今までありそうでなかった文章術の本です。1つの文章の型について丸々1冊で解説する本はたくさんありましたが、1冊の本の中で複数の文章の型を解説した本は新しいはずです。つまり、書くべき文章の種類に応じて使い分けることができる、汎用性の高い本なのです。
POSTED BYかばを
これまでなかった文章術の本
文章が上手な人と下手な人の決定的な違いは何かわかりますか?「語彙力があること?」「小説家のような比喩表現が使えること?」
そのどちらでもありません。
答えは「型」があるかどうかです。型というのは、書くべき内容・要素の順番です。
この型さえ覚えれば誰でも文章の達人になれるのです。
そして文章が上手な人や、それを生業としている人は、みな、すべからくこの型を使い分けています。
難しい言葉をいくら知っていようが、小説家のような表現ができようが、型がめちゃくちゃでは文章のクオリティは低いと言わざるをえません。
一方、たとえ表現力や語彙力が中学生レベルだとしても、型さえ守っていれば、「わかりやすい」「論理的」な文章となります。
表現力や語彙力というのは、一朝一夕に身につくものではありません。
しかし、型を覚えるのは1日でできます。
本書では、ビジネスからプライベートまで使える文と文章の型について解説しています。
文章の型をSTEPに分けて丁寧に解説。目的に応じて使い分けよう!
文章といっても千差万別。たった1行で心をゆさぶらなければいけないキャッチコピー、論理的で説得力が必要な企画書や小論文、読んだ人が商品を購入したくなるようなセールスレター、さらに泣かせたり、笑わせたりするものまで、数えたらきりがありません。
そして型もそれぞれで変わってくるので大変です。
しかし、本書では1つの型を2~5のSTEPに分解し、わかりやすく解説しています。
自分の書きたい文章に応じて、本書の44ある型から適した1つを選び、解説に沿って書いてみてください。
今までよりも、早く・上手に・伝わる文章が書けるはずです。
本書の型でフォローできる文や文章とは?
■書き出し ■各種見出し ■SNS ■サイト記事 ■企画書 ■メール■小論文 ■エッセー ■小説 ■書籍の原稿 ■キャッチコピー ■セールスレター
たとえば、批判を寄せつけない「企画書」を書くときの型は?
【STEP1】結論
【STEP2】結論に対する反対意見
【STEP3】反対意見への議論・考察
【STEP4】理由
目次
第1章 一瞬で心をつかむ1行の型第2章 相手をメロメロにする疑問文の型
第3章 説得力がアップする文章の基本の型
第4章 読みはじめたら止まらない文章の型
第5章 長い文章でもスラスラ書ける型
第6章 頭がいい人の論理的な文章の型
第7章 感情を揺さぶる感動ストーリーの型
第8章 思わずクスッとなる「笑い」の型
著者について
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作家&ヒプノセラピスト 1960年生まれ。文豪・井伏鱒二と同じ広島県福山市加茂町出身。20代から大手広告代理店に10年間勤務後、フリーライターに。その頃、中上健次との出会いをきっかけに作家を目指す。現在は、中上健次が事務所を構えた西新宿において、「高橋フミアキの文章スクール」と「東京ヒプノセラピーサロン」を主催、夢を叶えるために前進している人たちをサポートしている。文章スクールから出版デビューした人は50人を超えている。また、企業の社員研修としてレポートやメール、論文の書き方を講義。新聞やテレビ、ラジオなどメディアでも取り上げられている。
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本書では、ビジネス文書やグルメ雑誌、そして文芸に至るまで、幅広いジャンルの文章を書き、指導してきた経験で培った効果的な文章の型をまとめた。著書に『一瞬で心をつかむ77の文章テクニック』(高橋書店)、『150字からはじめる「うまい」と言われる文章の書き方』(日本実業出版社)、『頭がいい人の1日10分文章術』(コスモ21)、『大富豪おじいさんの教え』(Nanaブックス)など多数。
高橋フミアキの文章スクール
東京ヒプノセラピーサロン