なぜ仕事がつらいと思ってしまうのか?
あなたが「いまの仕事がつらい」
「会社を辞めたい…」
と思ったらなにをするでしょうか。
転職サイトを覗いたりビジネス書でスキルアップを図ったり
するのではないでしょうか。
しかし、そのやり方ではあなたが最短で成功に到達することはできません。
なぜなら、無計画の努力を続けることで
自分に向いていないことをひたすらやってしまうからです。
人は、自分に向いていないこと
やりたくないと潜在的に思っていることは
いくらやっても身につけることはできません。
では、どうすべきか。
まずはなにかを習得しようと努力する前に、「自分はなににむいているのか」
つまり、「自分の強みはなにか」を自分で把握しないといけないのです。
ドラクエのストーリーを読むだけ!
本書の主人公は、家電メーカーの営業。彼は、ある朝目を覚ますと、1人の「勇者」になっていました。
そして王国の危機を救うよう命じられます。
しかし彼は思い悩みます。
――おれって、勇者向いてないし…
そして、自分の適性を知るために「自分を知る泉」を旅することを決意します。
本書は、「自分を知る冒険」の物語を読み進めることで
あなた自身の「強み」もわかるように構成されています。
そのための診断が「アセスメント」です。
「アセスメント」とはアメリカのスパイの
選抜をするために使われていた本格的な診断です。
あの「インバスケット」も、アセスメントの1種なのです。
あなたも、主人公と一緒にストーリーを読み進めながら
「質問」に答えていくだけで
・自分に向いている仕事
・自分の伸ばすべき強み
を見つけることができます。
弱みに目をつぶって、得意なことを伸ばそう!
あなたは、自分の仕事が「自分に向いている!!!」と思っていますか?それとも、「向いていない!」と思っていますか??
前者であれば、それは幸福なことです。
しかし、多くの働く人にとって
「自分はこの仕事に向いているのだろうか」
と考えることは一度や二度ではないはずです。
本書の「自分の強みを知る」診断を使って、
自分の強みを活かした仕事につくことこそ、
成長と幸福につながります。
――あなたがやるべき仕事はどこにあるのか。
その答えはぜひ、本書を手に取って探してみてください!
転職やキャリアチェンジを考えている方、
社内でもっとキャリアを積みたいという方に
読んでもらいたい1冊です。
著者について
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株式会社アルゴオ 代表取締役
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人材開発・診断の「パーソナル・セルフ・アセスメント」の日本での第一人者。大学卒業後、人事コンサルティング会社にて企画職を経験後、27歳で株式会社アルゴオを設立。
現在、同社代表取締役。専門は人事制度設計・人材アセスメント、テーマ別研修。人材アセスメントでは多数の上場企業を中心に200社以上の診断を行い、キャリア開発を組み合わせた「キャリア開発型アセスメント」を展開する。 設立以来24年間、人材アセスメントに携わり、2万人以上のビジネスパースンの指導を行ってきた。「みずほセミナー」など講師としても年間200日以上登壇。
著書に『リーダー育成のプロが教えるビジネス能力の磨き方』(かんき出版)がある。
人材アセスメント
経営者・管理者としての保有能力を客観的に診断する手法。米軍のスパイの適正診断としても使われている。
ビジネス状況のシミュレーションを複数実施し、専門のトレーニングを受けたアセッサーが、複数の評価項目ごとに定量的評価を行う。診断結果は本人と組織にフィードバックを行い、本人には自己啓発のアドバイスを、組織には人事諸制度の提言を行うことによって、個人と組織の成長を促すプログラム。 日本には1970年代の低成長期に、大手企業を中心に能力主義人事制度と共に導入、その後、中堅企業に浸透した。「インバスケット演習」は人材アセスメントの演習の一つ。