ヘブライ文学博士にしてユダヤ思想』研究家の著者が、終戦時の幼年期から、自殺を考えた高校時代、イスラエルへの留学、アメリカでの苦学、そして現在思うことなど、決して平坦ではなかった自らの人生を振り返りながら「生きる意味」を問いかける。
●本文からの抜粋
「善悪の葛藤」欲望が悪いのではない。欲望を善用できないことが問題なのである。
「人生の山坂」
試行錯誤がある人生のほうがずっと生きがいに満ちている。
「挫折のすすめ」
挫折して、そこで何を学び、何を得たか。そこから人生は開ける。
「ままならない人生」
不自由があるから人は磨かれ、生きるバネを強くする。
「誤解」
人はだれかに誤解される。誤解されたくないと願うのも、邪心かもしれない。
「可能性について」
不可能と見えるところからこそ道は開ける。
●担当編集者から一言
著者の人生や考え方から、読者の皆様が何かしら得ることがあれば、と思います。
品切れ