「眼と脳の密接な関係」はアメリカでは常識!
あなたは「オプトメトリスト」という言葉を
聞いたことがあるでしょうか?
オプトメトリストとは、眼病治療をおこなう眼科医ではありません。
視覚についての深い知識をベースに、
眼の機能的な障害を検査して、
適切な処方をおこなうスペシャリストです。
そして、さまざまな処方のなかでも、
頭の回転を速くし、脳を活性化させるのが、
この本で紹介している「ビジョントレーニング」です。
「ビジョントレーニング」とは、
特にスポーツの分野で、1970年代にアメリカで採用され、
メジャーリーグやNBA(バスケットボール)、
NFL(アメリカンフットボール)、オリンピック競技などの
アスリートが実際におこなっているトレーニング法です。
アメリカでは、
視力低下の原因を「目のまわりの筋肉の衰え」だけでなく、
「脳の機能低下」と関連づけて考えてきました。
この考え方は、現在ではアメリカのみならず世界中に普及しています。
では、「ビジョントレーニング」はどんな方に効果的なのでしょうか?
・最近、もの忘れが多い
・集中力が続かなくなった
・コミュニケーションがうまくいかない
・計画を立てるのが億劫になった
・イメージする能力が低下してきた
・段取りが悪くなった
・運動能力が落ちてきた
・文字を読むのがつらい
など、特に50歳を過ぎてから感じる症状に効果的なのです。
「ビジョントレーニング」で脳を若返らせる!
眼の機能はそれ自体独立したものではなく、
脳に密接に連携しながら働いています。
そして、眼の機能には次の3つの要素があります。
・感覚機能(視力など)
・眼の運動機能
・情報処理機能
50代になってから、
感覚機能や眼の運動機能が落ちてくるのは仕方ありません。
しかし、「ビジョントレーニング」で
眼の老化を押さえることができます。
そして、特に情報処理機能をアップさせることが、
「脳力」を高める、この本の目的です。
情報処理機能とは、入ってきた情報を脳で処理して体の反応などに生かす機能。
この本で実際にやっていただくトレーニングは、92あります。
・眼の運動機能を高めるトレーニング……24トレーニング
・情報処理機能を高めるトレーニング……35トレーニング
・総合的なトレーニング……23トレーニング
そして、この本の読者限定プレゼントとして、
58歳、現在も「ビジョントレーニング」を活用している
現役レーシングドライバーが
その活用法、効果、集中力などについて語ってくれています。
※読者限定プレゼントは、本書巻末に記載のURLより、別途、お客様自身でのお申込みが必要です。
あなたもこの1冊で、いつまでも若い脳でいられます!
目次
はじめに……ビジョントレーニングで「脳」と「目」を若返らせる!
第1章【入門編】ビジョントレーニングで50代から脳を鍛えよう!
・視力はウソをつく!
・目のトレーニングで、脳も若返らせる!
・ビジョントレーニングによって何が変わるのか?
第2章【基礎トレーニング】
「目の運動機能」を高めよう!(ビジョントレーニング1~10)
・まずは「目の運動機能」を鍛えよう!
・あなたの目の動きをチェックしよう!
・ビジョントレーニングを始める前に
第3章【応用トレーニング】
「目の運動機能」を高めよう!(ビジョントレーニング1~14)
第4章【基礎トレーニング】
「情報処理機能」アップで脳を若返らせよう!(ビジョントレーニング1~13)
・「情報処理能力」アップで脳が若返る!
第5章【応用トレーニング】
「情報処理機能」アップで脳を若返らせよう!(ビジョントレーニング1~32)
第6章【最終トレーニング】
効果を高めるための総合トレーニング(ビジョントレーニング1~23)
おわりに
※本書は2009年1月に弊社より刊行された
『
脳は眼から鍛えなさい!』を再編集したものです。