「金融、ビジネスの世界を牛耳るユダヤの源泉とは何か?」という疑問に答える1冊。国際弁護士として世界を股にかけて活躍したのち、厳格な修行を経てユダヤ人に改宗した著者が、ユダヤの思想、世界観、考え方を象徴する48の言葉から、そのエッセンスを紐解く。コロナ時代を生き抜く必携書!
POSTED BY寺崎
コロナ・ショック、世界同時不況、社会不安……
先行きの見えない時代だからこそ
4000年を生き抜いたユダヤ不変のルールに学ぶ!
Microsoft、Apple、Intel、Google、Facebook、Netflix……名だたる革新的なニューエコノミー・カンパニーの
創業者やCEOが、みなユダヤ人であることには理由がある。
それは――
4000年変わらぬ
「ユダヤの生き方」「ユダヤの常識」「ユダヤの発想」にある。
本書では
ユダヤを象徴する至言を48点厳選して
そのイノベーティブな思想、
国家や時代を超越した世界観・哲学を明らかにする。
本書の目次
序文 コロナ時代に我々はいかに生きるべきか第1章 ユダヤ流生き方の極意
三ツ星レストランは不要。貧しい食事でも十分もてなしの心は表現できる。
幸福とは「幸福感」を感じることだ。
何事を始めるにも遅いということはない。何事を始めるにも歳などは関係ない。
ユダヤ人が質問攻めにするのは、そうすることにより真理が見えてくるからである。
言葉とはすなわち発言であり、発言こそが思考を発育させる。
単調で規則正しい生活こそが、イノベーションを生む。
老人も病人も特別扱いしない。支えてもらうのは神だけでよい。
効率よく仕事をするためには、時間はたっぷりない方がいい。
など
第2章 激動の時代を生き抜くヒント
心を病むと体が悪くなる。しかし金がないと両方悪くなる。
ユダヤ人は最少のリスクで「最適な成果」を生む方法を頭の中で必死に考えている。
「想定外」の事態は必ず起こりうる。あらゆるリスクを想定せよ。
偉大なことを成し遂げるためには、生活の無駄をそぎ落とす必要がある。
会社を「さん」付けで呼ぶ国にイノベーションは生まれない。
など
第3章 学びの黄金律
最もよい教師とは、最も多くの失敗談を語れる教師だ。
ユダヤ人は日本人の1000倍も質問する。その結果、日本人の10倍も知る。
一度道に迷えば取り返しがつかない。それより100人の人に道を聞いた方がよい。
「問い」と「議論」が子どもを育てる。 など
第4章 日本人とユダヤ人
「なぜ?」の繰り返しが知的な頭脳活動を生む。
ユダヤ人は交渉術すら、歴史に学ぶ。
人間の真価は「自分の考え」を持って一生を終えるかどうかに現れる。
ユダヤ人には群が絶対にできない。だから、全員が熱狂するという現象は起きない。
最悪の事態でも、神の目から見れば、思いのほか最良最善の結果である場合もある。
言葉の裏にある相手の感情を察したり、忖度することは美徳ではない。
など
第5章 4000年の叡智が教えてくれること
ある人の人生が神にどれだけ祝福されたかは「褒めた人の多さ」によって測られる。
バラバラであることは素晴らしい。統一されていることこそ気味が悪い。
善と悪とは常に手を取り合って行動している。手を離したことは一度もない。
人が人の作ったものを崇め立てる。偶像に屈服する人間でよいのか。
信念と科学はなにひとつ相反することなく、宇宙の調和を形作っている。
きみが生まれたのは偶然か。この宇宙には確固たる「目的」があるというのに。
金を持つほど「偶像」を愛する。なぜなら貨幣そのものが「偶像」に過ぎないからだ。
など
結び 単一民族国家である島国「日本」を復活させるには?
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ユダヤの家庭で親が子どもに寓話で伝える
ユダヤのすごい知恵(著者ZOOM動画)
本書でもご紹介したユダヤの家庭教育の最大の特徴は「寓話」「たとえ話」で親が子どもにさまざまな重要なことを教え込むところにある。哲学的、物理学的、生物学的、数学的、倫理的、あるいは財産形成の方法など、人生においてきわめて重要なことをわかりやすいたとえ話で教える。本動画では、「卵のたとえ話」「子牛とイタチの話」「ハエと人間はどっちが偉いか?」など、ユダヤの家庭で代々伝えられてきた数々のポピュラーな教えのごく一部をご紹介する。
※宗教戒律を理由に著者の顔写真非公開のため、音声とスライドによる動画です。
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著者について
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千代田国際経営法律事務所代表。Technion Japan CEO。米国認定教育コンサルタント。
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京都府生まれ。北ヨーロッパ在住。京都大学在学中に国家公務員上級試験、司法試験に合格。同大学を主席(当時歴代最高得点)で卒業後、通商産業省(現・経済産業省)を経て弁護士となる。田中角栄の個人的推薦でハーバード大学へ入学。ハーバード大学ロースクール修士号取得、ペンシルバニア大学証券法修士課程修了。1978年ハーバード大学法学校博士課程合格。ウォール・ストリートの名門法律事務所シャーマン・アンド・スターリングを経て、帰国後、千代田国際経営法律事務所を設立、代表に就任。ベルリンのレイドン・イシズミ法律事務所の代表パートナーとなる。日本におけるマイケル・ジャクソンの顧問弁護士を務め、国際弁護士としてアメリカ、ヨーロッパを中心にM&Aのサポートなどで活躍。
息子がオクスフォード大、娘がハーバード大に入ったことから、教育コンサルタントの資格をアメリカで取得。
2007年、5年にわたる厳格な修行のもと、難関の試験及び厳格な割礼手術を経てユダヤ教に改宗しユダヤ人(ウルトラオーソドックス派 ハバド・ルバヴィッチ教会所属)となる。日本人男性では50年に一人と言われる。
現在、イスラエルのテクニオン工科大学の公式機関Technion Japanを経営し、その豊富なユダヤ人ネットワークからイスラエルの最新技術と日本企業をつなぐ技術商社として日本・欧米・イスラエルを中心に活躍中。世界のユダヤ人の中で最も知られた現存の日系ユダヤ人。著書多数。
石角完爾オフィシャルWEBサイト
http://www.kanjiishizumi.com/
Technion Japan
http://www.technionjapan.com/