1000人に一人の優秀なビジネスマンになるには!
就職道場「森ゼミ」をはじめて20年になる代・の森吉弘氏は言います。「いい意味で、人と変わってるといわれる人が、
1000人に一人のビジネスマンになれる」と。
それでは、少し中身を紹介しましょう。
■WHYの追求!
多くのマスコミや一流企業で活躍している元森ゼミ生。
流通ジャーナリスト・金子哲雄氏もその一人です。
森氏は、『常に「なぜ●●なんだろう……?」
という疑問を持てるのがプロだ』といいます。
金子氏は、このWHYの追求!をとことんしていたそうです。
周りにあるもの、起こる出来事に対し、何も感じない人は、
ぜひ「WHYの追求!」をしてみてください。
■吉野家で牛丼しか食べない奴は、出世しない!
もちろん、牛丼を否定しているのではありませんよ。
人は意識しなければ、「いつも同じモノ」を選択してしまいます。
それでは、さまざまな情報が集まってきません!
情報収集は、日常生活の中からはじまります。
牛丼だけではなく、牛鍋丼、牛鮭定食など、
さまざまなものを食べることによって、新しい気づきが生まれるのです。
情報の対象を広げるチャンスは至るところに溢れています。
たかが牛丼と思うなかれ。
■「ならではの話」「だからの話」「立体的な話」
森氏は、「これらはプレゼン時に必要な3原則だ」といいます。
「ならではの話」……
あなたならではの話がなければ、相手の心をつかむことはできません。
第三者からの話やメディアの情報だけでは、あなたがプレゼンをしなくてもいいのですから。
「だからの話」……
長々30分間、プレゼンをし、「だから何なの?」といわれる話ではダメです。
それは結論がない話。
結論は明確にして、「だから●●が必要なんです」ということを相手に伝えましょう。
「立体的な話」……
数字やデータを使うのもよいですが、
相手がリアルにイメージできなければ、説得することはできないでしょう。
相手の右脳を刺激するような話し方をすることが大切です。
いかがですか?
本書には、その他40以上の森流ビジネステクニックを盛り込んでいます。
いわゆる、森吉弘氏の脳みそです!
ぜひ、熟読して、不況に負けない1000人に一人のビジネスマンになってください!
本書を読んで実践すれば、こんな人になれる!
・どの企業からも求められる・不況でもリストラされない
・自分のしたい企画ができる
・社運を賭けたプロジェクトに参加できる
・景気に左右されずに、ヘッドハンティングがかかる
・人生楽しく仕事ができる
・ハプニングに対応できる
目次
第1章 他では聞けない森流発想力『水と油の世界にビジネスチャンスがある』
『発想は二進法 宝くじの当たる確率は50%』など
第2章 ライバルが書けない唯一の企画書づくり
『コンビニは絶好のビジネス研究所』
『ちょっと人と違うことがビジネスになる』など
第3章 1%がやっている情報収集テクニック
『アンケートの回答は使うな!』
『周回遅れはトレンドになる』など
第4章 必ず心をつかむプレゼン、交渉力
『根拠がないときは偉人の言葉を使え』
『数字は世界共通語』など
第5章 1000人に一人のビジネス思考
『毎日定時に帰るより、早退して、残業する』
『「イエスマン」にしかラッキーは訪れない』など
著者について
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森ゼミ代表。1993 年慶応義塾大学経済学部卒業、同年NHKにアナウンサーとして入局。大学時代、日雇い労働から国会議員(衆議院)の秘書まで経験し、幅広い人と会話を重ねてきた。趣味は人から学ぶこと。同じ人と3 回会えば親族のように付き合ってしまう癖を持つ。NHKでは、独自スタイルの生中継で人気を博し、新番組の立ち上げ・制作にも携わる。番組の功績によりNHK会長賞を受賞。また、大学在学中より後輩たちとスタートさせた就職道場『森ゼミ』の活動を継続。19 年にわたり就活生を指導し、300人の卒業生が国内外で活躍する。2008 年、森ゼミの活動に集中するためNHKを退局。
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現在、帝京大学や近畿大学など11 の大学・短大で「就職力(人間力)の強い学生」創りに携わる。旧七帝大(北大や東大など)は定期的に講義、愛知大学では16 回シリーズの就活講座を担当。現在、無料配信中のポッドキャスト番組「森吉弘の聴く・話す」は、キャリア部門で1位を獲得。学生から社会人まで幅広いリスナーからの支持を得ている。
TBS「マツコの知らない世界」への出演、ソフトバンクとの提携で放送中の就職番組レギュラー出演、海外(オーストラリア、中国、インド)の大学での講演など、ボーダーを越えて活動中。主な著書、『就活必携』(アスペクト)、『内定者50 人が教える「就活」を成功させる本』(大和書房)、『20 代の特別授業』(すばる舎)、『あの企業の入社試験に、あのひとが答えたなら。』(青志社)、『会話は9 割聞けばうまくいく』(主婦の友社)など多数。