明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。
ベストセラー作家、文化人として多くのメディアで活躍する一方で、本業は、中学・高校の教員を目指す学生が履修する教職課程にて教鞭を執る「教師」であり、教員養成に力を注いでいる。
「教育における身体の研究」「コミュニケーション技法」「教育方法および授業のつくり方」「教師としての力量形成」を研究テーマとし、ハードかつハイテンション、超実践的な授業で、教員を志す学生たちから、熱い支持を得ている。NHKEテレ「にほんごであそぼ」総合指導。
『声に出して読みたい日本語』(草思社/毎日出版文化賞特別賞)をはじめ、『三色ボールペンで読む日本語』(角川書店)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス/新潮学芸賞)、『座右のゲーテ』(光文社新書)、『質問力』(筑摩書房)、『1分で大切なことを伝える技術』(PHP新書)、『齋藤孝の大人の教養図鑑』(講談社)、『原稿用紙10枚を書く力』(大和書房)、『大人の読解力を鍛える』(幻冬舎新書)、『誰も教えてくれない人を動かす文章術』(講談社現代新書)、『雑談力が上がる話し方』『話すチカラ』(ともにダイヤモンド社)、『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)、『頭のよさとは「説明力」だ』(詩想社新書)、『小学生なら知っておきたい教養366』(小学館)、『君の10年後を変える言葉』『図解 渋沢栄一と「論語と算盤」』『10歳からの伝える力』(ともにフォレスト出版)など著書多数。
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20年前にベストセラーとなった不朽の新書を単行本にリメイクしました。いまなお、いや、すべてがデジタルないまだからこそ、最強の武器となる3色ボールペン。私もこの本をきっかけに3色ボーペン(実際は4色+シャーペンですが)を買って、情報活用テクを日々磨いております。
POSTED BY寺崎
View Moreすべての情報は3色に分かれる!
読解力の向上を図り、さらにはコミュニケーション力を鍛える実践的読書法として、かつて一世を風靡したのが、ベストセラー作家・齋藤孝による「3色ボールペン方式」だ。
赤・青・緑の3色方式は、からだに身につける「技」であり、技は脳を真に鍛える。
本書はそれを「情報活用術」として昇華させたものである。
応用範囲の広いこの技は、読書法に限らず、文章力、話術、速読術といった現代人に欠かすことのできないスキルをも向上させる。
それだけではない。
3色ボールペンの活用が人生に与える効用は計り知れない。
【3色ボールペン方式の効用】
◎会議資料などのテキストを瞬時に咀嚼して理解できるようになる
◎あらゆる情報ソースからアイディアを引き出して活用することができる
◎主観と客観を明確にコントロールできるようになる
◎感覚や発想が鋭敏になる
◎メモを取る力が劇的に向上する
◎「聞く力」と「書く力」が格段に上がる
◎3色ボールペン手帳術によるタイムマネジメントの改善
「3色ボールペンの威力は、威力を信じて使った人にははっきりとわかる。私がこんなにこの道具にこだわるのは、これが脳の働き方を鍛えるからだ。主観と客観をスイッチし、優先順位をクリアにする。情報の目的は、最終的には使えるアイディアを生み出すことにある。整理のための整理では、スポーツにおjける練習のための練習と同じだ。なんとしてもヒントをつかむという攻めの姿勢が情報活用のカギだ。3色ボールペンは、この攻めの構えを習慣化させる。」
(「旧版 あとがき」より)
本書で提唱する3色方式情報術は、きわめてシンプルだ。
情報を読むとき、あるいはメモなどに書き留めるときに、3色の色分けをする。その3つの色とは、赤・青・緑である。それぞれの色は、以下のように区別する。
赤――客観的に見て、最も重要な箇所
青――客観的に見て、まあ重要な箇所
