著者・三條さんのデビュー作『会社と家族を守って借金を返す法』の本づくりをご一緒させていただいてから約9年半、今回、これまでの著作の集大成的な作品を手掛けさせていただく機会に恵まれ、とてもうれしく光栄に思います。三條さんが“会社と家族を守る"経営アドバイザーとして救ってきた経営者は1500人以上。その積み重ねてきた経験・知識・知恵・テクニックをこの1冊に詰め込んでくださいました。まさに、音楽の世界で言えば、ベストアルバムです。今の中小企業制度では、失敗すると再チャレンジできない現状があるなか、中小企業の再チャレンジ制度を改革するために、経営者とともに最後まであきらめることなく懸命に闘う姿勢は、言葉では言い表せないほどの凄みがあります。そんな強い想いも文章からヒシヒシと伝わってくる作品に仕上がりました。
POSTED BY森上
140億円の負債から自立再生し、
1500社の社長を救った虎の巻
中小零細企業を取り巻く環境が、ますます厳しい状況になっています。
原材料高、円安、人材不足、人件費高騰、
後継者不足、デジタル化、コロナショック後の立て直し、
先行き不透明な国内政治・国際情勢、そして災害……。
そんな厳しい環境と大きなリスクの中で、
中小零細企業の経営者が
生き抜いていくには、どうすればいいのか?
そのためには、
「経営の極意」をしっかり知って、
実践する必要があります。
「極意」とひと言で言っても、
経営者としての心得から、
仕事や商売の本質、お金の使い方、
銀行との交渉、人材育成&マネジメント……
など多岐にわたります。
生き残るために必要不可欠な
「経営の極意」を
1冊にギュッと凝縮してまとめたのが本書です。
◎再生が成功する社長と成功しない社長の違いは?
◎商売は基本的に利益追求が第一?
◎新規事業をやるうえでの注意点
◎銀行が一番知りたい数字とは?
◎資金繰り表は、税理士に書いてもらうほうがいい?
◎社会保険や税金を滞納したらどうなる?
◎銀行のリスケ交渉での注意点
◎借入交渉は、どの銀行から行なったほうがいい?
◎サービサー処理の実態の対処法
◎継がせる前に、後継者には何をやらせたらいい?
などなど、
社長が抱える、101にわたる不安・疑問に対して、
【Q&A形式】でズバッと答えます。
著者は、
自らも140億円の負債から自立再生を成し遂げた
経営コンサルタント。
今まで培ってきた
経験・知識・知恵・テクニックをフル活用して
1500社以上の中小零細企業の社長を
救ってきた人物です。
本書は、
自ら経験・数々のアドバイスから導き出した
叡智を結集させた「経営者の虎の巻」です。
全101項目のうち、気になる項目から、
自由に読むことができるつくりになっています、
中小零細企業の社長なら。
デスクのそばに常に置いて、
いつでもすぐに読めるようにしておきたい
経営のバイブル的な1冊です。
気になる本書の内容
本書の内容は以下のとおりです。はじめに
第1章 成功する経営者が持っている心得
◎社長に必要不可欠な3つの力
◎社長として必要な人脈はどこにいる?
◎なぜ失敗を許す度量を持つ必要があるのか?
◎社員との理想的な距離感とは?
◎朝令暮改は正義か、悪か
◎絶対に成功しない社長の、残念な共通点
◎経営者に「仮説力」が求められる理由
◎社長は毎日どこで過ごすべきか?
◎勝負どころでお金を使う度胸を持っているか?
◎破産すれば、楽になれるか?
◎事業再生時で絶対持っておきたいマインドとは?
◎「こだわり」と「やめる勇気」、大切なのはどっち?
◎再生に成功する社長の3つの条件
第2章 仕事と商売の本質
◎何のために仕事をしているのか?
◎商売につなげる3つのエッセンスとは?
◎お客様は一律で平等に扱うべきか?
◎マーケティングに必要不可欠なものは何か?
◎売れている理由、負けている理由を答えられるか?
◎競合他社の情報をどれくらい把握しているか?
◎会社として目指す目標は、どんなものを掲げるべきか?
◎東京でも地方でも、商売の基本は同じ?
◎自分で値段を決められない商売は続けるべき?
◎古い業界の慣習を打破するコツ
◎新規事業は、自己資金で始めたほうがいい?
◎なかなかうまくいかない新規事業、引き際のベストタイミングは?
◎若手社員をどう活用するか?
◎ネット商売で大切な2つのこと
◎自社の営業力を伸ばすためには、何をやればいいのか?
◎会議と日報は、必要か、不要か?
◎生産性を向上させるために省きたい3つのキーワード
◎会社のお金は、何に投資すべきか?
◎これからの社員教育は、どんなことが求められるか?
◎取り引き業者との理想的な関係は、どのような関係か?
