ホーム 著者 著者一覧 多井 学 多井 学 1961年、N県生まれ。日米の大学を卒業後、カナダの大学院修士、大手銀行を経て、S短大の専任講師として大学教員生活をスタート。以降、T国立大を経て、現在は関西の私大KG大に勤務する現役教授である。定年まであと5年半、もう何も怖くないが、身バレが少しだけ心配。 著者の関連商品 該当件数 1件 : 1~1件目表示 1 当年62歳、学生諸君、そろそろ私語はやめてください 大学教授こそこそ日記 多井 学 著 「いくらでも手抜きのできる仕事」 現役教授が打ち明ける、 ちっとも優雅じゃない生活 ――大学教授は儲かりますか? 「多井学」はペンネームである。 正体を隠すことで、学内外からの反発を気にせず、三十余年にわたり大学業界で見聞きしたことを思う存分、表現したかったからだ。本書に描いたのは、すべて私の実体験である。 ――本書を読めば、「多井学」の正体が誰であるか、推測がつく人がいるかもしれない。学内外から多少の反発があるやもしれないが、洗いざらい書いてしまったからには、もう仕方ない。 もくじ まえがき――学内の誰にも告げずに… 第1章 大学教授の優雅じゃない日常 某月某日 雨ニモ負ケズ、風邪ニハ勝テズ:牧歌的時代の終焉 某月某日 長丁場:「セクハラ事件」を審議する 某月某日 博士号、お持ちですか?:取らない教授の言い訳 某月某日 印税ナシ:「売れない教授」の出版事情 某月某日 大学教授になる方法:イチかバチか 某月某日 コピペ論文を見破れ!:大学教員の大事な仕事 第2章 曲がりなりにも「最高学府」 某月某日 自己投資とギャンブル:大学教授になるまで 某月某日 撤退するなら早いほうが…:8カ月の銀行員生活 某月某日 足がかり:専任講師になる 某月某日 給料が安すぎて…:大学バブルと無縁な世界 某月某日 悲惨な授業:学生のレベルに合わせる 某月某日 営業活動、日当500円:朝から晩まで高校めぐり 某月某日 学園祭はつらいよ:弱小短大の哀しみ 某月某日 義務としての慰安旅行:クタビレルだけの悪夢 某月某日 引率:疑惑のホストファミリー 某月某日 戦力外通告:理事会が強力なので… 某月某日 「経費削減」の名のもとに:有無を言わさぬ命令 某月某日 チャレンジと挫折:公募に落ち続ける 第3章 大学教授は儲かりますか? 某月某日 夢の年収500万円超:T国立大への転職 某月某日 天国への階段:S短大とT国立大の決定的違い 某月某日 「バカヤロー!」:議論が白熱しすぎたら 某月某日 変わり者:「奥さまとは週に何回くらいですか?」 某月某日 ステップアップ:よりよき職場を求めて 某月某日 大台突破:さすが、関西有力私大 某月某日 授業ノルマ:雑談、メイク、ケータイいじり 某月某日 成績評価:締切どおりにレポートを提出させる方法 某月某日 母親の懇願:無い袖は振れません 某月某日 懇親会:「今夜は帰したくない」 某月某日 会議疲れ:教授会とは何か? 第4章 学生に聞かれたくない話 某月某日 新学部創設:結論の出ない会議 某月某日 妥協案:他学部の反発を抑える 某月某日 過酷な入試業務:神経をすり減らす作業 某月某日 緊張しすぎて…:面接の涙 某月某日 裏切り:教授の心、学生知らず 某月某日 儲かる副業、儲からない副業:そんなに稼げません 某月某日 出世ルート:人それぞれのキャリアパス 某月某日 社会主義体質:昇格してしまえば「こっちのもの」 某月某日 FA宣言:同僚が次々去っていく 某月某日 奈落の底へ:妻の闘病とわが身の不調 あとがき――あと5年半 【発行】三五館シンシャ/【発売】フォレスト出版 View More 該当件数 1件 : 1~1件目表示 1