父が急死…!住宅ローンはどうなる…?
≪story3秋山家「残されたローン」より≫
縁起でもない話ではありますが、皆さんは考えたことはありますでしょうか?
このような話は、
もちろん現実的に起こりうる話です。
そして、多くの人が、事前に準備をしていなかったために、
大変な思いをしているのです。
遅れましたが、本書は『相続』に関する本です。
皆さんは、相続というと、
「金持ちの人の話だから関係はない」
「遺書を書いておいてもらえば大丈夫」
「もう少し後でもまあ平気だろう」
…など、どこかで人ごとになっていませんか?
しかし実は、相続とは残った遺産をわけるということだけではなく、
「残された住宅のローン」や「ボケた老人の遺言書」など、
あなたの生活に潜んでいる身近な問題なのです!
賢い人達は気がついて動き出しています。
「相続なんて、死んだ後の話だ」は、もう古い考え方です!
「相続なんて、自分には関係ない」は、大きな間違いです!
相続を体験した多くの人は、
「準備しておけばよかった…」と口をそろえます。
そこで、本書は、
名古屋に事務所を構え、相続の相談セミナーは大盛況。
相続専門コンサルタントとして、裏も表も知り尽くした著者に、
相続の本当の怖さ、考えるべきポイントを紹介してもらいます。
本当にあった「7つのストーリー」だから、小説で手軽にハラハラしながら学べる!
相続についての、細かい解説や難しい話は、他の入門書・解説書にお任せしたいと思ってます。
本書の目的は、
あなたが「相続」についての意識を新たにしていただくこと。
実際にあった「7つの家族のストーリー」を、
手軽に読める短い小説の形でご紹介します。
紹介する7つのストーリーは以下です。
- story1 「ニートの相続」
- ニートの弟、一流企業の兄。
残されたアパートの権利をめぐって…
(続きは16ページへ) - story2 「2通の遺言書」
- ボケ気味の老人を利用して…
長男夫婦、長女夫婦それぞれの思惑が絡み合う!
(続きは31ページへ) - story3 「残されたローン」
- 父の急死!残されたローン!
残された家族で、ののしり合いがはじまる…
(続きは42ページへ) - story4 「知らない借金」
- 死んだ父は連帯保証人だった!
多額の金額を前に、残された女3人の取る道は?
(続きは49ページへ) - story5 「余命1カ月」
- 末期ガン!余命1カ月の宣告…
愛する家族の為、何ができるのだろうか?
(続きは58ページへ) - story6 「分配ドロドロ」
- 姉の夫が横から口をはさんできた!
話をまとめるため、著者は九州へと飛ぶが…
(続きは68ページへ) - story7 「譲り合いの精神」
- 残されたのは億単位の遺産!
それでも家族はお互いを思いやって…理想の相続エピソード!
(続きは162ページへ)
いかがでしょうか?
皆さんが関係しそうな、気になるストーリーから、ぜひ読み始めてみてください。
物語の主人公のとった行動、それに関する著者のアドバイス、
読み終わった時には、
あなたも「相続」への準備は、きっとできているはずです。
※本作品は2007年に刊行された『相続の裏側』(弊社刊)を改題、再編集いたしました。