第3章 社長として最低限知っておきたいお金の話
◎社長としてお金の流れを把握すべき範囲は?
◎なぜ今月、資金の増減があったのか、その原因をわかっていますか?
◎真の意味での「売上」とは何か?
◎社長が管理すべきは、営業売上? 営業利益?
◎2期連続赤字は、どれぐらいヤバいのか?
◎赤字に陥ったら、いつまでに黒字化にすべき?
◎調子にいいときにやるべきこと、調子の悪いときにやるべきこと
◎リスクヘッジは、何をどのように進めればいいのか?
◎なぜ年に一度、清算価値を計算したほうがいいのか?
◎会社の相続税対策は必要か?
◎「無借金経営」が健全なのか?
◎親戚や友人からお金を借りるときの注意点
◎守るべきは、会社か、家族か
◎なぜ自宅は奥様の名義で買ったほうがいいのか?
◎奥様にも給料をきちんと払いなさい
◎会社のメインバンクに、個人口座もつくったほうがいい?
◎役員保険はかけたほうがいい?
◎会社の経営者保険と個人の生命保険とでは、扱いが違うのか?
◎税金、社会保険を滞納しても大丈夫か?
◎ちょっとした設備投資なら、自己資金を使っていい?
◎起業するときの融資はどうすればいい?
第4章 会社と家族を守るための銀行交渉術
◎銀行で返事を迫られたら、即答したほうがいい?
◎銀行との信頼関係は、どのようにつくればいい?
◎資金繰り表は、税理士につくってもらうほうがいい?
◎取引する銀行は1行? それとも複数?
◎銀行から「借りてください」と言われたら?
◎新しい銀行が営業に来たらどうすべきか?
◎銀行に主導権を握らせてはいけない理由
◎資金繰りが厳しいときの秘策
◎ファクタリングと銀行交渉、やるべきはどっち?
◎借入交渉は、どの銀行から始めるのがいい?
◎事業計画書を作成するときのポイント
◎銀行が融資したくなる決算書とは?
◎膿は一気に出したほうがいい?
◎銀行との交渉に、経理担当や税理士を同行させていい?
◎日本政策金融公庫のメリットとデメリット
◎全国信用保証協会連合会は、中小企業にとって敵か? 味方か?
◎商工中金はどんな銀行か?
◎銀行のリスケ交渉での注意点
◎リスケを頼むなら、どこの銀行から始めるべき?
◎経営改善計画を策定する認定業者を信じて大丈夫?
◎なぜ中小企業活性化協議会での再生は難しいのか?
◎当座貸付、手形貸付はやったほうがいい?
◎社債発行を提案されたら?
◎実質借入の限度は、ずばりいくら?
◎個人保証を外すチャンスはある?
◎後継者問題の一番のネックは?
◎会社を再生するための最強テクニック独自の「第二会社ステルス方式」とは?
◎自分の財産の現状を知っているか?
◎抵当権、根抵当権、共同担保の違いは?
◎サービサー処理するときの注意点
◎代位弁済を選択したほうがいい場合はある?
◎保証協会にサービサー処理はあるのか?
◎日本政策金融公庫にサービサー処理はあるのか?
◎社長個人への貸付金はアリ? ナシ?
第5章 どんなピンチも乗り越えられる組織とマネジメント
◎経営理念やルールは必要か?
◎社員が次々と辞めてしまうのはなぜか?
◎労災、人事のトラブルは避けたい
◎人材採用のポイント
◎やっぱり、社内の環境整備は大切?
◎社員研修はどんなものがいい?
◎人材がなかなか育たない理由は?
◎伸びている会社の組織体系は?
◎チーム運営でベストな最小人数は?
◎社員が失敗をしたとき、社長としてどう対応すべきか?
◎社員がやる気と才能を発揮する評価基準は?
◎女性幹部を積極的に登用したい
◎継がせる前に、後継者には何をやらせたらいい?
おわりに
著者について
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1960年、神戸市生まれ。“会社と家族を守る"経営アドバイザー。株式会社Jライフサポート代表取締役。負債140億円を背負った会社を自らの力で再生し、完全復活させた経験に基づき、悩める中小企業経営者に真の会社経営、会社再生法を伝授している。机上の空論ではなく、自らの体験から得た実践的な手法は多くの経営者から信頼を得ており、特に対金融機関との交渉法が、多くの顧客から評価されている。「もっと早く出会いたかった」「今すぐ指導してもらいたい」などの声が全国から寄せられている。これまで1500社以上の社長を救ってきた。中小企業経営者とともに、最後まであきらめることなく懸命に闘う姿勢が共感を得ている。今の中小企業制度では、失敗すると再チャレンジできない現状がある。そんな中小企業の再チャレンジ制度を改革するのが人生のミッション。
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