「気づかいしなきゃいけないのは分かるけど
どうやったら良いか分からない…」
ビジネスの現場で大切な相手への気づかい。
しかし、大事なのは分かっていても、
相手に伝わる気づかいがちゃんとできている人は
あまり多くはありません。
なかなかできていないにも関わらず、
それでいて、誰も教えてくれない。
自分の知らないところで、
「この人は、気づかいができていないなぁ」
と相手に不快な思いをさせているかもしれないのです。
しかも、仕事とは「人間関係」がすべてに影響します。
上司、同僚、得意先…
伝えたいことがあっても、
伝えるための気づかいが足らないばかりに
仕事が円滑に進まなかったり、
玉砕してしまうことも少なくないでしょう。
これまで、「気づかい」とはサービス業のものと思われてきました。
しかし、会社に通うビジネスパーソンにこそ、
なくてはならない必須のチカラなのです。
一度、身につければ一生使える最強のスキル
「気づかいの極意」を自らのモノにしてください!
目次
Chapter1 社内の同僚への気づかい1 おみやげは「手渡し」する
2 苦手な人は「ホーム」へ行く
3 相手の時間を奪わない
4 電話のメモに手を抜かない
5 年賀状は1行だけ書き添える
6 「慶事」と「弔事」を引き受ける
Chapter2 上司に対する気づかい
1 報告書は出すタイミングで内容を変える
2 上司が席についたときに報告する
3 「やってみた」を報告する
4 メモ帳で聴く姿勢を見せる
5 「過去の栄光」を聴き出す
6 昔の上司と仲良くする
Chapter3 打ち合わせの時の気づかい
1 名刺は机の上に並べない
2 議事録はすぐ送る
3 ホワイトボードを駆使する
4 ネゴは「私」を主語にする
5 あえて腕時計を見る
6 始まらない会議の時間を活用する
Chapter4 得意先への気づかい
1 相手に必要な情報だけ残す
2 雑談ネタは取引先の近くで探す
3 取引先の社内での評価を上げる
4 見積書の押印欄に注目する
5 プレゼンで「ホーム」の空気を作る
6 感動のラストシーンのための仕事をする
Chapter5 チームの中の気づかい
1 自信のない人のチカラを引き出す
2 会議を活性化させる
3 膝をついてお願い事をする
4 2人の打ち合わせでは角に座る
5 ちょっとしたことで声をかける
6 「戦略的グリコ」で定時に帰る
Chapter6 デジタルツールの気づかい
1 アドレスはPCとケータイに分けて登録する
2 メールは相手のワンアクションを減らす
3 アポイントは3択で素早く決める
4 手紙とメールを同期する
5 最後にプライベートな内容を添える
6 新しいサービスについて考え抜く
Chapter7 「幹事」における気づかい
1 「鉄板」の会場を探す
2 飲み会の価値を上げる
3 初対面同士でも盛り上げる
4 「責任者を出せ」作戦に出る
5 二次会への流れを想定しておく
6 飲み屋で観察力を磨く
著者について
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1971年生まれ。花王にて商品開発者として勤務。サラリーマン時代からプライベートの活動として「築地朝食会」「ひみつの学校」など、勉強会や交流会を数多く主宰する。
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企業在籍中に出版した初の著書『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』が2010年ビジネス書大賞で第1位に選ばれ、ベストセラーに。執筆・講演など社外活動を行うビジネスマンとして「スーパーサラリーマン」と呼ばれるようになる。
2011年8月に同社を退社後は、フリーランスとしてチャリティイベント、講演や執筆活動、コンサルティングなどを行う。NHKをはじめテレビやラジオ、雑誌などの露出も多い。著書に『Facebookバカ』(アスコム)『ただのノートが100万冊売れた理由』(徳間書店)など多数。
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