飲食店は「味」だけでは語れない!
「飲食店のお医者さん」大久保一彦が、繁盛の秘密をお見せします。
●もくじ
メニュー1:「まずいお店」なのになぜ流行る?~飲食店「味」の話~
常識的な「おいしさ」にこだわるな!
外食は、家庭よりずっとおいしい味より、少しおいしい味を!
食通を相手にせず、大衆を相手にする!
「お客様の評価」に頼るな!
偶然の発見が成功を呼ぶ
味と価格の微妙な関係
自信を持って価格を上げろ!
お客様の満足度って何だ?
失敗したときこそ、お客様を感動させるチャンスだ!
「感激」したという経験を売るのがプロだ!
メニュー2:お金をかけなくても店は甦る
~飲食店「経営」のツボ~
経営者は「売れない」という言葉を使ってはいけない
小規模店は、ハンデを頭と労力でカバーする
極限まで挑めば、道は開ける!
忙しい店よりも、暇な店のほうが食器の破損が多い
情報を精するものは、戦いを制する!
中小企業は従業員の心に投資せよ!
マネジメントは悪役と救世主のペアで!
お金をかけずに売り上げを上げる方法!
中小規模店が客数を増やす方法
成功するためのチャンスは二度ない
「非常に満足した」お客様にはお礼のはがきを
ありがたい苦情のお客様!
商売っ気のない心のこもったはがきはお客様を癒す
メニュー3:従業員はこう使え!
~飲食店の「人材活用法」~
社員は社長の願望についてくるものだ!
会社を伸ばす「宣教師」のような存在
小さな輝きが大きな会社を作る
アルバイトも経営の貴重な戦力になる
人に喜ばれてこそ会社は発展する
アルバイトがやった失敗のコストも人件費のうち
マニュアル導入のわけ
これが「教え方」の基本だ!
新入社員の指導はその人間の一生を左右する
「達成感」が人間を成長させ、「保身」が人間をだめにする
メニュー4:売れるメニュー 売れないメニュー
~飲食店「商品」研究~
お客様の心理をくすぐる売れるメニュー
商品のネーミングとグラム単価の重要性
大手企業なら知っているメニュー作りの基礎知識
アフターサービスと店外でのコミュニケーション
アソートメントの重要性を知る
行列に勝るお客様作りはない
見込み客を来店させ、それを顧客にしていくステップ
飲食店の知らない価格のつけ方
メニューを魅力のないものにするのは「一律価格」である
定食屋のプラスオン作戦
お客様を呼ぶメニューの作り方
ネーミングがあなたを救う
メニュー5:儲からないのは「場所」のせい?
~飲食店「立地」論~
店によって違う好立地の意味
家賃は採算の大きなウエイトを占める
これから店を始めるなら、モノマネはやめろ
僻地に店を出した場合、店があることがサービスになる
チェーン店の出店競争に学ぶ
店選びの基礎知識――商圏について
視認性と導線評価が立地判断のふたつ目のポイント
生き残るには弱い店を狙え
メニュー6:人気の飲食店に変身できる!
~今すぐにできるノウハウ~
効果的な顧客作りを実践せよ!
はがき作戦こそ中小企業の顧客作りの原点!
従業員を使った顧客作りはユニーク
自分にしかないことを生かせ!
テイストの高い店を作りたければ、採用面接を変えよ!
零細企業のメニュー作り
大手は一騎打ちに弱い
●編集担当者より一言
凄腕フードコンサルタント・大久保一彦氏の第1弾単行本。数々の飲食チェーン店を成功させた著者の手法が、わかりやすく書かれています。
飲食店経営者の皆様のみならず、グルメの方や、従業員教育でお悩みの一般店の方にもぜひ読んでいただきたい1冊です。