あなたはいいね! 貧乏に陥っていませんか?
「これからのビジネスは『共感』が大切だ」そんなことはもう何度も聴いた。
その共感をどうやって売り上げに結びつけるか分からない。
そこが知りたい。
マーケティングに関わる多くの方から
最近、そのような声を良く聴きます。
「生活者の消費行動が変わった!」
「売り込んではいけない!」
「共感」を得ることが大切だ!
などと、「共感マーケティング」がもてはやされていますが
あなたの会社は本当にそれで売り上げが上がりましたか?
お店や会社ではフェイスブックのいいね! を集めることに
必死になったわりに、売り上げに結びついていないということが
ほとんどなのではないのでしょうか。
そんな共感を得ることだけをがんばって
売り上げが伸びていない状態を
本書では、「いいね! 貧乏」と呼んでいます。
では、いいね! 貧乏を脱出するためにはどうすれば良いのでしょうか?
世界で最も効果のあるコピーとは??
あなたは世界で最も効果のあるキャッチコピーとはなにか知っていますか?
どんな秀逸なキャッチコピーや
莫大なお金をかけたマーケティングも
このコピーにはかないません。
それは……
自分が信頼している人からの
「これ、いいよ!」
というオススメの言葉です。
お客さんは、大好きで信頼している人から「これ、いいよ!」と言われると
買ってみようかなという気になります。
つまり、小さな会社やお店も、
顧客と恋人のような「相思相愛」な関係さえ築けていれば
膨大な広告費をつぎ込むことなく、
勝手にモノが売れてくれるのです。
でも、そんな都合の良い話があるのでしょうか???
これからは「Win=Win」ではなく、「LOVE=LOVE」の時代
ここで問題になってくるのが、顧客と相思相愛の関係をいかに作るかということ。
その方法を7つにまとめたのが本書の
「魔法のマーケティング」です。
顧客と相思相愛になるためのマーケティング手法を
「ラブストーリー戦略」として紹介します。
これからの時代、「Win=Win」のような胡散臭い言葉よりも
「LOVE=LOVE」のような強固で下心のない関係を築くことが重要です。
「LOVE=LOVE」の関係さえ築けていれば、
あなた自身のしごとも楽しくなってきます。
まるで恋人に勧めるかのように
モノを届けることができるのです。
つまり、魔法のマーケティングを使えば
・仕事を楽しんで
・しかもきっちり儲けを出す
ことができるのです。
あなたもこの本で、
仕事を楽しみ、そして売り上げを伸ばしていってください。
本書を読んでほしい読者
・いいね!集めに奔走するフェイスブック担当
・予算も広告費もない小さな会社のPR担当
・売り上げが伸びない店舗経営者
・他の会社の成功事例を知りたい大企業のマーケティング担当
いいね!がお金に変わる 魔法のマーケティング
魔法1 物を売るな、物語を売れ
魔法2 おもしろそう、モテそうと思わせよ
魔法3 五感すべてに訴えかけよ
魔法4 お客さんと親密になり、一緒に行動せよ
魔法5 自分をさらけ出せ
魔法6 ミステリアスな要素を残せ
魔法7 期待値を1%でも上回り続けよ
著者について
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湘南ストーリー・ブランディング研究所代表。
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物語の力で、会社、お店、商品、個人を輝かせ続けるストーリー・ブランディングの第一人者。
大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店に入社。営業局、クリエイティブ局を経て独立。フリーランスのコピーライター&CMプランナーとして50社近くの企業の広告制作に携わる。
東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴は15回以上。
日本でいち早く「ストーリー・テリング」に注目。ビジネスやスピーチなどにストーリーを取り入れるというブームのさきがけとなる。
現在は、大企業の広告制作にとどまらず、小さな会社やお店が、どうすればモテる会社になって、お客さんとのラブストーリーを描いていけるかのノウハウを、個別のアドバイスや講演・執筆などを通じて提供している。
かつて舞台やドラマの脚本家としても活動していたことから、難しいものをやさしくストーリー化してエンターテインメント作品にするような企画も得意分野。
「人生のすべてをエンターテインメントに! 」を合い言葉に、今後もつまらないモノを少しでもおもしろくするような企画に取り組んでいく。
書店、神社、雲、古代史が好き。
著書は『価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ』(クロスメディア・パブリッシング)、『小さいけれどみんなが好きになる モテる会社』(あさ出版)、『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)など多数。