140億円の負債から自力再生した男が説く、
中小企業経営者のための自力再生実践法!
「売上が毎年減少し、実質赤字経営になっている」「債務が重く、前向きな経営が考えられない・できない」
「目先の売上に追われ、事業計画に基づいた経営ができていない」
「金融機関との交渉ができない・金融機関が怖い」
「リスケジュール後の、次のアクションがわからない」
「借金があり、個人保証もあるので、会社を清算することもできない」
「専門家に相談したら、破産しろと言われたが、本当にそれで良いのか?」
「大切な会社や家族を守りたいが、どうしていいかわからない」
このような悩みを抱える
中小企業経営者は後を絶ちません。
本書は、
そんな悩みを抱える人が
会社も家族も守って、
自力再生を実現するための実践法をまとめた本です。
著者は、
借金140億円(そのうち個人保証120億円)を完済し、
「負債ゼロ」「個人保証ゼロ」「自己破産なし」で
自力再生した人物。
・借金140億円を8年で完済した秘策
・再生に絶対必要な3つの柱
・再生プランの基本「ミカン箱理論」
・再生に必要な3つの信用
・再生に失敗する後継者の5つの傾向
・再生交渉は「MAK主義」で乗り切る
・銀行交渉の6つの極意
・借入れがある金融機関に入金口座を置いてはいけない
・支払いにも順序がある
・リスケ中にやるべきこと
・やってはいけない4つの資金繰り
・定期預金は再生に入る前に解約する
・自宅リースバックの落とし穴
などなど、
経営歴35年、
どん底から復活した男が、
徹底的に経営者の目線で、
自分の経験から導き出した
【会社再建を成功させる77のステップ】を大公開します。
負債の大小、企業の大小、業種は、
まったく関係ありません。
「昔の自分と同じ境遇の経営者を、1人でも多く助けたい」
という信念で生きる
【経営者を守るボディガード】が
家族も財産も会社も守るメソッドが詰まった1冊です。
気になる本書の内容
本書の内容は以下のとおりです。第1部 借金地獄140億円からの脱出――8年間の記録
第1章 私はこうして個人保証120億円を背負った
・140億円の会社債務、個人保証120億円
・41歳、「俺の人生、終わったな」
・守るためにかけた5億円の生命保険
・〝超ワンマン〟創業者
・三條家の複雑な事情
・中小企業は、経営者家族の人生そのもの
・経営と母の涙
・飲食業経営から賃貸事業に参入
・収入確保の知恵
・厳しい家賃回収で、高収益経営を実現
・神戸三宮の地域一番企業へ
・阪神淡路大震災の衝撃
・会社より街の復興
・震災被害は総額40億円
・震災によるビルの供給過剰の進行
・金融恐慌で、さらに経営悪化
・父の見栄と名誉欲が導く経営危機
・勲章では、経営危機は救えない
・半年がかりで実現した「第一次リスケ」
・「第二次リスケ」の代償に強要された「個人保証」
・第二次リスケは期待以下、第三次はない
・再生、二人の恩人
・銀行マンたちの本音
・あえて別の土地の弁護士に相談
第2章 血尿と点滴の日々で120億円の個人保証から脱出
・1冊の企業再生本との出会い
・コンサルタント料月150万円……!
・上から目線の「第二会社方式」
・驚愕の「家賃差し押さえ」通告
・ノンバンク融資で任売処理
・アゲンストの風が吹く
・血尿とドカ喰いと点滴
・都銀部長とここ一番の交渉
・サービサー処理で大苦心
・サービサーのカラクリと秘策
・任売時の消費税が再生の最大ネック
・資金繰りをさらに苦しめた「手数料」
・最終処理が難しい「保証付き融資」
・ファンドを組成して大失敗
・国税からの告発と有罪判決
・母の死と会社売却
・大病をして中小企業再生の道へ
第2部 中小企業の再生を成功させる77のステップ
第3章 企業再生の成功を準備する26のステップ
・再生に絶対必要な3つの柱――ステップ1
・会社と個人の資産と負債を時価で把握する――ステップ2
・会社の利益構造を把握する――ステップ3
・自社の経営分析をしておく――ステップ4
・PL・BSは、翌月5日までに必ず作成――ステップ5
・清算価値経営で裸の会社を見ておく――ステップ6
・現金が入ってはじめて本物の売上――ステップ7
・再生で大切な3つの信用――ステップ8
・信用は、お金では買えない――ステップ9
・再生を成功に結びつける3つの鍵――ステップ10
・再生に必要な「戦略」と「準備期間」――ステップ11
・再生プランの基本「ミカン箱理論」――ステップ12
・第二会社方式は、事前交渉が命綱――ステップ13
・絶対に自殺してはいけない――ステップ14
・破産は、最後の手段――ステップ15
・破産にもお金がかかる――ステップ16
・再生会社にはポリシーが必要――ステップ17
・明確なゴールを設定する――ステップ18
・捨てる勇気、引き際の良さ――ステップ19
・変わる勇気と変化への順応力――ステップ20
・再生を成功させる4つの条件――ステップ21
・再生に成功する人の3つの条件――ステップ22
・報告・連絡・相談なしで、再生はない――ステップ23
・家族の協力と理解を得る――ステップ24
・再生に失敗する後継者の5つの傾向――ステップ25