緑――主観的に見て、自分がおもしろいと感じたり、興味を抱いたりした箇所
「3色ボールペンメソッド」を身につけると、最終的には3色ボールペンがなくても、あらゆる情報を瞬時に峻別できるようになる。IT(情報技術)・AI(人工知能)が発達する情報化社会において、これほど強力な思考の武器はほかにない。
IT技術が社会的なインフラとなり、生成AIの出現が世を騒がせているデジタルな時代だからこそ、溢れる情報を制し、最大限に活用するアナログな武器として、3色ボールペンがこれまで以上に存在感を増すだろう。
本書の構成
序章 デジタル時代こそ「3色ボールペン感覚」が必須スキルとなる
大量の資料を「自分のもの」にする
情報を「ろ過する」ための3色ボールペン
3色ボールペンという武器で情報に挑む
スケジュールを3色で切り分ける
「緑の感性」こそが情報社会で活きてくる
AIに思考を支配されない感性を育む
忘れられつつある「手書き」の威力
情報に流されない身体感覚をつかむ
第1章 なぜ「整理法」ではダメなのか
「活用」してこそ情報だ
役に立たなかった膨大なカード
整理して活用ではなく、「整理=活用」に
情報は「お蔵入り」させては意味がない
誰でもできるが、自分しか活用できない
自分の〝内側〞に取り込む
料理でいえば仕込み段階
きれいな資料である必要はない
腐らせない、力みすぎない
自分で生み出すトレーニング
自分で育てていく樹
第2章 3色方式とは何か
赤・青・緑の使い分け
なぜ3つに分けるのか?
なぜ赤・青・緑なのか?
黒は判断停止の色
脳に覚悟を促す!
「技」にする、「技」を磨く
緑は香辛料、加える量を間違えないこと
第3章 くぐらせる――情報との出会い方
自分をかかわらせる
情報とは一期一会
「くぐらせる」とは?
仕事に活かす青と緑のバランス
主観・客観の文脈をクロスさせる
「引っかかる」感覚は磨けば光るが、さびもする
勘や感覚を技化させるためには
女性のほうが発想が柔軟
無理だと思うところにチャンスあり
情報をテキスト化する
テキストを探そう
捨てるかどうかは緑で決める
筆記する力
ノートを取るということ
メモはどうやって取るか?
聞く力を育てる
メモから生まれるアイディア
3色バランスでプレゼンテーション
第4章 立ち上がらせる――情報を立体化する
関心のアンテナを立てる
キーワードを丸で囲む
キーワードの見つけ方
「つかまえてやるぞ」という意識
キーワードがレジュメに早変わり
会議のレジュメ活用術
ビジネスパーソンに求められる「要約力」と「再生力」
構造的に理解できるか
「文章化←→図式化」の技
生産性を劇的に向上させる「3色手帳術」
時間を3色で切り分ける
1週間をシミュレーションする
先手必勝の仕事術
手帳のメモ欄の使い方
ひとコマ90分でメリハリをつける
限られた時間をフル活用するには
第5章 編み出す――情報からアイディアを生む
緑を重視してきたのはなぜか?
すべてのアイディアの源泉は緑
緑を発揮するポイントを工夫する
どこを「まねる」かの切り口が大事
具体的なアイディアが現実を変える
異種配合は最強の技――引用力
資料を仕込むコツ1
資料を仕込むコツ2
異なるものを結びつける
練習問題
※本書は2003年6月に角川書店(現・KADOKAWA)から刊行された『三色ボールペン情報活用術』を改題・加筆および再編集したものです。
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今回、8年ぶりに齋藤孝先生とご一緒させていただきました。実際にお会いするとテレビで拝見する以上にパワフルな齋藤先生。コロナ禍での取材となり、zoom越しではありましたが、止まらない熱弁で、齋藤節を懐かしく思い出しました。そんな熱い齋藤先生が、漫画の中で熱血笹パンダとなって(?)、みなさんに「伝える力」を伝授します!
POSTED BY杉浦
View Moreうまく「伝える」ことと、
あなたは、大勢の人の前で
性格や頭の良さは関係ない!
発表するのは好きですか?
たくさんの人の前で、
自分の意見を言うことは得意ですか?
