多くのマーケティング本を読み漁っても結果が出ないのはなぜ?
あなたは、
「マーケティング、マーケティングと周りが騒ぐから……」
という理由で、これまで入門書を何冊も読んだのではないでしょうか。
しかし、どれも効果に結びつかない……
なぜでしょうか。
理由は、かんたんです。
多くのマーケティング本は、大企業向けに書かれているからです。
一般的なマーケティング理論は、潤沢な資金や、
充分な時間をかけられる大企業を前提に組み立てられているのです。
人もお金も限られた中小企業が、
それを真似ようとしてもうまくいかないのは、自明のことです。
小さな会社のマーケティング担当が、
もう一度マーケティングを学び直したいと思った時、
学ぶ内容はしっかりと選ばなければなりません。
つまり、わざわざ効果の出ない理論をいくら覚えても意味がないのです。
マーケティングの最終目標は、なんですか?
そうはいっても、何から学べばいいか途方に暮れてしまうかもしれません。
しかし、明日から成果を出したいと思うあなたの目的は、一つ。
それは、マーケティングの知識をすべて覚えることではないはずです。
唯一の目的は、悩まずに! 今すぐに! 顧客を集めることです。
しかも、自社のロイヤルカスタマ―になってくれる、優良な顧客を。
そのために必要な道のりは……
●マーケティングで押さえておかなければならない
超「基本」をできるかぎりかんたんに、おさらいをして、
●基本を応用した、すぐに効果が出る理論を身につけることです。
では、どうすればよいのか?
マーケティング戦略で基本的なものに「4つのP」(4P)というものがあります。
あなたもどこかで聞いたことはあるのではないでしょうか。
最も有名で代表的な4つのPとは……
•製品戦略Product
•価格戦略Price
•チャネル戦略Place
•プロモーション戦略Promotion
理論だけで聞くと「ふ~ん、なるほど」と思うかもしれません。
しかし、4Pだけを基軸にしてしまうと、
お金がたくさんかかる……
思ったように売れない……
という弊害も発生します。
そこで著者が考え出したのが、4つのPならぬ7つのP!
先ほどの4つに加えて……
•ターゲットプロファイリング Target Profiling
•コミュニケーションプロセス Communication Process
•マーケットポジショニング Market Positioning
これまであまり知られてこなかったこれらの戦略をとれば、
おカネをかけずに、効果的に顧客にアプローチできるのです。
こんな人に読んでもらいたい!
・これまでマーケティングの本を何冊読んでも身につかなかった
・お金をかけずに売り上げを倍増させたい
・マーケティングの部署に配属されて、すぐに使える基礎知識を学ばねばならない
・大企業の理論をまったく参考にできない小さな会社を経営している
先の見通せない不安定な時代、
悠長に「お勉強」できるほど余裕のある会社は多くはありません。
もっとも大切なのは、効果が出るという「出口」を意識して、本から学び取ること。
本書は、そのことを常に意識して作られた実践の書です。
ぜひ本書のマーケティングを実践して、
成果が出るようチャレンジしてください。
きっとライバルに大きな差をつけることができるでしょう。
※本作品は2006年に刊行された
『本当に役立つ!マーケティング入門』(弊社刊)を改題、再編集いたしました。