「えっ、日経平均が4000円!? 何言ってるの?」
あなたの第一声もおそらく皆と同じだろう。
しかし!
著者大竹愼一は、日経平均4000円を
バブル崩壊の時点で予測していた。
あの日経平均1万円割れをしたとき、
あなたはどう思っただろうか?
氏はあの時の予測をピタリ当てている。
それもそのはず。バブル崩壊時から4000円までの流れを
きっちり予測しているのだから。
では、日経平均4000円時代とはどんな時代なのか……。
それは「給料2分の1」「失業率10%」「地価10分の1」「金利5%」「国債暴落」「銀行・生保破たん」という恐ろしい世界である。
なぜならば、これが世界経済から見る水準だからだ。
つまり、これまでゆがんでいた異常な日本経済が、
世界のマーケットによって均衡化されるということを意味している。
これまでの日本の不均衡は「L(労働力)」と「K(資本)」にある。
東南アジアと比べて5~10倍も高い所得水準と低失業率。
銀行の貸し渋り・貸しはがしによるマネタリーベースの増加と
巨額な国債保有高、国民貯蓄の目減り……。
どうして日経平均が4000円まで下がるのか、
その時、あなたはどう生き残っていくのか。
あとは本編をお読みください。
【目次】
プロローグ:経済を動かすのはマーケットである…
第1章:L(労働力)の不均衡
第2章:K(資本)の不均衡
第3章:日経平均4000円への道
第4章:デフレ不況を促進する日本の「世界の非常識」
第5章:土地担保主義の崩壊-歴史に学べ
第6章:「新生ニッポン」が見える
エピローグ:昭和が暗かった頃