あらゆる問題は、「仕分け」するだけで9割解決できる
「やるべきことが多すぎて、何から手をつけたらいいのかがわからない」「選択肢を絞れなくて、何を残して、何を捨てればいいのか迷う」
「つい考えすぎてしまって、なかなか行動に移せない」
「一生懸命やっているのに、結果につながらない……」
「アイデアが煮詰まってしまって、出てこない」
こうなってしまうと、
正しい判断ができなかったり、
行動することができないものです。
これらの悩みには、
1つの共通点があります。
それは、「頭の中がごちゃごちゃ」です。
頭の中がごちゃごちゃで整理されていないから、
このような悩みが湧き出るわけです。
問題をいかにシンプルにして、
正しい決断や行動につなげていけばいいのか?
そのためには、
まず問題と頭の中をシンプルに整理する必要があります。
その整理をするときに、
絶大な効果を発揮するメソッドが
「セパレート思考」です。
「セパレート思考」とは、ひと言でいえば、
「問題を仕分けする思考法」です。
混乱した頭の中
↓
選択肢&情報の「仕分け」(セパレート思考)
↓
物事の本質が見える
↓
正しい決断と行動
↓
問題解決
問題の種類によって、
その仕分け方が異なります。
どのような問題を
どのように仕分けていけばいいのか?
その方法を具体的な事例を交えながら、
徹底解説したのが本書です。
気になる本書の内容
本書の内容は以下のとおりです。第1章 「セパレート思考」とは何か?(概論篇)
1:「セパレート思考」は、問題解決の特効薬
2:「思考のメタボ」が、会社を滅ぼす
3:成果が出ないものは、すべて「思考のゴミ」である
4:決断スピードが上がる「3ステップ」
5:思考の整理は、道具選びから
第2章 頭の中のゴチャゴチャを消す技術(思考篇)
1:目標は、「量」と「質」で仕分けする【定量目標、定性目標】
2:成果が出ないのは、目的と手段が逆転しているから【目的、手段】
3:問題解決策が出ないときは、まず抽象的に考える【抽象的、具体的】
4:原因の深掘りが、思考の堂々巡りを断ち切る【原因、解決策】
5:的外れな発想は、頭の仕分けで矯正できる【事実、意見】
6:不要な選択肢を捨てる技術【収束、評価】
第3章 心のブレーキを外して行動に移す方法(行動篇)
1:結果とプロセス、どちらが大事か?【プロセス、結果】
2:優先順位は、時間軸の仕分けで決まる【短期、長期】
3:「なんとなく難しそう」がなくなる仕分け術【大項目、中項目、小項目】
4:「やらないこと」を先に決めると、前進する【やらないこと、やること】
5:なぜ成功者は毎日同じ服を着るのか?【こだわる、こだわらない】
6:松井秀喜と本田圭佑に共通する思考法【変えられる、変えられない】
7:一流は仕事を手放し、二流は抱え込む【任せる、先延ばし】
第4章 一瞬で片づく情報の仕分け方(情報篇)
1:読書効果を高める整理術【要点、実践】
2:現状分析の秘策「立体式整理法」【鳥の目、虫の目、魚の目】
3:すべてのビジネスは、3人の目で読み解く――【鳥の目:顧客、自社、競合】
4:ミクロ視点の3つの重要エッセンス――【虫の目:What, How, Why】
5:リーダーは未来より過去を大切にする――【魚の目:過去、未来】
第5章 結果にコミットする「セパレート思考」(ビジネス篇)
1:すべての戦略は、3つの仕分けで考える【誰に、何を、どのように】
2:なぜユニクロの品質は良くなったのか?【商品、価格、販路、宣伝】
3:売上を倍増させる3つの掛け算【新規、リピート、客単価】
著者について
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経営コンサルタント。株式会社コンパス代表取締役。
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近年は「思考の整理家」として講演活動や人材教育などにも力を入れている。
25歳で起業後、「経歴なし」「金なし」「人脈なし」「ノウハウなし」の四重苦からスタートしたため、3年以上まともに給与が取れずに挫折続きの生活を送る。その後、「思考を整理すれば、問題の9割が解決している」ことに気づき、思考の整理術に開眼。
以来、10年以上にわたり研究を独自に重ねて体系化。
難しい問題をやさしく解きほぐす「セパレート思考」は、フリーランスやベンチャー企業、東証一部上場企業まで幅広く支持され、コンサルティング実績は100社以上、研修は年間100日以上こなし、「セパレート思考」の講演受講者数は1万人を超す。
経営者の意思決定支援や次世代リーダーの育成に圧倒的な支持を得ている注目株として、ラジオ、テレビなどのメディア出演のほか、作家としての活動にも力を入れ、活躍の場が広がっている。
著者ホームページ
http://www.suzukishinsuke.com
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