1952年佐賀県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務ののち、雑誌編集者に。『月刊文藝春秋』(文藝春秋)、『週刊ポスト』の記者を経て、現在フリージャーナリスト。『月刊文藝春秋』記者時代、同誌2000年12月号で「『バスジャック少年』両親の手記」を発表し、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞スクープ賞」を受賞。
2度の脳疾患で死の瀬戸際に立たされ、さらに3度目の脳梗塞により半身麻痺を患い、現在も療養しながら精力的に取材・執筆活動を続けている。
著書に『死への扉~東海大安楽死殺人』(新潮社)、『早期発見~「シグナル」を見逃すな!』『お医者さんが教える気になる病気のサイン』(以上、大空出版)、『ある日、わが子がモンスターになっていた~西鉄バスジャック犯の真相』(ベストブック)、『漂流する国ニッポン~3・11大震災・福島原発事故で見えた"誰も責任を取らない国"の実相』(フォレスト出版)などがある。
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原稿を読みながら、死を迎える患者が抱く魂の痛みというものを考えさせられました。 患者の葛藤、残される家族の気持ち、ケアスタッフのいたわりと、いつか自分自身にも訪れる時、こころ穏やかな人生を感じたい。そんな思いがあふれてきました。
POSTED BY稲川
View Moreあなたが「余命1年」と宣告されたら……
人は死を目前にして感じる魂の痛みがあります。
それは「身体的苦痛」「経済的苦痛」「社会的苦痛」とは別の、
自分自身の内面に向き合う"人生の意味"を求める心の叫びです。
脳梗塞など3度の死の淵から生還した老ジャーナリストが抱いた、
魂の痛みに救いを求め、終末期医療の現場やこれまでの取材を通じて、
魂の痛みの正体を探るとともに、自身の救いを求める旅に……。
これほど"生と死"を身近に感じることはなかった
2017年、これほど"生と死"を感じる年はないのではないでしょうか。
北朝鮮のミサイル発射から、身近なところでは多くの水害、
そして、たくさんの勇気を与えてくれた小林麻央さんの死など、
私たちは「生きることの意味」や「生きていることへの感謝」を
より実感したのではないでしょうか。
死への恐怖は誰にでもあります。
しかし、普通に生きていれば日常はあまり意識することのないことです。
しかし、死はいつ訪れるかわからないものです。
もしあなたが突然、「余命1年」と宣告されたら……
いったいどんな気持ちを抱くのでしょうか。
魂の痛み=スピリチュアルペインを克服する
人は死を意識した時に生じる痛みが存在します。
治療後の痛みや後遺症で、
今までできていたことができなくなってしまう身体的苦痛。
治療費やこれからの生活に不安を抱く経済的苦痛、
家族や周りの人に迷惑をかけてしまうという社会的苦痛です。
しかし、患者にとっての最も大きな痛みには、
魂の痛み=スピリチュアルペインというものがあります。
スピリチュアルペインとは、
「死ぬことが怖くて不安でしょうがない」
「孤独でつらい」
「自分の世界が壊れたみたいで生きていることが苦しい」
「自分の生きる意味や価値がわからなくなった」
「なぜ自分だけこんなつらい苦しみを味わわなければならないのか」
「家族と二度と会えなくなると思うとつらい」
というような、心の内面にそった痛みなのです。
誰もが魂の痛みを感じ、乗り越えていく
本書の著者は過去に3度、脳疾患の病気に襲われ、
スピリチュアルペインを感じ、
現在も半身不随の後遺症と闘いながら執筆に臨みました。
人はなぜスピリチュアルペインを抱くのか?
そして、それをどう乗り越えて生きていくのか?
また、どう死んでいくのか……。
自分自身も抱いたスピリチュアルペインから脱出を試み、
取材という旅に出たのです。
実際に終末期医療の現場から
聖路加国際病院のチャプレンのケア現場の話を聞き、
かつて氏が取材して出会った人たちから
スピリチュアルペインを乗り越えていきます。
取材には、それぞれが感じたスピリチュアルペインと
それをどう克服していったかを取り上げていきます。
・参議院議員の三原じゅん子さん
・元横浜ベイスターズ投手の故・盛田幸妃さん
・女優の音無美紀子さん
・華道家の假屋崎省吾さん
・俳優の故・萩原流行さん
・元NHKアナウンサーの山川静夫さん
・日産GT-R開発者の水野和敏さん
そして、スピリチュアルペインを乗り越えて安らかに亡くなられた方、
そこから脱出できずに亡くなられた方……
さらに、最期を看取る家族や医療スタッフまで、
スピリチュアルペインというテーマを軸に
悲喜こもごもストーリーが展開します。
あなたも人生に一度は必ず抱く魂の痛み、
「いい人生だった」と言える生き方を考えさせられるはずです。
目次
まえがき 魂の痛みに立ち向かう旅へ
第一章 死に直面して初めて気づく魂の痛み
第二章 なぜ人はスピリチュアルペインという痛みを抱くのか?
