ヨガの本というと、ヨガのポーズを一つ一つ解説するというものがほとんどだと思います。本書は、ポーズの解説はもちろん、3~10個のポーズをつなぎ合わせた、シークエンスの動きで“魅”せるヨガの本です。また、ヨガでは、「=呼吸」と言われるほど、呼吸の扱い方も重要視されています。そこに目を付け、本書では「吸う」ポジションと「吐く」ポジションで色分けをし、呼吸の優位性も可視化できるようにこだわりました。そして、なんと言っても幸せホルモンの「セロトニン」があふれるヨガの本はこの世に1冊しかありません。新しいことづくしのヨガの本です。シークエンス20本分の撮り下ろし動画も書籍内のQRコードから視聴できますので、ぜひ本書とともにご活用ください。
POSTED BY美馬
幸せホルモンでお馴染みの、
「セロトニン」の分泌が驚異的に上昇する
ヨガシークエンスがついに登場!
脳内の神経伝達物質の1つである「セロトニン」は、喜びや快楽で分泌される「ドーパミン」や、
恐怖や驚きで分泌される「ノルアドレナリン」などの情報をコントロールし、
精神を安定させるはたらきがあります。
いわば、「幸せホルモン」の代表的な存在です。
つまり、「セロトニン」の分泌量が多ければ多いほど、
ネガティブな感情が抑えられ、
ポジティブな感情を豊かにすることができるわけです。
そんな幸せホルモンの「セロトニン」の分泌量を
驚異的に上昇させるヨガシークエンスが誕生しました。
そのメカニズムと実践法を具体的にお伝えするのが本書です。
2021年、ヨガ業界では世界的に初の試みとなる
心拍変動や血液検査などの科学的な検証を行ないました。
この検証に立ち会ったのが、
本書の監修も務めた、セロトニン研究の第一人者である有田秀穂先生です。
科学的な根拠に基づいた結果から、
セロトニンヨガがもたらす心身への良い影響が確認されています。
セロトニンヨガの効果
◎最大で2倍の「セロトニン」分泌量の増加
◎90%以上の確率で、ストレスホルモンの「コルチゾール」が減少
◎「緊張・不安」、「うつ気分」、「怒り・敵意」、「疲労」、「混乱」の
ネガティブ感情が平均20%ダウン
ありそうでなかった、
ポーズごとの呼吸の優位性を
赤色と青色でわかりやすく区別していることで、
「吐く」と「吸う」が意識しやすくなっています。
ほかにも、
ふだんの生活で「セロトニン」の分泌を促すための
過ごし方や思考法も大公開!
ヨガに挑戦したい人はもちろん、
幸せな気持ちになりたい人、必読の1冊です。
本書の目次
はじめに◎幸せホルモン「セロトニン」の分泌量を増やすヨガ
◎セロトニンヨガとは何か?
◎セロトニンヨガと丹田呼吸法
◎セロトニンヨガの効果と実証方法
本書を効果的に使うために
◎シークエンスの流れに身を委ねる
◎呼吸のポジションを意識する
◎ヨガを始めるときの心得
Part1 モーニングタイム セロトニンヨガ
◎目が覚めたら真っ先に朝日を浴びる
◎セロトニンを分泌させる食事
◎美しくあるためにはストレスはご法度!
◎「今」を感じるマインドフルネス
◎座って行なう静的な瞑想
◎動きの中で行なう動的な瞑想
①背中の力みを取るツイストのポーズ
②肩や首まわりをほぐすポーズ
③骨盤の歪みを解消するポーズ
④股関節の不調を整えるポーズ
⑤背中と肩の緊張を緩めるポーズ
⑥もも裏の張りを取るポーズ
⑦腰の重だるさを解消するポーズ
⑧胸の詰まりを解消するツイストのポーズ
⑨腹筋と背中の柔軟性を高めるポーズ
⑩体側の伸びを良くするポーズ
Part2 デイタイム セロトニンヨガ
◎気分に合わせてヨガを行なう環境を変える
◎リズム運動で運動不足を解消
◎健康への第一歩はウォーキングから
◎三日坊主にならない秘訣は、モチベーションを上げないこと
◎5分間の休憩で集中力を鍛える
◎自分だけの「幸せ」の見つけ方
①しなやかな身体の軸をつくるポーズ
②呼吸を深めるツイストのポーズ
③お腹の詰まりを解消するポーズ
④血の巡りが良くなるポーズ
⑤胃腸の働きを活性化させるポーズ
⑥胸を大きく開かせる半月のポーズ
⑦体幹を強くする英雄のポーズ
⑧肩の力が抜けてリラックスできるポーズ
⑨リズムを意識する太陽礼拝①
⑩リズムを意識する太陽礼拝②
Part3 ナイトタイム セロトニンヨガ
◎「寝入り」を良くして睡眠の質を上げる
◎ぐっすり眠れるようになるセロトニンヨガ習慣
◎アイピローでリラックス状態をつくる
◎シャワーよりも湯舟につかる
◎ヨガの時間は音楽にも気を配る
①自律神経が整うポーズ
②心に安心感を与える赤ちゃんのポーズ
③腰をツイストさせて安眠できるポーズ
④クッションを使った呼吸を深めるツイストのポーズ
⑤下半身の疲れを解消するポーズ
⑥睡眠の質を高めるポーズ
⑦腰の重だるさを解消するポーズ
おわりに
著者について
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株式会社aimer CEO。QUIET TIME主宰。解剖学、生理学、東洋医学を学び、ヨガインストラクターとして活動する傍ら立教女学院短期大学非常勤講師、鍼灸師としての臨床経験を持つ。スケートボードカルチャーの影響を受けながら過ごしたサンフランシスコでの怪我をきっかけにヨガと出会う。ヨガを“音”で表現する「音YOGA」の第一人者で独自のスタイルでヨガを表現。ヨガ用のアルバム『Quiet beatmeditation』のリリースや、コスメブランド『THREE』オフィシャルサイト、ヨガウエアブランド『Julire』のコンセプトムービー、Podcast『おはよう太陽礼拝』に楽曲を提供。現在は日本で最も多くのヨガ講師を輩出するスタジオで指導者向けトレーニングの解剖学を担当。自身のブランド『Quiet time®︎』のディレクションや『Unitedarrows』のヨガウエアブランド『To united arrows』のグラフィックデザインを担当し、サウンドクリエイター、グラフィックデザイナーとしても作品を発表し多方面で高い評価を得ている。「セロトニンヨガ®」のほか、「呼吸の見えるヨガ®」も監修。
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東京大学医学部卒業後、東海大学病院で臨床経験、筑波大学基礎医学科で脳神経系の基礎研究に従事。その間、米国ニューヨーク州立大学に留学。東邦大学医学部統合生理学で座禅とセロトニン神経・前頭前野について研究、2013年に名誉教授となる。各界から注目を集めるセロトニン研究の第一人者。メンタルヘルスケアをマネジメントするセロトニンDojoの代表も務める。
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