「私と一緒に不幸になってよ。安心できるから」男性よりも女性のほうが平等性を重んじるそうですが、だからこその足の引っ張りあい、嫉妬をこのように著者は「翻訳」しました。女から女、社会から女、男から女――生きづらさを感じるすべての女性にお読みいただきたいです。
POSTED BYかばを
マウンティング 嫉妬 バリキャリ キラキラ女子 メンヘラ セクハラ 毒親 ワンオペ育児…
女性ならではの悩みを抱えるすべての女子へ
女から女、社会から女、男から女。女はあらゆる場面で批判され、時には否定され、理想を追いつづけながら生きています。
周囲からの評価に晒さらされつつ、よりよい自分を目指していくのは大変なストレスで、
多くの女性が女性であることのしんどさを感じたことがあるのではないでしょうか?
そんな女性がより楽に、自由に女を生き抜くために書かれたのが本書です。
著者は心理ケアサービスを提供する「ヒカリラボ」代表。
「大丈夫。自分で自分を愛してあげましょう」といったゆるふわ系、
あるいは「細かいことなんて気にする必要なし!」
といったサバサバ系メッセージに甘んじることなく、
本書では、心理学に関する国内外の研究・文献をベースに、
真に効果的で、信頼性のある論を展開していきます。
「女性の感情・認知のゆがみ」を整える
「女性グループの輪から抜け出したい!」「働くことと素敵な妻・母親をうまく両立できない」
「セクハラ発言をされて嫌な思いをした」
「友人の結婚を素直に喜べない」……
本書では、女性にとってのあるある的な悩みをピックアップし、
その悩みの原因となっている「ゆがみ」を提示していきます。
おそらく、それを「ゆがみ」として受け入れることに抵抗を感じることがあるでしょうが、
その違和感を大切にしてください。
違和感が強いほど、それがあなたをしんどくさせる「ゆがみ」である可能性が高いからです。
そして、その「ゆがみ」を整える考え方や、手放す方法をお伝えしていきます。
「ゆがみ」を整えることで、悩みだと思っていたものが悩みでなくなったり、
少なくとも以前ほどしんどくならなくなるはずです。
目次
まえがき――自分で自分を縛らないために第1章 何が女性の心をゆがめてしまうのか?
第2章 女の敵は女? やっかいな「隣人」たち
第3章 ありえない! 社会が求める有象無象、女性像
第4章 男たちの理解不能な部分を分析する
第5章 女性であることを肯定できる自分になる
あとがき――自分の本心で一瞬一瞬の選択を
著者について
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株式会社ヒカリラボ代表取締役。上智大学国際教養学部卒業。外資系証券会社勤務を経て、かねてから興味のあった臨床心理学を学ぶために東京大学大学院臨床心理学コースに進学。2016年に同修士課程修了。現在は、心理ケアサービスを提供する「ヒカリラボ」を運営。「気軽で簡単にできる心理ケア」をモットーに、臨床心理士によるオンラインビデオカウンセリングや、憂鬱な気分・ネガティブ思考・自信のなさに悩んでいる人を対象にしたゲームアプリなども開発、マスコミなどで紹介されている。また、大学院などで講師として活躍。2018年4月に処女作『ちょこっと、ポジティブ。一瞬で気持ちがふわっと軽くなる35のコツ』(大和出版)を発売。
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