あなたの会社の借り入れを点検し、資金繰りを改善します
スーパー資金繰りコンサルタント小堺桂悦郎氏が明かす「超画期的資金繰り法」。
銀行&信用保証協会を徹底的に活用すれば、まだまだ資金繰りはラクにできます。
危機突破マニュアルも付いてくる
●もくじ
プロローグ 資金繰り下手が会社を潰す!▼資金繰りをしていく上で重要な考え方を説明します
1 黒字決算でも倒産する
2 経営者の仕事は「売上アップ」と「資金繰り」
3 資金繰りでは具体的には何をするのか?
4 資金繰りの良し悪しは「資金調達」で決まる
5 貸し渋りといっても銀行は貸さないわけじゃない
6 銀行から借りる方法こそ最も重要
7 銀行への返済額は減らせる!
第1章 これだけはおさえておきたい資金繰りの基本
▼意外と知らない&勘違いしやすい資金繰りの基本を説明します
1 会計のルールがあるから資金繰りが複雑になる
2 「在庫」の扱いを間違えると危ない!
3 設備投資を間違えると危ない!
4 売上は増えれば増えるほど資金は足りなくなる!
5 1ヵ月サイトは2ヶ月サイト
6 この業種は要注意!
7 超簡単資金繰り表の作り方
第2章 あなたの借入は大丈夫か?
▼借入に関して最低限知っておくべきことを説明します
1 足りなきゃ借りてくるしかない
2 借りてくるのは社長の仕事
3 さあ、どこに行って借りますか?
4 担保と連帯保証人は慎重に!
5 使ったモン勝ち!信用保証協会を徹底的に活用しよう
6 こんなときこそ政府系金融機関
7 融資の受け方はいろいろあっても基本は2種類
8 借りた金の使い道は2種類!
9 資金使途できまっている返済期間
第3章 銀行が「貸したい会社」「貸したくない会社」
▼銀行の査定方法&銀行員の考え方を説明します
1 あなたの会社は「査定」されている
2 あなたの会社も5段階評価されている
3 あなたの会社も不良債権処理されている
4 貸したとたんに貸倒引当金計上?
5 早めに銀行対策すれば、まだまだチャンスはある!
第4章 返済額は減る!あなたにもできるリ・スケジュール
▼返済額を減らすための技術を説明します
1 その借入本当に返せますか?
2 返せなくても不思議じゃない
3 借入返済のための融資申込み?
4 貸出条件変更(リ・スケジュール)で返済額を減らす!
5 リスケってなんだろう?
6 リスケをすると、もう二度と借りられない?
7 それでもまだ借りますか?
8 信用保証協会をうまく利用する
9 銀行員には、こうやって話をする
10 話してダメなら書面で交渉する
第5章 銀行員を貸す気にさせる交渉術
▼交渉の場で必要な心構え&簡単資料を説明します
1 銀行員はよくわかっていない
2 社長が説明できなきゃしようがない
3 銀行員が聞きたい企業概況
4 銀行員を貸す気にさせる超簡単資料3点セット
5 資金繰実績・予想表も超簡単
6 経営改善計画書はたった一枚で十分
7 複数銀行からの借入があればプラス3点
8 準備が終わったら、いざ交渉!
9 返せない?返さない?交渉ポイント
第6章 あきらめるな!まだまだできることはある!
▼最終手段&最終手段をとるべきタイミングを説明します
1 銀行返済しなければ資金は回るのか?
2 金利は下げることができる
3 あなたも債権放棄できる
4 気になるのは連帯保証人
5 不渡り出さなきゃ倒産はない
エピローグ 返さなくてもいい、借りなくてもいい
巻末付録 危機突破マニュアル
▼知らないと危ない!突発的な出来事への対処法を説明します
1 取引先が倒産したら?
2 連帯保証先が倒産したら?
3 競売?追加担保?をせまられたら?
4 取引銀行が破綻したら?(中小企業のためのペイオフ対策①)
5 取引銀行が潰れそうなら?(中小企業のためのペイオフ対策②)
6 資金繰りも情報が命の時代になった!
●編集担当者より一言
「先々の資金繰りが不安だなぁ」「最近、返済が苦しいなぁ」
「前のように借りれなくなったなぁ」
「取引先(or取引銀行)が潰れたらどうなるんだろう?」
と思ったら、ぜひ読んでください。
本書を読めば、まだまだ資金繰りに関する選択肢がたくさんあることに気づくはずです。
あなたの会社の資金繰りは、まだまだ楽になります。
品切れ
著者について
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“借りる技術・返す技術”を指南する資金繰りコンサルタントとしてのキャリアは20年以上。主に中小企業経営者の立場に立った実践的なコンサルティングが好評。相談に応じた企業数は2100社を超し、銀行から引っ張った融資総額は150億円以上。ほとんどのクライアントが債務超過の、資金繰りに悩む企業であるにもかかわらず、これまで倒産した企業はわずかに1社。
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バブル景気真っ只中の1980年代を通して金融機関の融資係を務め、1989年、日経平均株価が史上最高値をつけた日を最後に税理士事務所に転職。税理士事務所では、バブル崩壊後となる1990年代の大半を資金繰りコンサルティング業務に専任。銀行対策を得意とし、年商1000万円から40億円までの幅広い企業のコンサルティングをはじめ、M&Aなども担当。2001年末にコンサルタントとして独立した。
2006年発売の『なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?』(フォレスト出版)はシリーズ累計70万部を突破する大ベストセラーに。「お金」の専門家として、実例をもとにした生々しくも親しみやすい内容と文体に、税理士や銀行員といったお金のプロから、経営者、経理担当者、一般のビジネスマンから主婦まで、幅広い読者をもつ。