【本書の内容】
●なぜ、今の大人は尊敬されないのか?
今、あなたは誰かどのように見られていますか?
自信を持って尊敬される大人になったといえるでしょうか?
今、日本で「カッコいい」といわれる大人像は、
男性なら「ちょいワル」
女性なら「セレブ」
といった価値観になっています。
あなたはそんな価値観に違和感を覚えているのでは
ないでしょうか?
今雑誌などのメディアで書かれている「カッコいい」
という価値観は間違ったものです。
日本人が本来カッコいいと思うのは
品格を持っている大人なのです。
しかし、それは現在失われつつあります。
それではなぜ、品格を失ってしまったのでしょうか?
●日本の教育では教えてくれなかった「品格ある大人」
それは簡単です。
ただ単純に、日本人として格好いい大人になるために
必要なことを、誰も教えてこなかっただけなのです。
学校教育では、「日本人としての教養」よりも、
勉強に比重が置かれます。
そんな中で「日本人らしい格好いい大人になる」
という意識が低くなるのも無理ありません。
もしかすると、そのようなことはいいにくい環境なのかもしれません。
しかし、そんな環境で育った子供は突然社会に放り出され、
「大人としての品格」を要求されても、
答えられるはずがありません。
ほとんどの人が大人になってから
「大人として必要なこと」を学んでいくのです。
さらにそんな大人の子供から見れば「格好悪い大人」が
いっぱいいるのかもしれません。たとえば、
「大人なのに字が下手だ」
「手紙やハガキもうまくかけない」
「大人なのに話し方がめちゃくちゃ」
「大人なのに間違った日本語を使う」
「アメリカかぶれな大人達」
そんなことを思われているからだと思います。
それでは、今から品格ある大人になるために必要なことを
身につければいいだけです。
その方法はじつは簡単なのです。
なぜなら、普段一番使っている日本語を
少し変えるだけでいいのですから。
●「品格ある大人」になるために、3つの日本語を手に入れよう!
日本語を変えるだけで
あなたの「印象」や「評価」は大きく変わります。
日本語を変えるというのは次の三つです。
・美しい日本語文字の書き方
・ 人に好かれる日本語の話し方
・ 尊敬される日本語のマナー
本書一冊で、日本人として最低限必要な
品格を身につけることができます。
この三つの愛される日本語を身につければ、
他人から尊敬され、あなたの子供から見ても
格好いい大人になることができるはずです。
●字は「字配り」の技術でうまくなる!
本書では、美しい日本語身につける「字配り」
という技術が紹介されています。
この技術は、よくある「なぞり書き」などによる
練習は必要ありません。
なぜなら、人は一つ一つの文字見て、
認識しているのではなく、文字のブロック全体の印象で、
「うまい」「下手」を判断しているからです。
字配りにある6つのルールを身につければ、
手書きの文字を美しく見せることができます。
(この方法なら本を汚す心配もありません)
●人に好かれる話し方ってどんなの?
本書で教えている話し方は、話す速さや発声法、
さらに間違った日本語、正しい日本語について紹介しています。
あなたが、日常の「話すとき」に使っている日本語が
正しい日本語なのか、間違った日本語なのか、
本書で知ることができます。
●尊敬されるマナー
最後は日本人的に必要な言葉を使う上でのマナー(常識)です。
日本におけるしきたりというのはさまざまなものがあります。
その中でも、これだけは知っておかなければいけない常識
を取り上げてあります。
それは、手紙や贈り物で必要となるマナーです。
・御礼状
・葉書
・和封筒
・のし袋
などで必要となるマナーを紹介しています!
【目次】
プロローグ 「品格ある大人」になるための日本語
~日本人として本当の評価を得るためには~
1章 美しい日本語文字の書き方
~字配りで日本語はうまくなる!~
2章 人に好かれる日本語の話し方
~誰が聞いても気持ちいい話し方をしよう!~
3章 尊敬される日本語のマナー
~手紙・贈り物などで必要な日本語の常識~