・再生交渉は「MAK主義」で乗り切る――ステップ26
第4章 企業再生を成功させる44のステップ
・金融機関は、粉飾決算をすぐ見破る――ステップ27
・なぜ税金未納は危険なのか?――ステップ28
・中小企業は、金融機関と対等ではない――ステップ29
・金融機関の協力なくして再生はできない――ステップ30
・自社の銀行格付けを把握する――ステップ31
・金融機関と良い関係を保つ――ステップ32
・1行だけの取引は危ない――ステップ33
・銀行交渉の6つの極意――ステップ34
・再生を左右する後継者と簿外債務の有無――ステップ35
・借入れがある金融機関に、入金口座を置いてはいけない――ステップ36
・預金口座、引落し口座、振込み口座を別銀行に――ステップ37
・金融機関との重大交渉には、リハーサルが必須――ステップ38
・債権回収の基本は、脅して回収――ステップ39
・金融機関の信用を失うと、嫌がらせをされる――ステップ40
・再生に成功する「支払いの順序」――ステップ41
・ノンバンクの下位では、銀行は融資しない――ステップ42
・ノンバンクの債権処理は遅れがち――ステップ43
・リスケの戦略――ステップ44
・リスケを依頼する順番――ステップ45
・リスケしやすい債務は処理しにくい――ステップ46
・リスケ中でも金利だけは払っておく――ステップ47
・あなたはリスケ中に何をするか?――ステップ48
・保証人は社長だけであるべき――ステップ49
・やってはいけない4つの資金繰り――ステップ50
・「売掛金担保」「在庫担保」の金融はやってはいけない――ステップ51
・金融機関からの融資条件変更は断る――ステップ52
・任意売却時の消費税に要注意――ステップ53
・保証協会付き貸付は、誰のための制度か?――ステップ54
・保証協会融資を受けるなら信金で――ステップ55
・保証協会融資の「魔のトライアングル」にご用心――ステップ56
・中小企業庁の再生支援策は、個人保証を問われる――ステップ57
・サービサー交渉で、まずやるべきこと――ステップ58
・サービサーの特徴を把握する――ステップ59
・サービサー処理が終わるまで、社長は動いてはいけない――ステップ60
・自宅リースバックの落とし穴――ステップ61
・少人数私募債は、前向き資金に使う――ステップ62
・生命保険の受取人は、家族にする――ステップ63
・手形・小切手は、借入れ先の銀行で発行してはいけない――ステップ64
・取引先にもリスクヘッジをかける――ステップ65
・絶対設定してはいけない2つの担保――ステップ66
・定期預金は再生に入る前に解約する――ステップ67
・金融機関から経理・財務の担当者を入れてはいけない――ステップ68
・中小企業支援ができない金融制度――ステップ69
・企業再生とは、知恵の輪を丁寧に外す作業――ステップ70
第5章 中小企業経営を成功させる7つのステップ
・商売は成功者のほうが少ない(失敗のリスクヘッジ)――ステップ71
・月末に現金のクロスチェック(資金のリスクヘッジ)――ステップ72
・ダブルチェック体制を万全に(不正のリスクヘッジ)――ステップ73
・アメーバ経営が最適(事業のリスクヘッジ)――ステップ74
・1不動産1社で運用(不動産のリスクヘッジ)――ステップ75
・最悪を想定し、最善の準備をする――ステップ76
・経営者は、自信と誇り(再挑戦社会のリスクヘッジ)――ステップ77
第3部 日本の中小企業再生のための7つの提言
第6章 中小企業の再生が日本の未来をつくる
・【提言1】信用保証協会融資の債務圧縮を可能に
・【提言2】任売時の消費税の納税義務を果たせるようにする
・【提言3】中小企業庁の再生支援制度から経営責任追及を外す
・【提言4】会社債務を経営者個人が保証する制度をなんとかしよう
・【提言5】廃業できない高齢者に、公的支援の手を
・【提言6】破産費用ゼロで破産できる支援制度を導入
・【提言7】銀行は担保主義から脱却した融資に挑戦して
著者について
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1960年、神戸市生まれ。“会社と家族を守る"経営アドバイザー。株式会社Jライフサポート代表取締役。負債140億円を背負った会社を自らの力で再生し、完全復活させた経験に基づき、悩める中小企業経営者に真の会社経営、会社再生法を伝授している。机上の空論ではなく、自らの体験から得た実践的な手法は多くの経営者から信頼を得ており、特に対金融機関との交渉法が、多くの顧客から評価されている。「もっと早く出会いたかった」「今すぐ指導してもらいたい」などの声が全国から寄せられている。これまで1500社以上の社長を救ってきた。中小企業経営者とともに、最後まであきらめることなく懸命に闘う姿勢が共感を得ている。今の中小企業制度では、失敗すると再チャレンジできない現状がある。そんな中小企業の再チャレンジ制度を改革するのが人生のミッション。
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