「緊張するし、
恥ずかしいからやりたくない」
「やってみたら、
うまくいかなくて苦手になった」
はたまた、
「何か聞かれても、
意見なんて特にないし・・・」
という人もいるかもしれません。
うまく考えをまとめられなかったり、
反対されるかもしれないと
不安になったりして、
「発表が苦手」
という人はたくさんいます。
誰でも一対一で話してみると
自分の意見を持っていたりします。
そうした考えや思いを
「恥ずかしい」「緊張する」と言って、
表現しないのはもったいない。
学校教育でも、学ぶべきものとして、
「表現力」を重視しているくらいです。
「内気だから」
「あがり症だから」
「性格的に向いてない」
と思うかもしれません。
【性格】は関係ありません。
【頭の良さ】【成績】だって
もちろん「関係ありません」!!
たんに、発表について、
「習ったことがあるか」
「練習したことがあるか」
の違いだけなのです。
この本では、あなたに、
多くの人の前で発表するための
「勇気」「意見をまとめる方法」
「うまく伝える方法」
を漫画を交えてわかりやすくご紹介します。
本書でユウキと理子が実践した
ユウキと理子が取り組んだ「笹パンダ練習法」の
「笹パンダ練習法」ワークシートをプレゼント!
ワークシート4つと、発表するときに気をつけたいことを
まとめたチェックリストをプレゼントいたします。
ぜひご活用ください。
※無料プレゼントは、お客様ご自身で別途お申し込みが必要です。
※無料プレゼントは、サイト上で公開するものであり、
CD・DVDなどをお送りするものではございません。
※上記無料プレゼントのご提供は予告なく終了となる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
本書の内容
プロローグ
はじめに 「伝える力」は誰でものびる!
第1章 何を伝えたらいいのかわからない
笹パンダの教え その1 まずは、「自分の意見」や「伝えたいこと」を見つけるところからスタート!
「特にありません」はNGワード
どうしても意見やアイデアが浮かばない人は?
ふだんから物事に対する自分の考えを持っておく
ポイントは3つが鉄則!
第2章 恥ずかしくて伝えられない
笹パンダの教え その2「緊張」と「恥ずかしい」をなくす練習法はこれだ!
「緊張」の正体を知ろう
恥ずかしがる姿こそ恥ずかしい!
神経を太くしよう!
「緊張」と「恥ずかしい」をなくす練習法はこれだ!
話すことのテーマを決める
ステップ1 十五秒練習法
ステップ2 一分スピーチ練習法
聴衆を増やしていく
第3章 クラスで発表できるようになる
笹パンダの教え その3 さあ、みんなの前で発表だ
発表内容をよりおもしろくする!
体を発表に向けて整えよう!
それでも、話す直前に緊張してしまったら
発表がうまくいく「話し方」!
「伝える力」は人生をおもしろくする!
エピローグ
番外編 「伝える力」で、もっと楽しくなる!
「伝える力」があれば、いい友だちができる!
「伝える力」があれば、雑談がうまくなる!
本当のことでも言ってはいけないこともある
意見がぶつかり合うことで、新しいアイデアが生まれる!
参考文献 -
渋沢栄一の生涯、代表作『論語と算盤』、そして関連人物という3つの側面から、彼の思想を縦横に解説しました。また、図を多用しているので、感覚的にも理解しやすいはずです。類書と比べても、情報量の多さとわかりやすさはピカイチのはず。ところで、本書を編集する過程で、人物の評伝を読んで初めて涙しました。500もの会社設立に関与した経済人渋沢栄一ですが、本書の著者の齋藤孝先生が語るように、彼の最も評価されるべき偉業の1つに養老院(孤児や障害者のための福祉施設)の設立があります。当時は、「福祉にお金を使うことは無駄、怠け者を増やすだけ」といわれていたのですが、栄一はこの養老院の院長を死ぬまで50年もつとめあげるのです。しかも、病床にふせってもなお「子どもたちの将来の福祉を頼んだよ」と他者を気にかける。そして亡くなった栄一に対する児童たちの手紙が……涙なしには読めません。すごい人がいたもんだと、感激しました。
POSTED BYかばを
View More豊富なイラストや図とともに、「渋沢の人生」と「不朽の名作」を1冊で学ぶ
2021年にNHKの大河ドラマの主人公に、そして2024年に1万円札の肖像が渋沢栄一に変わります。
しかし、あなたはどれだけ栄一のことを知っているでしょうか?
