◆本書の内容
■あっ、買っちゃった。と言わせたい!
あなたは「買っちゃった」「つい買ってしまった」と
思うことがありますか?
買い物における「買う」「買わない」の判断は一瞬。
そして、買う瞬間というのは、
無意識のうちに手が伸びてしまうのです。
実は、あなたの商品を一瞬のうちに手に取らせてしまう
手法があります。
この本のテーマは、「このままでは売れない!」と思っている
すべての人への新しいマーケティング手法の提案です。
8年におよぶ「レシート調査」から生の声を聴き、
買ってしまうメカニズムを発見したマーケッター、松本朋子が
女性に買わせる「快感マーケティング」というノウハウを初公開!
衝動買いをしてしまうのは「女性」です。
しかも彼女たちは浮気をしません。リピートし続けます。
だから、女性に売れている企業は劇的に売上げを伸ばしているんです。
さらに、女性に流行ると、男性も自然とついてくるというオマケ付き。
あなたもこの本で、新しい視点を手に入れることができます。
キーワードは、「女の快感」です。
■女の快感って、なんだろう?
それが松本朋子の発見した「カスタマー・ハピネス(CH)」。
言いかえれば、
「女性が買ってしまう幸福感を創り出す」こと。
「女の快感」=「幸福感」なのです。
そして、女性が商品を見ただけで、
幸福を感じてしまうテクニックが
「カスタマー・ハピネス」なんです。
では、女性が無意識のうちに幸福感を感じるのは、
どんな時でしょうか?
それは、
「○○そう」
「○○になれそう」
という感情を引き起こす時です。
そして、買った後も幸福感に浸れる感覚、
「これを使っている私って、素敵…」
「これを持っている私って、カワイイ…」
などと感じてもらうことなのです。
そうした感覚を意図的に創り出す法則、
それが「マーケティング・ハピネス」なのです。
モノが売れないのは、
売れない時代だからでも、
ライバルよりも機能が劣っているわけでもないんです!
多くの人が、女性心理をわかっていないだけなんです!
では、「女性の買い物心理」って、なんでしょうか?
■女性が購買を決定するメカニズムとは?
マーケティングの世界に「差別化」という言葉があります。
「20代の女子大生向けに」
「年収が多い富裕層向けに」
「首都圏に住む女性向けに」
…など、差別化を真面目に考えてきたアナタなら、
モノを売るためには、ターゲットを絞るのは当たり前だと
考えているはずです。
しかし、女性は違うんです。
18歳の女性でも、78歳のおばあさんでも、
幸福を感じる瞬間は同じなのです。
購買価格も、収入が上がれば単価が高くなるだけで、
お金がない人でも衝動買いは日常茶飯事に起きてるのです。
このポイントは重要ですよ!
ところで…
■売上げを劇的に伸ばす「カスタマー・ハピネス」とは?
「カスタマー・ハピネス」で、
重要視している「幸福感」は2つあります。
買ってしまう瞬間に感じる「期待による幸福」。
買ってしまった後に感じる「浸る幸福」。
この2つを創り出すことができたとき、
衝動買いが起こるのです。
創り出す方法は、
ことば×ビジュアル×手ざわり
この1つひとつに幸福感を仕込んでいくわけです。
女性にモノが売れるセンスを磨けば、
あらゆる商品を売ることなんてカンタンです!
■こんな人に読んでもらいたい!
・最近、売れる商品がない
・新しいマーケティング手法を探している
・売れるキャッチコピーを学びたい
・パッケージ、商品の見せ方のノウハウを知りたい
・女性向け商品を作っている
・女性に売れる商品の作り方を学んで、自社に応用したい
・新しい考え方で脳に汗をかいてみたい
・マーケティングや顧客サービス部門を担当している
・客層の絞り込みを絶対視している
・・・など。
売上を伸ばしたい人は、
快感マーケティングのノウハウは、必読です!
◆もくじ
はじめに
売れないは言い訳。
「買っちゃった」はあちこちにあふれている
第1章
売れない理由がわからない男たち
第2章
なぜあの人は買ってしまうのか?
第3章
「レシート」は女の衝動を知っていた!
第4章
「レシート」に隠された買い物の心理
第5章
「期待感」を創り出して衝動買いを起こさせろ!
第6章
あなたにもできる「期待による幸福」の創り方
◆松本朋子先生のセミナーに参加された方の声
商品を一瞬見ただけで買いたくなるような商品に
仕上げるキャッチコピーの作り方が、
ちょっぴりわかったような気がしました。
(大学職員・峰岸さん・36歳男性)
マーケティングって本当は、
すごく、ものすごく楽しいものなんだってわかりました。
(会社員・宮崎さん・25歳男性)
考え方に男脳・女脳というがあるのを知った。
過去の経験が行動に関係しているのが、
自分にも思い当たり、なるほどと納得した。
(会社役員・鈴木さん・44歳女性)
いくらコピーを考えても、
女脳をわかっていなければヒットしませんね。
ワークをやって理解が深まりました。
(会社員・長崎さん・39歳男性)
発見! 発見! 発見です。
女性をイチコロにする商品を創ります。
(会社員・佐藤さん・39歳男性)
自分にとっては感覚的でしかなかったものでしたが、
かなりわかりやすくお話いただけました。
とっても良かったです。
(建設業・太田さん・53歳男性)
五感や私らしさなど、
どのように焦点を絞るかがよくわかりました。
(セラピスト・佐々木さん・27歳女性)
著者について
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株式会社マーケティング・ハピネス代表
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マーケティング・コンサルタント
1962年生まれ。立命館大学産業社会学部を卒業後、日経新聞系列の広告代理店で広告とデータベースサービスを担当。1996年独立。「レシート調査」の生の声から「購買の事実」「なぜ買ったか」などの貴重な記録をデータベース化。同時期に凸版印刷パッケージ事業本部とディレクター契約、プランニング、デザインディレクション、撮影ディレクションを行い、数多くの商品を世に生み出す。リニューアルを手掛け、月に1億円以上の売上げとなった商品もある。
2006年、株式会社マーケティング・ハピネスを設立。消費者の購買のツボを巧みに突く、売れる手法の第一人者として活動。 電話コンサルティングを含め、コンサルティング先企業を、常に売上げ増へと導いている。年商2倍、3倍、中小企業であれば6倍という実績があり、指導依頼が絶えない。特に1回買わせればそれで良いといった類のテクニックではなく、「幸福・共感で売る独自のノウハウ」があるため、お客さまは後悔どころか、買った後に幸せを感じ高リピートを実現。友人・知人にも口コミが始まり、売上げ倍増の好循環が生まれている。
購買のツボ=インサイトを研究する会「インサイト研究会」を毎月東京、大阪で主宰。大阪、神戸、福井商工会議所、マーケティング研究協会、経営合理化協会、また美容、玩具、食品、流通、銀行等幅広い業種の企業での講演と、多方面で活躍中。
著書に『あっ、買っちゃった。~一瞬でお客に反応させる快感マーケティング』(フォレスト出版)、『買わせる技術』(KKベストセラーズ)がある。
ホームページ
http://www.marketinghappiness.com/