職場に「いるいる」こんなヤツ。
ストレスをなくす人間関係コミュニケーション学
「非言語コミュニケーション」の第一人者、ミリオンセラー作家・竹内一郎が、
職場にいる困ったチャンを上手にかわす方法を伝授します。
おそらく、あなたの職場にも他人に迷惑をかける
こんなヤツがいるのではないでしょうか?
・直接会って話をしない「メール、大好き」君
・資料にやたらと図表を使う「何でも見える化」君
・できないことでも相手に合わせてしまう「空気、読みすぎ」君
・自慢話ばかりする「オレがやったんや!」上司
・突然キレ出す「キレキャラ」上司
・スグに人を集める「会議が仕事!?」上司
・常に忙しいフリをする「手が空くのはいつ?」君
・すぐに批判する「何がそんなに気に入らないの?」君
・ズルズルと残業してる「帰りにくいオーラ」上司
・言うべきことがいえない「叱れないんです……」上司
数え上げたらキリがありません。
職場に必ずいる、こういった人たち。
正直、ストレスがたまります。
こんな連中、無視するに限るのですが、
仕事で絡む関係上、つき合っていくしかありません。
この本では、職場に生息するこんな人たちと
あなたのストレスをためずに
どうつき合っていけばいいのかを解説。
思わずイラッとするヤツに、
竹内一郎氏が“喝!”を入れながら、
ムダに消耗されていくエネルギーを減らしてくれます。
思わずイラッとするヤツ、25人見参!事例はすべてホンモノ。
この本で登場する、思わずイラッとするヤツは25人。どれも本当の話だから、笑うに笑えない。
たとえば、こんなヤツです。
ある広告代理店の中堅社員A沢君。
食品メーカーの発売イベントを受注しようと商談しているとき、
先方からこんな提案が……。
「今回のイベントは、ちょっと変わったことがしたいんだよね。
若手芸人なんか呼んでメディアに取り上げられれば最高だよ。
ただ、予算が100万くらいでね」
そこでA沢君、一瞬、躊躇するものの……。
「ぜひやらせてください!何とかしましょう!」
契約を取ってウキウキしながら帰社したA沢君は、さっそく上司に報告。
すると、上司から……。
「はあ?そんな予算でできるわけないだろ!
しかも、うちの会社は芸人人脈が弱いんだよ!
まさか引き受けてきたわけじゃないよな!?」
「も、もちろんです」
と、嘘の報告をしてしまい、
頭を抱えたままデスクへと戻るA沢君。
結局、どうしようもなく翌日上司に報告。
さんざん叱られ、詫びのために食品メーカーへ行くと……。
「今さら困るよ!君ができるからって上にも報告しちゃったし、
上もノリ気でいるんだから!」
その後、A沢君が出入り禁止になったのは言うまでもない。
さて、こんなヤツとうまくつき合う方法なんてあるのでしょうか?
これは竹内先生に教えてもらうしかなさそうです。
目次
はじめに第1章 どうしてそんなに“おバカなの”!?
メール、大好き!……直接会って話をしない
何でも“見える化”? ……資料にやたらと図表を使う
どの話だよっ!!……何でも「あれ」「これ」言う
ホントに大丈夫?……憶測だけで返答してしまう
空気、読みすぎ?……相手に合わせてしまう
第2章 “態度がデカい”こんなヤツらは許せない‼
いいからやれよっ‼……やり方や考え方を押しつける
おまえの上司は、オレだっ‼……頭越しに物事を進める
オレがやったんや!……やたらと自慢話ばかりする
知ってるだけで、みんな友達?……人をダシにして自己アピールする
いきなりキレる!? ……余裕がなくなると怒り出す
第3章 “周りの迷惑”も少しは考えないと……
会議が仕事?……ちょっとしたことで、スグに人を集める
何がそんなに気に入らないの?……くだらないことで批判する
それっ、急いでるんですけどっ‼……面倒なことを先送りしてしまう
手が空くのはいつ?……常に忙しいフリをする
そうじゃなくてさぁ……否定ばかりする
第4章 “自分がない”にもほどがあるだろ‼
便利屋は大人気!……頼まれごとを優先してしまう
行き当たりばったり……方針をコロコロ変える
結局、何が言いたいの?……延々と前振りをしてしまう
叱れないんです……言うべきことが言えない
できない症候群……考えたり検討もしないで断る
第5章 見てるこっちが“いたたまれない……
やる気はあるの?……考えすぎて言葉が出ない
それもアンタの仕事なの?……何でも自分でやりたがる
帰りにくいオーラ……ズルズルと残業してしまう
たった一度のミスで……些細なことで評価してしまう
なんでそんなにネガティブなの?……水を差すようなことばかり言う
おわりに