「この時間に、これをするだけ」で
仕事の"スピード"と"質"が上がる!
脳と体には、あらかじめ作業スケジュールが組まれています。時間帯によって「力を発揮できること」「できないこと」
が決まっているということです。
だからこそ、脳と体に備わっているスケジュールを知り、
自分のスケジュールをそれにかみ合わせるだけで、
仕事の"スピード"と"質"が自然に上がるのです。
著者の職業である作業療法士の仕事は、
脳と体の力を最大限に引き出し、
作業を充実して行なうお手伝いをすることです。
また、脳の機能を活かした人材開発を行なうビジネスプランを基に、
現在、クリニックで臨床を行なうかたわら、
企業研修を全国で行なっています。
そういった現場でも実証された「時間医学」の科学的根拠を基にして、
生産性の高い仕事をするために、やることは2つです。
医療現場と企業研修で実証済みの
科学的パフォーマンス最大化の新「習慣」
「この時間帯に、この仕事をすれば、スピードも質も上がる」という時間の使い方があることを知り、
あなたの仕事のスケジュールを組むこと。
そのために、脳と体が正常にリズムを刻むための
「コンデションを整える習慣」を生活の中に持つことです。
本書では、"無理" "ムダ" "根性論"なしで、
実践できるスケジューリングを厳選し、紹介します。
さあ、仕事で結果を出すための
「脳を活かす24時間のスケジュール」をつくろう!
本書では、「スタートダッシュを切るための朝」
「生産性を高めるための午前、午後、夕方」
「脳と体のコンデションを整える夜」の時間の使い方を紹介。
さらに、「脳のリズムを整える食事のコツ」もこ紹介。
たとえば、
・起床してスグ 窓から1メートル以内の場所に移動。
・朝一番 簡単に日記を書き、行動力を高める。
・起床2時間後 重要な決断を行なう。
・起床4時間後 最も"創造的"で"知的"な仕事を行なう。
・起床5時間後 「突っ込んだ議論や提案」「チャレンジングな仕事」を行なう。
・起床7時間後 午後の時間帯は、手と目が連動する仕事を行なう。
・起床10~11時間後 「やらないこと」を決める。
・起床13時間後~ 浴室の照明を消して入浴。
睡眠1時間前に、自己投資の学習を行なうと知識が定着する。
布団に入ったら、冷たい物をあてて、耳から上の頭を冷やす。
……など、本書の中では、1時間ごとのスケジュールを紹介。
「自分だけのオリジナルな黄金スケジュール」をつくってみましょう。