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なぜこの2人が対談を!?
ネット界で影響力のある、ひろゆき氏。
自衛隊を辞めて有名人となった田母神氏。
ひろゆき氏、1976年生まれ、田母神氏、1948年生まれ。
2人の話の中心は、この国の防衛から自分自身の防衛(オンナ)まで
「守る」とは何かについて。
自衛隊は憲法第9条によって、国を守ることができない。
経済戦争でも諜報戦に負けている。
だからこそ、田母神氏はこの国を守るために強いリーダー、
強い国防戦略(強い自衛隊)、強い情報戦略、
強い抑止力(核武装)を持たなければならないという。
一方、個人個人の幸せの尺度の違いから、
「この国が、自分が幸せであると感じればそれでいい」とする、ひろゆき氏。
しかし、そんなひろゆき氏も、
元自衛隊・航空幕僚長の説得力のある話から
実際に日本が攻め込まれたら......と考える。
(ひろゆき氏は海外に逃げるそうだが......)
そんな2人もオンナは苦手
田母神氏もひろゆき氏も、「守る」ことができないものがある。
それは......女性。
ただし、ここでの話は女性を守るのではなく、女性から自分を守ること。
田母神氏は奥様に、ひろゆき氏は彼女に
なんの防衛手段も取れていないらしい。
そんな2人の話は、日教組、左翼思想へ。
田母神氏は、戦後の左翼思想が「この国を守る」
という考え方を崩壊させ自虐史観を生み出したという。
そうした思想を変えるべく立ち上がる氏にひろゆきは理解を示す。
元々、悪口は大好きな2人。
話は「この国」をよくできるのかというテーマで展開していく。
2人に意見の接点は見いだせるのか。
若い人も年配の人も、片意地張らずに向き合う最高の場が提供される1冊。 -
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■田母神のホンネに長谷川が真っ向勝負!
日本の未来はどうなるのか?
日本の国益をどう考えればいいのか?
前航空幕僚長という「現場」を知っている男と
国際エコノミストとして「現場」から分析する男が、
これまで触れられない日本のタブーに鉄槌をくだす!
- なぜ日本では「核武装論議」もできないのか?
- 核武装の新たな道「ニュークリア・シェアリング」は可能なのか?
- 知られざる「日米同盟」の裏側とは?
- 「武器輸出三原則」を日本企業は賛成している!?
- 中国の空母建造について
- 北朝鮮がミサイル攻撃をしてきたらどうなるか?
その他、「自衛隊の犯罪」「内部部局との対立」「軍事教育」「尖閣諸島問題」など、
洗いぶちまける!
■大激論! 2人の見解が激しくぶつかる!
来年、日米同盟は50年を迎える。
しかし、アメリカの傘の下で日本が生き残っていけるのか?
隣国中国は「2010年代の後半期購買威力評価で計算した実質経済規模は1位になる」
という予測もされている。
北朝鮮は核武装を解除する様子はみじんもない。
経済でも国防でも何も策のない日本に対して、
中国の李鵬元首相は、
「日本は国家の体制を整えていない。今のままでは20年もすれば消えていってしまうだろう」と述べた。
これからの日本の国家はどう進むべきなのか?
これまでの日本は国益を考えてきたのか?
2人の激論が、新たな議論の場を与えてくれる。
●日本は核を持つべきなのか?
田母神「日本は核武装すべきです」
長谷川「私は核武装は反対。まず常任理事国入りをどう果たすかです」
●日米同盟の現実をどうとらえるか?
田母神「日米同盟は対等でなければなりません。アメリカの言いなりではだめです」
長谷川「日米同盟は必要不可欠です。アメリカがもちませんよ」
●戦闘機購入をめぐるカネの問題
田母神「戦闘機購入はアメリカの言い値で買うしかない」
長谷川「言い値で買うしかない予算制度を作り上げてしまったのが問題です」
など、対立する見解から
国家の着地点を探っていく。
著者について
田母神俊雄(たもがみ・としお)
1948年、福島県生まれ。 1967年防衛大学校入学。1971年、防衛大学校電気工学科卒(第15期生)、航空自衛隊入隊。若い時分はナイキ(地対空ミサイル)部隊で勤務、その後空幕僚監部厚生課長、南西航空混成団司令部幕僚長、第六航空団司令、航空幕僚監部装備部長、統合幕僚学校長、航空総隊司令官を経て、2007年航空幕僚長。同年11月定年退官。
著者に『自らの身は顧みず』(ワック)、『日本は「侵略国家」ではない』(渡部昇一共著、海竜社)、『田母神塾』(双葉社)などがある。
長谷川慶太郎(はせがわ・けいたろう)
国際エコノミスト、軍事評論家。1927年、京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。最先端の技術を踏まえた「現場」から見る独特の経済分析と先見力に定評がある。
1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞受賞。『日本はこう変わる』は60万部の大ベストセラーとなる。
近著に『2009年 長谷川慶太郎の大局を読む』(李白社)、『千載一遇の大チャンス』(講談社インターナショナル)がある。
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