ホーム 著者 著者一覧 佐東 しお 佐東 しお 1963年、広島県生まれ。51歳のとき、地元の訪問介護事業所に籍を置いて、登録ヘルパーに。「週3日くらい自分のペースで」働くつもりだったが、人手不足で仕事はどんどん増える。現在は、認知症の親、障害を持つ息子のケアに奔走しながら、月1回ずつカープとサンフレッチェの試合を現地観戦する現役訪問介護員。まだしばらく仕事を辞める日は来そうにない。 著者の関連商品 該当件数 1件 : 1~1件目表示 1 当年61歳、他人も身内も髪振り乱してケアします 介護ヘルパーごたごた日記 佐東 しお 著 「他人の暮らしに入り込む仕事」 訪問介護員が寄り添う、 家庭の事情、命の期限 ――あなたも女優になれますか? 「誰かのケアをする」というキャパは重い障害のある息子たちを育てるとき、いっぱいになった。かわいいからこそ苦しかった。だから、たくさんの人に助けてもらった。 介護職に就いて10年がすぎ、今度は親が認知症になり、その介護が必要になった。 息子のケアと、他人のケアと、親のケア。私は期せずして3つのケアを体験した。 ――これは私の地域の、その年月に、たしかにあった実話だ。 もくじ まえがき――気がつけば毎日… 第1章 あなたも女優になれますか? 某月某日 掃除のポリシー:誰に注意されようとも 某月某日 クビ案件:女優にならないと 某月某日 いくつに見える?:「前の事務所の人は…」 某月某日 もったいない:ニオイと闘う仕事 某月某日 セクハラジジイ:気に入らないとチェンジ 某月某日 入浴介助:「はぁ~、し・あ・わ・せ」 某月某日 グレーゾーン:やったらいけないことだらけ 某月某日 おいしい仕事、危険な仕事:ヘルパーは飲食禁止 某月某日 世知辛い世の中:こんなことにもお金をとるの? 某月某日「ああ、辞めた」:離職していく同僚たち 某月某日 身の上話:誰にどこまで話そうか 第2章 身内に泣かされる 某月某日 パワハラ娘:5ミリのズレも許しません 某月某日 ペットのお世話は…:鳥好きと犬好き 某月某日 介護ヘルパーになったワケ:結局、笑い話じゃん 某月某日 暗証番号を死守せよ:身内から逃げ回る 某月某日 認認介護:白ヤギさんと黒ヤギさんの 某月某日 高校自慢:言いたくてたまらない 某月某日 我慢が一番:奥さまの献身的介護 某月某日 脚力勝負:走れ、走れ、走れ 某月某日 マウントをとる:「介護福祉士」取得への道 某月某日 もう行きたくない:ケア直前になって 第3章 タダより高いものは… 某月某日 守銭奴:それぞれの宝物 某月某日 たった2億円:アカナベの裏の顔 某月某日 生活保護:荷物を下ろすタイミング 某月某日 物盗られ妄想:そして、着信拒否 某月某日 子機っ!!:「さえんこと」を「オモロイこと」に 某月某日 見知らぬ人たち:「なーんにもわからないばあさん」 某月某日 裏社会の姉御:私の困りごと 某月某日 ずるいずるい:西日本豪雨、悪戦苦闘 某月某日 看護師はやってこない:祖母の介護体験 某月某日 ワクチン打った?:私の主義は… 某月某日 やっぱりアレだった:チョコかと思ったら 某月某日 切るVS抜く:事実は想像のななめ上 某月某日 捨てる神あれば:「子」という響きの温かさ 第4章 まだ、やめたくない 某月某日 身内の介護、他人の介護:親だから腹が立つ 某月某日 さよならも言わずに:「わしが逝くときは」 某月某日 スッポン1980円:チャンスとピンチ 某月某日 利用者未満:忘れられない人 某月某日 悲しくないわけじゃない:ヘルパーは何も知らない 某月某日 命の期限:介護ヘルパーにできること 某月某日 大赤字:もう引き受けられません 某月某日 お花見:光の数だけ帰り先 あとがき――この恰好で胸を張って 【発行】三五館シンシャ/【発売】フォレスト出版 View More 該当件数 1件 : 1~1件目表示 1