著者の梯谷さんは知る人ぞ知るカリスマ・メンタルコーチ。NLPをベースにしながら、ありとあらゆる心理技法を駆使して、人々の心の奥底にある「メタ無意識」に変革を起こし、あらゆる障害を消し去ってしまいます。その即効性が口コミで話題となり、100万円のセミナーが募集と同時に満席、キャンセル待ちが続出の人気講師です。本書はそんな梯谷メソッドの中核である秘伝のエッセンスをギュッとまとめてお伝えします。
POSTED BY寺崎
あなたの人生の方向を決定づける
心の奥の「なんとなく」を自由自在にコントロールする方法
「ビジネスがうまくいかない……」
「年収が上がらない……」
「恋愛、結婚生活がうまくいかない……」
「健康に不安がある……」
「お金がない……」
これらは一見無関係に見えます。
ところが、原因はすべて同じなのです。
本書では、その秘密を解き明かしていきます。
あなたの周りにもいないでしょうか?
仕事、お金、恋愛、プライベート、あらゆる面で「なぜかうまくいく人」。人生を我が物顔でどんどん切り開いていく彼らと、平凡な人生を歩む人の差はどこにあるのでしょうか?
その答えが「メタ無意識」です。
メタ無意識と呼ばれる領域は、自分ではなかなか認知しにくいですが、さまざま手法によってアクセスでき、書き換えることも可能です。
メタ無意識とは、現実をいかに解釈するか判断する「器」のようなもの。多くの人は「現実の内容を変えよう」と、もがき続けます。ところが、じつは現実が入っている器(メタ無意識)の形を変えると、現実はたやすく変化するのです。
本書では「言葉を使ってメタ無意識のパターンを書き換える方法」を徹底的にお伝えします。メタ無意識がよい方向に向けば、年収も、ビジネスの成果も、プライベートも、望み以上の結果がおもしろいほど現れます。
本書の目次
第1章 なぜかうまくいかない──その原因「メタ無意識」とは?自分で決めたA君と周りの基準で決めたB君の根本的な差
自信の決め手となる自己有能感と自己決定感
人間の意識には「顕在意識」「潜在意識」そして「メタ無意識」がある
「メタ無意識」はあなたの目に見えない看板になる
他人のメタ無意識を読み取るミラーニューロン
柔軟に変化して生き残りをかける遺伝子
人を超えた意識であり文化やルールが心=メタ無意識
その「あたりまえ」はどこから生まれましたか?
成功者は「あたりまえ」が凡人と違う
「見えない何かに動かされている」という前提を取っ払う
「偽りの自分」を無意識に選んで生きてしまう原因
第2章 自分の「無意識のクセ」を知る14のパターン
自分の「無意識のクセ」を知る方法
パターン① 主体性【主体行動型・反映分析型】
パターン② 動機づけの方向性【目的志向型・問題回避型】
パターン③ 喜びの判断基準【他者基準・自分基準】
パターン④ 思考の方向性【過去基準・未来基準】
パターン⑤ 動機づけの選択理由【プロセス型・オプション型】
パターン⑥ どちらを重視するか【人間重視型・物質タスク重視型】
パターン⑦ 目的の焦点【目的基準・体験基準】
パターン⑧ 現実の責任者は誰か【他者原因型・自分原因型】
パターン⑨ 物事のとらえ方【悲観基準・楽観基準】
パターン⑩ 判断するときの心理状態【分離体験型・実体験型
パターン⑪ それは誰が決めたのか【義務型・欲求型】
パターン⑫ 自己認識【限定的自我・絶対的自我】
パターン⑬ 本気度合い【結果期待型・結果行動型】
パターン⑭ 根本欲求【生存欲求・目的欲求】
第3章 うまくいかない真犯人「メタ無意識」を書き換える
「なんとなく」の五感情報にくっついた言葉で現実が変わる
成功脳のメタプログラムパターンとは
うまくいく人の14の成功脳パターン
貧困脳とミリオネア脳の違い
ミリオネアの人たちは何をハッキリさせているのか
徹底的に自分基準で考える
第4章 潜在意識を思い通りにコントロールするすごい方法
「お金は自分でコントロールできる」という前提を作る
望みを効果的に脳につかませる6つのステップ
意識を同一方向に向けるととてつもない馬力が出る
間違った「信じ込み」が形成されるプロセス
マイナス思考戦略ですべてを「想定内」にしておく──脳の海馬を調整する
潜在意識は手っ取り早く現実化する
潜在意識との約束は守る
記憶をやり直す
本当は恐ろしい中途半端な心理療法
ミリオネア脳の人は価値基準をハッキリさせている
「自信も感覚も自分次第」という前提に変えていく
願望を実現させるためには「頑張る」「努力」「目指す」は禁句
言葉と魔法は全く同一のものである
雑談のなかで相手の脳内ストラテジーをリサーチする
他人のメタ無意識を変える話法
第5章 あなたの人生をあやつる「言語」と「脳のパターン」の新常識
自分という名の辞書を編集する
「時は金なり」の本当の意味
限界を編集して逆利用する
マインドフルネスの意外な盲点
うつは簡単にやめることができる
健康ブームが病気を作っている
食材を食べているのか、食材についている情報を食べているのか
衣服や化粧品などすべて私たちは情報をまとっている
生きる目的に合わせて服装や出入りする店を変えていく
著者について
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トランスフォームマネジメント株式会社代表取締役
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トランスフォーミング・ワークス代表
人間心理、言語心理学、催眠療法、NLP(神経言語プログラミング)など、これまで世界的な専門家に師事し、30年以上の歳月をかけ、科学的手法に基づいた独自の成功理論「梯谷メソッド」を確立。
夫婦問題からうつ病患者、経営者、アスリートにいたるまで、クライアントの抱える先入観や思い込みを素早く特定し、脳の95%を支配する潜在意識をフル活用させ、精神的、身体的苦痛を伴わずに、のべ7万人のセルフイメージを変革してきた。
わずか30分で成功者ゾーンに意識変革させるその手法は、経営者やビジネスマンからも「きわめて再現性が高い」と絶大な支持を得ている。一方、NLPをベースにした言葉と行動の関係理論「LABプロファイル」のトレーナーとして、日本での普及活動に注力。
20年超にわたるキャリア、起業家からアスリートまで、幅広いクライアントとのセッション経験を武器に、外資系企業へのコンサルティングや研修事業なども行う。一般向けにはワークショップを精力的に開催しており、口コミにより受講生が集まり、つねにキャンセル待ちの盛況ぶり。
独自の心理技術については、東京大学大学院の教授も共感し、脳報酬系による免疫システム活性化の検証など、2018年より東京大学大学院で心理技術の裏付けとなる研究も始められるなど、専門分野を横断した新しい研究にも精力的に取り組んでいる。
著書に『“偽りの自分”からの脱出』(幻冬舎)、『本当の自分に出会えば、病気は消えていく』(三笠書房)、『なぜかうまくいく人のすごい無意識』(フォレスト出版)がある。