子どもの運動能力が年々低下しています。まずはお子さんに運動好きになってもらいたい。新体力テストの攻略法も掲載しています。
POSTED BY稲川
幼稚園・小学校のお子さんをお持ちのお父さん・お母さんへ
ベストセラーの子育て新書シリーズです。子育て中のイライラの悩み、
子どもの勉強に関しての悩みの次に多い悩みが、
子どもの運動に関しての悩みです。
「人並みに運動ができるようになってほしい」
「運動オンチではこの先不安」
「運動ができるようになって自信をつけてほしい」など、
勉強の悩みほどではないにせよ、
子どもが健康に育ってほしいと願うのは親として当然です。
運動ができるようになるとメリットはたくさんあります。
とくに、3~12歳の「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期に、
粘り強さ、力強さ、動作の習得が得られ、
しかもこの時期にその能力は固定してしまうことが証明されています。
また、運動ができる子は、「習得する力」「集中する力」がつき、自信が備わります。
クラスのリーダー的存在になり、将来的にもやり遂げる力がつきます。
もちろん健康的な人生を送ることは言うまでもないでしょう。
ですから、運動はできないよりもできたほうがいいに決まっています。
そこで本書では、運動能力を少しでも伸ばす方法を伝授いたします。
とくに子どもの壁になる「逆上がり」「かけっこ」「なわとび」「とび箱」に関して、
親子でできる(親が教えられる)攻略法を解説していきます。
また、小学校に入ると必ず受ける「新体力テスト」の点数をアップするコツも
合わせてお伝えしていきます。
本来、運動オンチの子はいません。
ぜひお子さんとのコミュニケーションづくりも兼ねて、
子どもを運動好きにしてあげてください。
目次
はじめに 運動オンチの子どもはいない!序章 子どもたちが危ない! 体を動かすことが少なくなった現代っ子
子どもたちの運動に関する4つの大きな変化
1.公園での遊び方が変わってしまった!?
2.お父さん、お母さんの運動に関する認識不足
3.核家族化、異学年交流の不足による遊びの消失
4.体を動かす機会が減ってしまった
第1章 子どもの運動能力が伸びれば、大人になっても安心!?
運動することによるメリットはたくさんある
運動で身につくものは、数え上げたらキリがない
勉強好きな子にするためには、運動好きな子にするほうが近道
幼稚園、小学校で自信のある子とない子では、どんどん差がつく
運動能力は生まれてから11、12歳までに決まる
第1章のポイントまとめ
第2章 あなたの子どもの運動能力を最大限に伸ばす要素
どんな子でも必ず人並みの運動能力を備えている
親がやってほしい運動と子どもが伸びる運動は違う
大好きな先生を見つけることで子どもは大きく成長する
運動に必要な3つの能力「瞬発力・持続力・バランス力」
3つの能力には、子どもに備わったスポーツ遺伝子(DNA)がある
あなたは子どもが大好きな運動を知っているか?
子どもが得意な運動を探す方法
まずは子どもと一緒に体を動かそう
第2章ポイントまとめ
第3章 子どもの運動能力を伸ばす、親子でできる3つのエクササイズ
「瞬発力」を高めるエクササイズ
・じゃんけんダッシュ(基本編)
・じゃんけんダッシュ(応用編)
・リアクションダッシュ
「バランス力」を高めるエクササイズ
・バランス相撲
「持続力」を高めるエクササイズ
・お尻歩き
親子で運動を楽しく続けるためのコツ
第3章ポイントまとめ
第4章 子どもに教えられる「逆上がり」「かけっこ」「なわとび」「とび箱」攻略法
「逆上がり」「駆けっこ」「なわとび」「とび箱」を攻略しよう
肥満気味の子どもにお勧めの運動
「逆上がり」を3日で攻略する方法
・【逆上がりのポイント】
「逆上がり」をさらに効果的に攻略するために
「かけっこ」が速くなるための攻略法
・【かけっこのポイント】
「かけっこ」をさらに効果的に攻略するために
「なわとび」ができるようになるための攻略法
・【なわとびのポイント】
「なわとび」をさらに効果的に攻略……2重とびのコツ
「とび箱」を上手にとぶための攻略法
・【とび箱のポイント】
・ジャンプ力をつけるコツ
第4章ポイントまとめ
第5章 小学校必須の「新体力テスト」攻略法
小学校から始まる「新体力テスト」とは?
全国でも調査が必須になっている「新体力テスト」
「新体力テスト」は8種目ある
「握力」をアップさせるためのコツ
「上体起こし」をアップさせるためのコツ
「長座体前屈」をアップさせるためのコツ
「反復横とび」をアップさせるためのコツ
「20メートルシャトルラン」をアップさせるためのコツ
「50メートル走」をアップさせるためのコツ
「立ち幅とび」をアップさせるためのコツ
「ボール投げ」をアップさせるためのコツ
第5章ポイントまとめ
第6章 運動能力を伸ばすための習慣
子どもがチャレンジしたことをすかさずほめる
たくさんのスポーツや道具にふれさせる
親子でスポーツ観戦をする
あなたの武勇伝(昔の部活の経験など)を話す
少しでもいいので、運動は毎日やる
子どもの運動が長続きするために必要なこと
第6章ポイントまとめ
著者について
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福岡を中心に、全国でも数を見ない「自信を育むための運動教室」を展開する「グラッチャ子ども運動トレーニングセンター」代表。これまでにサッカー、体操、空手、テニス、スポーツ家庭教師などさまざまな運動教室の運営に携わり、指導してきた生徒は1000 人を超える。また、「指導に自信を持つ指導者を輩出すること」を目的とした学生のキャリア形成にも力を注ぎ、本物の指導が多くの子どもたちに届くように活動している。
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福岡大学スポーツ科学部健康運動科学科スポーツ心理学専攻。小学校から大学までさまざまな競技種目を経験し現在にいたる。中学体育教師の親を持ち、運動へのコンプレックスから幼少期は大の運動嫌い。スポーツを楽しむというちょっとしたきっかけにより、自身の運動嫌いが変わったことから、世の中すべての子どもたちが運動好きになれるという強い想いを持っている。指導は熱血、子どもたちの運動能力を伸ばすことはもちろんのこと、挨拶・礼儀・チームワークなどが身につく指導を行い、保護者から絶大な支持を受けている。今回の作品が処女作となる。