「こんなことをやってみたい」は、コレで実現する
あなたは、今までに「こんなことをやってみたい!」と思ったことはありませんか?
「子どもの頃から、自分がセレクトした雑貨屋を開くのが夢だった」
「ニューヨークで、自分の作品の個展を開きたい」
「せっかくいいアイデアがあるのに、お金がないから実現できない」
「求めているコアなファンがいるのに、マーケットが小さいから実現できない」
そんなあなたの
「こんなことをやってみたい」という
アイデアや夢を実現する仕組みが
「クラウドファンディング」です。
クラウドファンディングと聞いて、
「ネットで資金を集めるやつでしょ?」
「ファンディングって、なんかあやしい」
「リスクがありそう」
「一般人がネットで資金集めなんてできるの?」
「こんなちっぽけな計画で、本当にお金が集まるの?」
「ファンディングなんて聞くと、大きなお金が動くんでしょ」
などと思われる方もいるかもしれません。
ひと言でいえば、心配ご無用です。
クラウドファンディングは、
十数万円から100万円ぐらいで十分に成立する
夢やアイデアを実現することができる
システムなのです。
しかも、資金集め以外にも、
いくつものメリットがあります。
【応援者の囲い込み】【事前マーケティング】
【販売ルートの開拓】【メディアPR】【社会的信用】など、
さまざまなことが無料でできるのです。
日本における「クラウドファンディング」研究の第一人者が、
クラウドファンディングをまったく知らない人、
聞いたことがあるというレベルの人に向けて、
クラファンの潮流や基本から活用法まで、
わかりやすく丁寧に解説します。
目次
序章 クラウドファンディングとは何か?・「クラウドファンディング」って何?
・クラウドファンディングの3つの種類
・クラウドファンディングに向いているプロジェクト
第1章 日本人のためのクラウドファンディング
・日本人は、クラファンを誤解している
・これから、クラファンが日本に広がる理由
・銀行・投資家からの資金調達より安心・安全
・「お金」以外に得られる7つのメリット
・日本ならではの注目カテゴリー、発見!
・地域活性化の一役を担うカテゴリー「コミュニティ」
・【事例】クラファンなら、都心から資金調達ができる
・2回のクラファン経験をして、3度目で大成功
・クラファン成功の3大ポイント
・成功するタイトルの文字数
・都道府県を巻き込めるという魅力
・名産品の多い日本ならではのカテゴリー「フード」
・【事例】「ふるさと納税」的なクラファン活用法
・九州の厳選素材を使ったスイーツを全国へ
・連続的クラファン利用で、通販のように使える
・地方なのに、都心からお金が集まる
・コストなしで、事前に市場調査
・通販プロジェクトがリアル店舗に
・最も伸びるカテゴリー「プロダクト」
・日本ならではの成功事例「赤ずきんのアイシャドウ」
・クラファン支援者層を日米比較
・「ネットの世界」での発信力で、コアターゲット攻略
・若年層を取り込むための秘策
・日本のクラファントレンド、2つのキーワード
第2章 クラウドファンディングをやってみたいと思ったら
・クラウドファンディングの主な流れ
・クラファンで資金調達する2つの方式
・成功に導く「CFサイト選び」
・「CFサイト選び」の5つのチェックポイント
・同じジャンルの成功事例を研究する効用
・クラファン企画書の書き方、4つのポイント
・「タイトル設定」が、成功の9割
・「プロジェクト概要」で、書くべきこと、書いてはいけないこと
・失敗する「目標金額」、成功する「目標金額」
・クラファンの「1/3の法則」
・「支援者リスト」を作成する
・「リターンの設定」の注意事項
・支援者が喜ぶリターン、うれしくないリターン
・【事例】リターンの魅力で思わず支援したくなる
・通常リターンに上積みリターン
・保証人要らずで、資金調達
・思わぬメリットが転がり込む
・支援者の懐具合に合わせたリターンを設定
・成功するリターンの2つの重要エッセンス
・【事例】地元の人を中心に訴求
・資金調達は二の次
・大都市からの支援獲得の工夫
・「行為の連鎖」で拡散
・成功するプロジェクトの開催期間
・開催期間中に盛り上がる2回の波
第3章 クラウドファンディング成功のポイント
・公開するための「下準備期間」を設ける
・最初の1週間で目標の25%以上を集めると、達成率は5倍にアップ
・「行列ができるうどん屋」と「クラファン成功事例」の共通点
・自分のファンを開拓する便利ツール
・コミュニティを探す、つくる
・できるだけイベントに参加する
・【事例】現役大学生が知った、人と顔を向き合わせる大切さ
・積極的に人に会って、夢を語る
・「奇抜さ」と「けなげさ」の勝利
・大きなプロジェクトでやるべきこと
・【事例】チームをつくって思いを広げる
・多様なコミュニティからの支援
・魅力的なギフトを作ったプロ集団チーム
・最初の拡散はSNS、ネット記事
・動画の最適時間
・拡散の加速は「インフルエンサー」の応援
・期間中はとにかく真摯に努力する
・耳が痛い意見とも向き合う
・チラシをつくって配る「アナログ」の力
・中だるみ対策を事前に仕込む
第4章 クラウドファンディングでよくある質問
【Q1】クラウドファンディングの応募資格と禁止事項はありますか?
【Q2】海外のCFサイトに投稿する際の応募資格を教えてください
【Q3】同じ案件を複数のサイトに同時展開できますか?
【Q4】集まったお金の税金は、どうなるんですか?
【Q5】支援した案件の本人が一度は起業してはみたものの、すぐ倒産してしまい、
リターンに設定されていた割引券や商品を受け取れていない場合、泣き寝入りですか?
【Q6】お金が集まらなかった場合はどうなるのですか?
【Q7】投稿するのに、お金はかかりますか?
【Q8】目標金額以上に集まった場合はどうなりますか?
【Q9】投稿する上で、動画は必要でしょうか?
【Q10】ストレッチゴールとは何ですか?
【Q11】すでに開始しているプロジェクトに対して、お金を集めることはできますか?
【Q12】プロジェクトを申請する前に相談できますか?
【Q13】プロジェクトの公開後の内容の編集・削除はできますか?
【Q14】プロジェクトの実行には、誰が責任を持つのですか?
実行されないときはどうなるのですか?
【Q15】もし、支援したプロジェクトが不成立となった場合、どのような返金方法になりますか?
著者について
-
Global Labo(NY)CEO、(株)クラウドファンディング総合研究所所長。
View More
1968年東京生まれ。高校卒業後、1988年に渡米。サウスカロライナ大学国際政治学部卒、中央大学ビジネススクール(MBA)修了、同大学院総合政策研究科博士後期課程。
1995年、出版・広告業ITASHO AMERICAを設立。2014年、「Global Labo, Inc.」(NY)を設立し、海外進出を目指す日本企業や個人をサポートしている。日米のクラウドファンディング事情に精通しており、日本のクラウドファンディング研究の第一人者として、クラウドファンディング関連の研究とともに、日本とアメリカ各地でク ラウドファンディング関連の講演活動、コンサルティングを行なっている。
中央大学政策文化総合研究所準研究員。中央大学ビジネススクール戦略アカデミーフェロー(講師)、在NY日本国総領事館海外安全対策連絡協議会委員。