第三章 スピリチュアルケアに向けての旅
第四章 スピリチュアルケアの現場から心の救いを見つける
第五章 心の安寧と幸福を求めて
あとがき 旅の終わりに
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◎あの震災と原発事故で見えた、日本の「真の姿」とは?
3.11東日本大震災と
福島原発事故によって露見した
日本という国の「無責任の連鎖」と
「欲」と「カネ」の実相、そして「日本人の真の姿」を、
気鋭のジャーナリスト・入江吉正のペンがえぐり出す問題作!
◎福島原発事故にまつわる驚愕の新事実が!
現地での徹底取材と、関係者へのインタビューで、
福島原発事故にまつわる「極秘事項」とされる新事実が!
なんと、福島原発2号機は、何者かによって「ハッキング」されていた?
(衝撃の詳細は本書第4章に掲載!)
◎日本人の「美意識」が、再建をもたらす!
日本人の真の姿に存在する「美意識」が、日本を必ず再建させる…。
我々はどこへ向かっていくのか? この国の未来に希望をもたらす
「美意識」の存在にも焦点を当てます。
◎本書の内容
第1章 「捨て石」となった原発現場作業員6000人
第2章「原発マネー」という錬金術に麻痺した人々
第3章「原発マネー」に依存した歪な過疎地の経済
第4章 始めからウソだった原発の「安全神話」の崩壊と隠蔽
第5章 政財官学マスコミに還流する巨額な「原発マネー」
第6章 被災地の人々の生きる糧
第7章 日本人とは何者なのか
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世界初のウォール街全史!210年間の歴史だから・・・
このページにきていただき、ありがとうございます。
よく「歴史は繰り返す」と言われますが、経済・金融の世界も同じ。
たとえば、人類史上、バブルは世界各地で何度も起こっていますし、
大恐慌や金融危機も同じです。
なぜでしょうか?
それは、
「歴史も人間が作り、経済も人間が作っている」
からです。
だから、歴史は繰り返すのです。
だから、多くの成功者たちは歴史を学ぶのです!
なぜなら、
「歴史を学べば、未来が見える」
のであり、
「歴史を知れば、未来の勝利者になれる」
のです。
つまり・・・
「歴史ドラマだから、面白い!」
つまり、本書は投資家であれば、必読です。
もちろん、金融関係の方々も、必読です。
ウォール街の歴史=世界経済・金融の歴史
だからです!
そして、多くの成功した投資家、金融関係者が歴史を学んでるのです!
本書の監修者であり、ベストセラーとなった『2011年まで待ちなさい!』 の著者、
菅下清廣氏も、歴史を学んできたことで、
生存競争の厳しい国際金融の世界で長年にわたり生き残ってこれたと、 語っています!
とくに、菅下氏が新人証券マンだったころ、全国ナンバー1の営業マンを研究したところ、
彼は歴史を徹底的に勉強していたというのです!
たとえば、
「226事件のとき株価はどうなったのか?」
「日露戦争の前後は株価はどうなったのか?」
ということを知っていたというのです!
だから、投資家、金融関係者は必読なのです!
ウォール街の歴史=世界経済・金融の歴史
だからです!
しかも、歴史ドラマだから面白い!
伝説の人物たちに学べ!
本書には多くの「伝説の人物」が多く登場します!
ジョン・ジェイコブ・アスター、ステファン・ジラール、アレンズ兄弟、
ニコラス・ピドル、ジェイ・グールド、エイブラハム・クーン、
ソロモン・ローブ、ジェイ・クック、コーネリアス・ヴァンダービルド、
ラッセル・セイジ、ジョン・ロックフェラー、アンドリュー・カーネギー、
ジュニアス・スペンサー・モルガン、トーマス・エディソン、サミュエル・インサル、
グレアム・ベル…から、ジョージ・ソロスまで数多くの伝説の人物も登場。
まさに、金融史、経済史の決定版。
210年間の歴史がわかるのは、この本だけ!
