突然ですが、あなたは、「お金がない」「足りない」と
1日、何度、心の中でつぶやいていますか？

多くの人の人生に暗い影を落とす「お金の問題」。

一生のほとんどをお金を得るために、嫌な仕事に費やしたり、
お金の貸し借りで、人間関係を崩壊させたり、
1日の思考のほとんどを、お金の不安について費やし、
結局、一生のほとんどをお金の不安と向き合うことで終わってしまう・・・
ということも、よくある話です。

実際、私たちが、日々下すほとんどの決断、行動のほとんどが
お金のある・なし、多い・少ないか、によって左右されています

私たちの人生に、多大な影響力を持っているお金。

そもそも、お金とは何なのか？

あなたは、考えたことがあるでしょうか？

実は、お金の本質に気付くことが、
お金の苦しみや不安から抜け出す大きな一歩となります。

その昔、昔、お金がまだこの世に存在していない頃、
物々交換で、生活を成り立たせていました。
必要な人に、必要な資源がいきわたるようにという
尊い目的で発明されたのが、「お金」です。

物々交換を、さらに円滑に進めるための道具であったはずのお金ですが、
いつの間にか、“単なる道具”という存在を超え、
私たちの感情を左右するものとなり、人生の大きな決断さえもを、
左右する存在になってしまいました。

しかし、もともと、お金にそんなパワーはありません。
ただの紙であったり、硬貨です。
物々交換のための道具です。

そこに、限りない影響力とパワーを与えているのは、
他でもない、私たちです。

一体、いつから、お金は、私達の人生に
そこまで大きな影響力を持つようになったのでしょうか？

お金を第一に考えると、人生がおかしくなるということは、
多くの人が気付いていますが、とは言え、
幸せに暮らすのに、ある程度のお金は必要な気がする・・・

過去の人生はお金の“ウソ”に飲み込まれ、
マネーゲームにどっぷりとはまっていたと言います。

時代は1970年代。
リンさんの夫は、全米トップビジネススクール出身のMBA取得者とともに
向こう見ずな目標を立てながら、ビジネスを拡大させることに躍起となっていました。

やればやるほど、お金が入ってくる状況に、リンさん自身もワクワクし、
ビジネスマンの夫を全面でサポートし、
週末の出張なども、喜んで送り出していたといいます。

「子供が一番大切」と口では言いながら、実生活では、
子守はベビーシッターに任せて、自分は買い物や社交へと
外出ばかりしていたと振り返ります。

しかし、世界の貧困と向き合うNPO「ハンガープロジェクト」との出会いで、
リンさんの人生は、大きく変貌しました。

「地球の慢性的な飢餓にピリオドを打つのは可能だ」

ハンガープロジェクトのこのメッセージを聞いた瞬間、
雷に打たれたように、全身に電流が走ったといいます。

その言葉は、彼女の魂の奥深くに響き、本当の人生へと目覚めさせました。

リンさんは、この言葉を聞いた瞬間、
“「お金と所有の無限の連鎖」から降りた”
と著書『ソウル・オブ・マネー』（ヒカルランド）でも振り返っています。

それまで彼女にとってお金は、
所有と消費、貯蓄する対象でしかありませんでした。

収入が右肩上がりになると、どういったことが起こるのか？

収入が上がれば、所有する物の質を上げていきます。
そうすると、外見に見合うよう内面も磨きたくなり、
社会的に洗練されたくなって、
ワインについて学んだりといったことを始めます。
ワインについて学んだら次は、ワインセラーが必要となり、
ワインセラーがあるより広い高級な家に引っ越すと、
次は、高級な家に、芸術品がないと物足りなく感じるようになり、
絵画やアート作品を買い漁る・・・
といった具合に、次から次へと、欲望は掻き立てられ、知らない間に
欲望とお金の奴隷になってしまうと言います。

「もっともっと」という際限なき欲望に掻き立てられ、
マネーゲームの虜となってしまっていたのです。

しかし、そんなリンさんにも転機は訪れました。

それは、彼女が「ハンガープロジェクト」に対して、
お金を寄付した瞬間でした。

自分が本当にやりたいと思うことに、お金を払った瞬間、
劇的な変容を体験したといいます。

今まで、所有、消費の対象でしかなかったお金を、
自分の魂の想いに即して、とお金を使った瞬間、
自分とはいったい何者なのか、本当の自分を知り、
今までにない充足感を感じたといいます。

自分の決断を、自分の内なる価値観と調和させると、
劇的な変容を体験すると、リンさんは言います。
そして、実際、自分が体験しただけでなく、多くの人が自分と同じように、
劇的な変容を体験するのを見てきたといいます。

お金を自分の価値観と一致させた瞬間、
リンさんは、自分が何者かを悟り、
そこから、彼女の本当の才能、ファンドレイザー(資金調達人)として活躍する人生が始まりました。

