トップアスリートのメンタルに学べ!
イチロー、ダルビッシュ、北島康介、石川遼、錦織圭、メッシ……。なぜ彼らは「最高のパフォーマンス」を生み出せるのだろうか?
彼らは常に「最高の自分」を思い描いたメンタルトレーニングをしている。
しかし、それは彼ら特有のものではない。
実は、あなたの中にも眠っているものなのだ。
あなたは自分の才能に気づいていないだけ。
米国オリンピック委員会スポーツ科学部門の客員研究員として、臨床スポーツ心理学者とて20年以上、プロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務めてきた著者が、あなたの才能を開かせる、とっておきの方法を余すことなく紹介する。
あなたをプロフェッショナルに導くツール
あなたが「最高の自分」をつくる手助けをしてくれるものは何か?
それがトップアスリートのメンタルトレーニングから著者が導き出したさまざまなツールだ。
この本は、あなたにとっておきのツールが満載されている。
・自分との対話ノート
・右脳活用瞑想法
・メンタルリハーサル
・セルフ・ブレイン・ストーミング
・やる気究明ノート
・回復量チェックシート
これらのツールを使えば、あなたも「最高のパフォーマンス」が引き出せる!
あなたをプロフェッショナルに変える43の習慣
トップアスリートのメンタルトレーニング、それは以下の言葉に集約される。自己イメージ/ゾーン/自分流/
モチベーター/型を破る/集中力/
潜在能力/直感力/チャレンジ精神/
チャンス/時間/粘り強さ……
誰しもが手に入れたいものばかりだ。
0.01秒、コンマ数ミリのスポーツの世界に比べれば、仕事でのパフォーマンスは難しくない。
一流のプロだけが知っている習慣をあなたが手にしたとき、間違いなくプロフェッショナルとして活躍しているはずだ。
目次
第1章 まずは自分の才能を見つけ出そう・才能は1つだけでよい。ただし、それで負けてはいけない
・あなたの知らない素質に気づこう
・私が体験した不思議な現象を教えよう
・「自己イメージ」を書き換えて奇跡を起こす
・潜在能力のパワーを活かそう
・「才能」は誰もが持っている
・「やらされている仕事」を「自発的にやる仕事」に変えていこう
・仕事に置いて、徹底的に自分流を貫こう
第2章 途中であきらめずに信じた道を進もう
・失敗すればするほど元気になろう
・「石の上にも10年」で一流の仲間入りができる
・不器用な人間ほど成長できる
・絶対途中であきらめてはいけない
・とにかく徹底的に量をこなそう
・練習や鍛練は1人きりで行うに限る
第3章 集中力の達人になるための方法
・情熱と熱意こそ集中力のガソリン
・「ゾ-ン」こそ、最高レベルの集中力
・「自分との対話ノート」を活用し、自分自身を深く知る
・内なる自分との対話が、成功への道を開く
・メンタルリハーサルを駆使してパフォーマンスを向上させる
・集中力を発揮するためにリラックスする習慣をつける
第4章 偉大な独創力はこうして生み出そう
・独創力を生むセルフ・ブレイン・ストーミング
・成功者は必ずメモをとる
・固定観念にとらわれないことの大切さ
・直感力を徹底的に鍛えよう
・型を破ること即ち「発想」なり
・これが創造力を発揮する秘訣
・忘れることが苦手な日本人
第5章 欲望とモチベ-ション
・夢を実現させる欲望こそ成功のエネルギ-
・モチベ-ションを高める方法
・自分の信じた道を貫き通すことでモチベ-ションは高まる
・3つの外発的モチベーターを理解する
・「やる気究明ノート」を毎日つけモチベーションを高める
・内発的モチベーターほど強力な欲望はほかにない
・楽観主義者ほどよい成績を上げることができる
・イチロー選手の飛び切りのプラス志向の習慣を取り込もう
・夢をリアルにイメージすれば誰でもモチベーションが上がる
・夢実現ノートを作成して「やりたいこと」を潜在能力に伝えよう
・こうして仕事を面白くする工夫をしよう
第6章 運とチャンスをつかまえる
・なんとしてもスピ-ドを最優先させよう
・これが人脈の達人になる秘訣
・お金よりも大事な時間という資源を見つめ直す
・朝の時間を活用すれば最高の自分にめぐり合える
・「回復量チェックシート」で体調管理をしよう
著者について
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1947年兵庫県生まれ。京都大学工学部卒業。
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学生時代テニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号取得。
米国オリンピック委員会スポーツ科学部門の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。
また、イチロー、タイガー・ウッズなどのスーパーアスリートを分析するとともに、過去20年以上にわたり、臨床スポーツ心理学者として、プロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務める。
鹿屋体育大学教授、日本スポーツ心理学会会員。
著書にベストセラーになった『イチロー思考―孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫』(東邦出版)など多数。