなる。
民主党政権に日本を任せることはできない
中国漁船衝突事件で、日本人は戦争の危機があることを改めて認識した。
実は東アジアにおいて「冷戦」は終わっていない。
しかし、国のトップである政治家たちは
この事実を分かっていない。
また、政治とカネの問題も終わっておらず、
政党の弱体化で日本の政治は
機能不全に陥る可能性がある。
日本がこれからの時代を生き抜く
3つのポイントを示す。
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