首から下で稼げるのは1日数ドルだが、
首から上を働かせれば無限の富を生み出せる。
トーマス・エジソン(発明家)
著者からの感謝動画
無意識を鍛えるワークの効果をガンガン上げるコツ
梯谷幸司氏の新刊『無意識を鍛える』をご購入いただいたみなさま、ありがとうございます。おかげさまで発売以降、順調に版を重ねております。そこで、著者から感謝のメッセージをいただきました。併せて、次の内容を語っていただきました。
- ◎『無意識を鍛える』のワークのすごい活用法とは?
- ◎世の中でうまくいっている人たちはこれをどう活用しているか?
- ◎コロナウイルス騒動の影響を受けない経営者は何をやっているのか?
内容紹介
富を集め、
充満させる人格をつくる方法
『無意識を鍛える』特設ページにお越しいただき、
ありがとうございます。
前著『なぜかうまくいく人のすごい無意識』は、私たちの背後にあってすべてを左右している「メタ無意識」について解説し、おかげさまで大反響を呼びました。
新刊『無意識を鍛える』はその実践編です。
ちなみに、実践編と銘打ちながらも、メタ無意識のメソッドの解説はしっかりと基本から踏まえていますので、前作をお読みでない方でもじゅうぶん理解できる作りになっていますので、ご安心ください。
この本のテーマは
「メタ無意識」を富に活用することです。
しかし、単にお金を稼ぐことが目的ではありません。
「富を集め、充満させる人格をつくる」
この方法を伝えたいのです。
ここでいう「富」とはお金のことだけではありません。富をもたらす人、チャンス、環境、考え方、健康状態……ありとあらゆる事象に「無意識」は関与します。
与えられた役割、生きる目的を充満させ、全うしていく。そのために必要なリソースの集め方をトレーニングしていくプログラムです。
あなた自身が理不尽な潜在意識の
主人になっていないか?
ここに2人の社長がいます。
- A社長「俺の私利私欲のためにお前らは働け」
- B社長「私はこういう世の中をつくりたい。
こういう商品を通して世の中を元気づけたい。
そのために、みんな協力してくれないか」
あなたはどちらの社長の下で働きたいでしょうか。おそらく「A社長の下では働きたくない。B社長の下で働きたい」と思うでしょう。
でも、もしかしたら、あなたは潜在意識に対して、このA社長のようになってしまっているかもしれません。
- 「自分の不安解消のために金を稼いでくれ」
- 「旅行に行きたいから金を稼いでくれ」
- 「誰かを見返してやりたいから金を稼いでくれ」
- 「みんなの注目を集めたいから金を稼いでくれ」
A社長みたいな態度をとっていると、潜在意識も「どうしてお前のために働かなきゃいけないんだよ!」と思うようになります。
潜在意識が抵抗してしまうとお金は集まってきません。
潜在意識は「何のためにお金を集める必要があるんですか?」と、あなたに必ず聞いてきます。潜在意識はちゃんと理由さえ教われば、お金も、人脈も、情報も、全部喜んで集めにいくのです。
本書『無意識を鍛える』で紹介するプログラムは、潜在意識に人生の目的と必要なリソースを徹底的に教え込み、現実をどんどん変えていく方法です。
お金に関しての「信じ込み」が
ブレーキをかけている
みなさんは、自分の個人年収の限界はどれくらいだと思っているでしょうか。
もし年収1000万円ぐらいが限界だと思っていれば、900万円に手が届きそうになると、脳はブレーキをかけ始めます。潜在意識は限界に近づきたくないからです。
それなら、限界を1000万円ではなく、3000万円にしておけばいい。1000万円はただの通過点になってしまうので、1000万円なんかすぐに超えてしまいます。
ところが、誰もが漠然とした「限界」を自ら設定しているのが現状です。しかし、そもそもこの「限界」こそが単なる「信じ込み」なのです。
潜在意識にとっては、
1万円稼ぐのも1億円稼ぐのも同じです。
どちらも単に「お金を稼ぐ行為」として認識します。
ではなぜ、1万円を稼ぐのが簡単で、1億円稼ぐのは難しいのか?
