「アート投資が熱い」
近年「アート思考」という言葉がアート界隈だけでなくビジネスの世界でも聞かれるようになったが、アートは投資対象としてもきわめて魅力的で注目すべき一つのマーケットに育ってきた。【大きく値上がりした作品例】
◎奈良美智「ドローイング(水彩画)」
10万円(2001年)
→1500万円(2016年)
◎村上隆「マイ・ロンサム・カウボーイ」
500万円(1998年)
→16億円(2008年)
◎ジャン・ミシェル・バスキア「無題」
1万9000ドル(1984年)
→1億1050万ドル(2017年)
ZOZO創業者の前澤友作氏がバスキアの作品を、米国作家の作品としては競売史上最高額の1億1050万ドル(約123億円)で落札したのも記憶に新しい。
とはいえ、まだまだ多くの日本人にとって、資産形成を考える上で、アートに投資をすること自体に抵抗があるのではないか。ましてや「現代アート」というジャンルへの投資となると、よりハードルが高く見えるかもしれない。
ところが、ワンコインから始められる投資だったらどうだろうか?
NFTの世界でも盛り上がりをみせている「現代アート」。
もっと気軽にアート投資に参加してみたいと思う方に向けて、本書では「100円から始められる現代アート投資」の世界とその魅力について、ご紹介していく。
著者について
-
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社代表取締役
View More
新卒で旭通信社(現ADKグループ)に入社。
様々なメデイアを中心とした企画開発、立案等に従事。今尚、評価される話題性が高いプロジェクトに貢献した。その後、箭内道彦氏が主宰するクリエイティブ・エージェンシー「風とバラッド」に参画。2015年4月には「パープル」を創業。広告分野、エンタメ分野の企画プロデュースに携わる。
2019年から、アート・NFT分散型プラットフォーム「STRAYM(ストレイム)」の開発に従事。Web3アートスタートアップの運営会社代表として「アート」「ブロックチェーン」「ファイナンス」を融合し、アートの購入・保有をより身近な体験へと変革させ、アート市場全体の拡大を目指している。