なぜ、栄一の著書『論語と算盤』は、不朽の名作として読みつがれているのでしょうか?
栄一は「日本の資本主義の父」と呼ばれ、生涯に500もの会社の設立に関わり、資本主義(商工業)の発達に尽力して、日本の経済の礎を築いた人物。
その①生涯、②代表作『論語と算盤』、そして③歴史的な関連人物の3つの側面から、縦横に渋沢栄一を掘り下げ、図やイラストを多用してわかりやすく解説します。
なぜ今、渋沢栄一なのか?
大企業による事業の独占、税金逃れ。富裕層がお金を増やす一方で、貧しい家庭が増え続ける格差社会……。
こうした現在の日本を渋沢栄一が見れば、「私はこんな未来のために働いたのではない」と嘆くでしょう。
なぜなら、栄一は「道徳経済合一論」を唱え、経済活動で得た利益は、みんなでシェアする社会を理想としたからです。
しかし、本書の著者・齋藤孝先生は次のように語ります。
「今の時代にもう一度渋沢栄一に光が当たって、新しい1万円札を見るたびに『これから先、みんなが益するような社会にしていきたい』と願えば、日本はまだまだ明るい方向に発展していくことが期待できます」
ぜひ本書から、栄一の心の動き、強い精神、知力の働きというものを学び、日々の活動に活かしてください。
目次
まえがき なぜ今、「渋沢栄一」なのか?
Chapter 1 『論語と算盤』がもっと面白くなる渋沢栄一の人生
Chapter 2 今だからこそ胸に刻みたい『論語と算盤』の教え
Chapter 3 渋沢栄一の関連人物から読む『論語と算盤』 -
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10年後を変える、運命の出会いがこの1冊に!
あなたには、心に残る「名言」がありますか?
もし、何も思いつかないというのであれば、
それは、大変もったいないことかもしれません。
なぜなら、「言葉の持つ力」を利用することで、
人生を、ずっと豊かに送ることができるからです。
「将来こういうふうになっていたい」
「仕事で5年後はこうなっていたい」
「10年後は家族を持ってこうなっていたい」
目標を掲げただけで、とたんにモチベーションが上がった、
といったような経験がありませんか?
やる気やモチベーション、つまり、「心」には形がありません。
しかし、長年受け継がれてきた言葉である「名言」や「座右の銘」は、
先人たちの凝縮された精神や、生きる力であり、
寄る辺ない時代を生きる私たちを励まし、叱咤してくれます。
道を示し、背中を押してくれます。
つまり、「名言」や「座右の銘」と呼べる言葉との出会いは、
私たちの人生を飛躍させる力があるのです。
齋藤孝、渾身のメッセージ!
本書では、ベストセラー作家の齋藤孝先生が、
日本の、歴史上の人物や著名人が残した33の言葉を厳選。
その言葉の意味と、発言者が一言一句に込めた想いを解説します。
現在まで20年以上、大学教授として、若者たちと接し、
対話しつづけてきた齋藤先生。
齋藤流の解釈によって、
今の時代によみがえった「珠玉の金言」たちが、
私たちの心を揺さぶります。
テレビをはじめとしたメディアに映る、文化人・齋藤孝ではない、
「教師・齋藤孝」による、渾身のメッセージです!
購入者限定 著者オリジナル音声ファイル無料プレゼントつき!
※無料プレゼントは、本書巻末に記載のURLより、別途、お客様自身でのお申込みが必要です
本書の内容
・はじめに
・5年後、力あるリーダーになっていたい君への言葉
・10年後、プロフェッショナルになっていたい君への言葉
・人生で必ず大事を成したいと考える君への言葉
・いま、この現状を打開したい君への言葉
・くじけてしまった気持ちを鼓舞したい君への言葉
・感性を研ぎ澄まし、真理を知りたいと願う君への言葉
・どんな時も、愛をもって生きていきたい君への言葉
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