「歴史を学べば、未来が見える」
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本書は初のウォールストリート全史である。 これまでウォールストリートの誕生から説き起こし、証券という商品をつくり出して取引する方法に影響を与えてきた金融界や政府のビヘイビアを記した完全な歴史書は存在しなかった。……この200年の間に一般投資家を「冷酷な」証券事業から守るための壁(ウォール)がいろいろとつくられてきた。時に、ぎこちなく見えることもある金融界と連邦政府との関係こそ、ウォールストリートの歴史を貫くテーマである。
●もくじ
日本版刊行によせて/For Japanese Edition
まえがき/Preface
謝 辞/Acknowledgments
序 章/Introduction
第1章 1790-1840 初 期/The Early Years
ブルス/ディナーには15種類のワインを/バトンウッド合意締結/
初の中央銀行/ジラールとアスター/ニューヨーク取引所の発展/
ビドルの銀行/ジャクソン大統領の思惑/ターンパイクと運河/
初期の市場での取引/ギャンブル取引/功利主義と進化論
第2章 1840-1870 鉄道と南北戦争の時代/
The Railroad and Civil War Eras
初期の投資銀行家/ペテン師の国/ジェイコブ・リトルと空売り/
西からのブリザード/ジェイ・クックの出世/南北戦争の資金調達/
「5-20」から「7-30」へ/メフィストフェレスの登場/グールドとゴールド/
クックの会社の倒産
第3章 1870-1890 ロバーバロン/
The Robber Barons
財務省から奪い取る/ダニエル・ドルーの手法/初期の証券引受/
もっと食えない手法/鉄道王ヴァンダービルト/鉄鋼王カーネギー/
石油王ロックフェラー/バロンの金融/メフィストフェレスが再び襲いかかる
第4章 1880-1910 トラストの時代/
The Age of the Trusts
NYSEは前進する/ニュージャージーと持ち株会社法/発明家の誕生/
モルガンの影響が拡大する/産業は再び拡大する/モルガンへの審判/
市場の救世主/石油と鉄鋼
第5章 1890-1920 マネートラスト/
The Money Trust
銀行家の影響力/ピアポントが公の場に/建設的な冒険/トラストへの挑戦/
反トラストの旗手/つながる経営陣/銀行の報酬が上がる/
賠償か、強奪か?/新たな投資家たち
第6章 1920-1929 好景気の20年代/
The Booming Twenties
好景気の裏側/戦争の終結/金本位制/繁栄の予言/クルーゲル帝国/
AAPAの圧力/巧妙な脱税法/パーコレーター理論/コールマネー市場/
シンジケートとプール/投資信託の魅力/市場の大変動/
1929年10月の出来事
第7章 1930-1935 ウォールストリート、ニューディールと出会う/Wall Street Meets the New Deal
忘却の彼方へ/フーバーの陰謀説/ベア・ハントが始まる/
債券の債務不履行/政治の流れが変わる/ペコラ委員会/改革が始まる/
投資銀行と商業銀行/町角の警官/ウォールストリートの抵抗?/
インサル帝国の崩壊
第8章 1936-1954 苦闘は続く/
The Struggle Continues
銀行家とNIRA/ウォールストリートにおける反動/金融機関の再建/
上位による独占/TNEC/競争入札問題/
連邦準備制度がコントロールする/アンチトラスト再び/判決が下される
第9章 1954-1969 ブル・マーケット/Bull Market
市場の回復/軍需産業の発展/流れを捉える/コングロマリット対司法省/
売らんかな主義の登場/消費者ローンが増える/ウォールストリートの苦悩
第10章 1970-1981 ベア・マーケット/Bear Market
ブレトンウッズ体制の崩壊/交渉による手数料/新しい金融商品/
ユーロボンド市場の挑戦/ニューヨーク市の苦悩/
ウォールストリートは拡大する/連邦準備制度理事会の方向転換/
インフレ・スパイラル/連邦準備制度を監視する
第11章 1982-1996 合併狂/Mergermania
ルール415の登場/海外金融機関の参入/合併の動きが始まる/
乗っ取り候補/KKR/ドルと赤字/スワップ市場/暗黒の月曜日/
マーケット・ブレイク/ウォールストリートにおける合併/
ドレクセル・バーナムの衰退/危機は続く/再びお馴染みの議論が/
ウォールストリートの行方
参考文献/Bibliography
年 表/Chronology
索 引/Index
●編集担当者より一言
あのウォール街の全貌がついに明らかに!お待たせしました、
ニューヨーク・タイムズ紙ビジネスベストセラー、ついに邦訳版登場です。
巻末に充実した年表・索引を掲載しており、非常に資料的価値が高く、金融関係者の方々には必ず読んでいただきたい1冊です。
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