軍事が解らなければ、中国は語れない
空母建造、中国製ステルス、戦車輸出......。陸軍の内モンゴル、チベット鎮圧、海軍の太平洋航行、ベトナム衝突......。この国はいったい何を狙っているのだろうか。いずれにしても人民解放軍が深く関係している問題ばかりである。
そして今、間違いなく軍が発言権を増している。もし人民解放軍の先軍政治が行われたら、中国は軍によって暴発する可能性もある。
現在、7つの軍区に分かれている解放軍が各地でクーデターを起こせば、 "核=原爆"を保有する彼らのターゲットは、日本になる可能性が高い。解放軍の原爆を日本に落とさせないために我々が知っておかなければならないことは何か。そう遠くない未来の出来事を知るには、中国の今を考えなければならない。
中国経済の危機→崩壊への道のり
インフレ、干ばつ、失業者増加......。今、中国13億人が悲鳴を上げている。
倒産企業出現、不動産バブル崩壊、人民元の切り上げ、無政府状況......。
膨れ上がる民の不満に、中央政府は頻発する暴動を止めることができるのか。
今年、中国では共産党設立90年を迎える。国内の引き締めを戦争という形で人民の統制経済が行われれば、中国は崩壊の道へ進むことになろう。
中国崩壊はどのようなシナリオで進行するのか。崩壊への第2幕のストーリーが、本書で新たに展開される。
品切れ