評価される人ほど"浅知恵"を身につけている!
なぜ若いビジネスマン、もとい普通のビジネスマンはくだらないことでヘマをしてしまうのか。
ここで言うくだらないこととは、
「話す」「聞く」「書く」「人前で話す」「交渉する」「問題を解決する」など、
ビジネスのキホンのキだ。
おそらく彼らは自身の未熟な経験に基づいて
場当たり的に行動してしまうから失敗するのである。
どうやら、世の中では「自分の頭で考えて行動すること」が
すばらしいと考えられているらしい。
しかし、それを真に受けるべきではないと著者は喝破する。
評価されるビジネスマンほど「型通りに行動すること」を大切するのだ。
箸の持ち方のように何も考えず、型通りに行動すれば、失敗のリスクは減るし、
たとえイレギュラーが起こったとしても
型を少しアレンジするだけでクリアできるものは多い。
確かにそれは「浅知恵」かもしれない。
しかし、勘違いしないでいただきたいのだが、
本書で言う浅知恵とは「あさはかな考え」という意味ではなく、
だれでも身につけることができるカンタンな知恵ということである。
本書では、「話す」「聞く」「書く」「人前で話す」「交渉する」「問題を解決する」という
各カテゴリごとに、そんな67個の「浅知恵」を伝えていく。
目次
第1章 沈黙なんて恐くない!「話す」浅知恵第2章 誰でもプロのインタビュアーに!「聞く」浅知恵
第3章 誰に読ませても恥ずかしくない!「書く」浅知恵
第4章 緊張と赤面よ、さようなら!「人前で話す」浅知恵
第5章 シナリオどおりにコントロール!「交渉する」浅知恵
第6章 火消し役はまかせなさい!「問題を解決する」浅知恵
※本書は2012年に出版された
『30歳までに手に入れたい仕事力99』に一部加筆修正をしたものです。
著者について
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株式会社ブレイクビジョン代表取締役。1965年東京都生まれ、青山学院大学経済学部卒業。新日本証券株式会社(現みずほ証券)を経て、経営コンサルティング会社に入社。戦略立案、問題解決プロジェクトに携わり、研修講師などもつとめる。1996年、経営コンサルティング会社を設立し、代表取締役に就任。企業の経営問題を解決するスペシャリストとして、たびたび新聞や雑誌等で取り上げられ、講演なども行う。こうしたビジネス経験から、人材育成の重要性を改めて感じ、現在は研修・セミナー講師としてビジネスパーソンの教育に力を注いでいる。
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著書に『30歳までに手に入れたい仕事力99』(フォレスト出版)、『どんな問題もシンプルに解決する技術』(同文舘出版)、『仕事ができる人の問題解決力』(税務経理協会)がある。
主な研修テーマは、ロジカル問題解決力研修/プレゼンテーション研修/ファシリテーション研修/ビジネスコミュニケーション研修など。
株式会社ブレイクビジョンHP http://www.breakvision.co.jp/