まさにこの言葉の中に答えがあります。
「1万円稼ぐのは簡単だけど、1億円稼ぐのは難しい」
こうした信じ込みがあなたの中にあるからです。お金に関しての信じ込みがブレーキをかけているだけなのです。
年収300万円の人は、年収300万円の「器」、年収300万円の「人格」でいるから、300万円しか入ってきません。年収1億円の人は、年収1億円の「器」、年収1億円の「人格」でいるから、1億円が入ってくる。
ただそれだけの話です。
どういう人格でいるのか。
それが投影されて、現実が加工されていきます。
発明王トーマス・エジソンは
「首から下で稼げるのは1日数ドルだが、
首から上を働かせれば無限の富を生み出せる」
と言っています。
では、実際にどうすればよいか。
そこで本書『無意識を鍛える』に具体的な解決策をまとめました。5つのステップを実践していただくことで、現実に信じ込みを合わせるのではなく、自分の信じ込みを作り直して、それに現実を引き寄せることができるようになります。
どうぞ、お試しください。
著者本人による紹介動画
本書まえがき
はじめに 潜在意識は腕のいいタクシーの運転手
本書をお手に取っていただき、ありがとうございます。
この本は「潜在意識」、さらには私たちのすべてをコントロールしている「メタ無意識」の領域にアプローチして、誰もが豊かな富を引き寄せていくための自己変革プログラムを初公開したものです。
タイトルのとおり「無意識を鍛える」ための実践的な方法を徹底してお伝えします。
ところで、意味のわからない法律や、納得がいかないルールを、ずっと守り続けなければいけないと言われたら、あなたはどう思いますか?
おそらく、「ふざけるな!」と思うでしょう。
それと同じことを、あなた自身が、自分の潜在意識にやっているとしたらどうでしょうか。
「お金を稼ぐ意味がわからない」
「何のために収入を増やせばいいのかわからない」
潜在意識はそう思っているのに、「とにかく収入を増やせ!」と指示を出しているかもしれません。あなたが意味のないことをやらされると抵抗するように、潜在意識も抵抗します。もしあなたが、現在の収入に満足していないとしたら、そんなことが起きている可能性があるのです。
潜在意識は腕のいいタクシー運転手に似ています。
行き先を告げれば確実に連れて行ってくれます。
しかし、「お客さん、どこに行きます?」と言われて、「いやぁ、渋谷のほうに行くと傷つきそうだな。新宿のほうに行くと気分悪くなりそうだしな」と言っていると、どこにも行けません。
「結局、どこに行きたいんですか?」
「わからない。とりあえずお金がほしいだけなんだよね」
「えっ、何のためにお金がほしいんですか?」
「それがわからないんだよねぇ、お金がほしい目的も」
……これではどんなに腕のいいタクシー運転手でも、目的地に連れて行くことはできません。目的があいまいでも無理です。
「お客さん、どこ行きます?」
「日本に行ってください」
「お客さん、ここ日本ですけど」
目的が明確でないと、脳も潜在意識も何をしたらいいかわからないのです。
前著『なぜかうまくいく人のすごい無意識』では、私たちの背後にあってすべてを左右している「メタ無意識」について解説し、おかげさまで大反響を呼びました。
この本のテーマは、この「メタ無意識」を富に活用することです。しかし、単にお金を稼ぐことが目的ではありません。「富を集め、充満させる人格をつくる」方法を伝えたいのです。
ここでいう「富」とはお金のことだけではありません。富をもたらす人、チャンス、環境、考え方、健康状態……ありとあらゆる事象に「無意識」は関与します。与えられた役割、生きる目的を充満させ、全うしていく。そのために必要なリソースの集め方をトレーニングしていくプログラムです。
この本を手にとってくださった方々には、さまざまな動機があると思います。
断言します。
いずれの場合にも、この本でお伝えすることはこれからの時代、誰もが必須になってくるに違いありません。人生を面白くしていくため、選ばれる人になっていくために、ぜひ活用していただければ幸いです。
著書プロフィール
梯谷幸司(はしがい・こうじ)
トランスフォームマネジメント株式会社代表取締役
トランスフォーミング・ワークス代表
人間心理、言語心理学、催眠療法、NLP(神経言語プログラミング)など、これまで世界的な専門家に師事し、30年以上の歳月をかけ、科学的手法に基づいた独自の成功理論「梯谷メソッド」を確立。 夫婦問題からうつ病患者、経営者、アスリートにいたるまで、クライアントの抱える先入観や思い込みを素早く特定し、脳の95%を支配する潜在意識をフル活用させ、精神的、身体的苦痛を伴わずに、のべ7万人のセルフイメージを変革してきた。
わずか30分で成功者ゾーンに意識変革させるその手法は、経営者やビジネスマンからも「きわめて再現性が高い」と絶大な支持を得ている。一方、NLPをベースにした言葉と行動の関係理論「LABプロファイル」のトレーナーとして、日本での普及活動に注力。
20年超にわたるキャリア、起業家からアスリートまで、幅広いクライアントとのセッション経験を武器に、外資系企業へのコンサルティングや研修事業なども行う。一般向けにはワークショップを精力的に開催しており、口コミにより受講生が集まり、つねにキャンセル待ちの盛況ぶり。
独自の心理技術については、東京大学大学院の教授も共感し、脳報酬系による免疫システム活性化の検証など、2018年より東京大学大学院で心理技術の裏付けとなる研究も始められるなど、専門分野を横断した新しい研究にも精力的に取り組んでいる。
著書に『“偽りの自分”からの脱出』(幻冬舎)、『本当の自分に出会えば、病気は消えていく』(三笠書房)、『なぜかうまくいく人のすごい無意識』(フォレスト出版)がある。