『ハンガープロジェクト』にファンドレイザーとして働きだし、
インド・カルカッタで、故・マザー・テレサと働いていた時のことです。

マザー・テレサは、彼女に貧困の悪循環よりも、一見見えづらい部分
それは、豊かさの罠、財産の負担から生じる
魂の渇望と貧しさであると彼女に伝えました。

そこから、お金と人間関係とはいったいどういった関係があるのか、
という探求が始まりました。

そこで、彼女はある事実に気づきました。

それは、
明日食べるものも、着るものも、住む場所も、チャンスも何もない
最も貧しい環境に置かれた人だけでなく、
すでに一生で使いきれないほどの貯金も持っている人でさえ、
「まだ足りない」という欠乏感にさいなまれているという現実です。

お金と私たちは、どうすれば、幸せな関係を気付けるのか？

そこで行き着いた答えがあります。

冒頭に、もともとお金は、ものを円滑に交換するために
発明された道具ということをお伝えしました。

しかし、現在、お金は、私たちの感情、決断、人生を
大きく左右するほどのパワーを持ってしまっています。

そこで、彼女がまず明らかにしたのが、
「お金のまやかし（ウソ）」です。

私たちが持っているお金の文化には、多くのウソが存在し、

例えば、転職したり、リストラされて、給与が減ると、
どこか社会的に肩身が狭い気がするということはありませんか？

そこに、際限はありません。

次々と生み出される広告は
あなたがまだ手にしていないものを指摘し、
あたかも、それを手に入れれば、問題は解決される、
幸せになれるとあなたを誘惑します。

キーワードは、「欠乏」から「充足」です。

ちょっと抽象的でわかりづらいので
この詳細についてお伝えしていきます。

私たちは、日々、

「お金が足りない・・・」
「時間が足りない・・・」
「睡眠時間が足りない・・・」
「収入が足りない・・・」

と、「ない」「ない」ということを日々口にしたり、
心の中で、1日に何度もマントラのように、その呪文を繰り返しています。

リンさんは、食べるもの、衣服、住居、チャンス、
ありとあらゆるものがない最も貧困な状況に置からた人たちから、
なんでもある環境にある人たちまでをみてきたけれど、豊かな人でさえ、
「何を所有していないか」「何を手に入れたいか」
という話題にあふれていると指摘しています。

この「十分にない」「不足している」という感覚が
自分が日々考え、行動するベースになってしまっていると指摘します。

そして、不足という感覚で行動するとどうなるのか？

本来あなたが持っていた魂の願い、宇宙とのつながりと遮断され、
「恐れた状況にならないように」と嫌な仕事も請け負うようになり、
お金と恐れの関係を築くようになります。

もともとは、3人の子供を持つ普通の母親だったリン・トゥイスト氏。

1970年代、夫はビジネスマンとして成功し、ビジネス、収入が拡大する中、
リン氏はも、「子供が一番大切」と言いつつも、
実際は子守はベビーシッターに任せて、
買い物、娯楽のために、いつも外出していたといいます。

“地球の慢性的な飢餓にピリオドを打つのは可能だ”

という

『ハンガープロジェクト』のメッセージが魂に響き、
この団体との関わりが始まります。

リン氏は、この団体に寄付した瞬間、
自分が何者であるかという認識が大きく変わったと言います。

今まで、消費や貯蓄に使っていたお金への決断を、
自分の内なる価値観に調和させた瞬間、
劇的な内なる変容を感じ、その瞬間、"お金と所有の無限の連鎖”から
降りることができたと言います。

“所有しているもの”ではなく、“与えるもの”によって、
自分が何者であるかを知り、本当の充足感を感じることができたのです。

その後、『ハンガープロジェクト』で、ファンドレイザー（資金調達人）として
アフリカ、南米、インドなど世界を舞台に活躍されます。

家どころか、明日食べるものも、チャンスも、衣服も
何もない最も貧しい状況に置かれた人々。

それに比べ、毎日食べるものにも困らず、
住む場所も、衣服も、十分にあるにもかかわらず、
状況にかかわらず、多くの人は、
「これではまだ十分ではない・・・」「もっと収入をアップさせないと！」
とないものにばかり、意識を向けて1日を過ごしています。

通常、弊社の教材は、安くても3万円台、通常5万円台のものが多く、
今回も世界的スピーカーの版権ということで、取得するのに、
それ相応の金額がかかりました。

しかし、今回の講師は、世界的慈善家であるリン氏です。
リン氏が伝えているメッセージは、自分だけでなく、地球上のすべての人が幸せに、
機能する社会にするための重要な知恵です。

あなたは、1日でどれくらいの判断を、
お金に左右されているか、知っていますか？

・この服にするか、あの服にするかは、価格で決める。
・どの会社に転職するかは、給料で決める。
・今の会社は、給料が少ないので悪いと判断する。
・あの人は、お金持ちなので、特別扱いする