フェイスブック、ツイッターの超情報化社会では、時間も不平等!
このページにきていただき、ありがとうございます。「才能や家庭環境は不平等。でも時間は誰にでも平等」という言葉を聞いたことがありますか?
1日は24時間で、誰にでも時間は平等に過ぎるということです。
しかし、これはウソです。脳科学によって、このウソは証明されています。少なくとも脳は、24時間を生きているわけではありません。
なぜならクロックサイクルという概念があるからです。クロックサイクルは、人、環境によって違い、この違いが仕事のスピードや結果、勉強の能力などに差が生まれてしまうのです。
あなたの時間を左右するクロックサイクルとは?
あなたは「クロックサイクル」を知っていますか?ほとんどの人が聞いたことことがないでしょう。
クロックサイクルは、パソコンのCPUの演算処理速度と同じで、脳の情報処理速度のことを指します。
人はクロックサイクルの速度が変われば、感じる時間、考える時間、行動できる時間が変わってくるということです。
たとえば走馬灯というのがあります。
「死ぬ瞬間、人はこれまで生きてきた体験を追体験する」
というものです。
物理的な時間として考えれば一瞬ですが、しかし、脳では一瞬の中じっくりと数年分生きているのです。これは死ぬ瞬間、クロックサイクルが狂っていることを表しているといえます。クロックサイクルが速くなれば、物理的な時間は一瞬でも、すごく長い体感時間を感じることができます。
つまりの能力の差は、クロックサイクルのスピードの差なのです。クロックサイクルを高速化できれば、他人の時間の数倍もの、仕事、勉強などができるようになります。
だから、「一日の時間は24時間。時間はすべての人に平等」というのは幻想なのです。
そして人はクロックサイクルをコントロールできることが、脳科学でわかってきました。本書ではクロックサイクルを高速化する方法とトレーニングをご紹介していきます。
クロックサイクルを高速化する特殊脳機能音源CD付!
本書ではクロックサイクルを速くするための方法だけでなく、実践的なトレーニングを多数紹介しています。クロックサイクルを速くするために使える訓練法が、「速読」です。
巷にある、ただの速読では意味がありません。私の紹介する速読術は、脳科学的に正しい速読術であり、脳のクロックサイクルを圧倒的に速くすることが可能です。他の速読が実際とばし読み、つまみ読みであるのに対し、
「一字一句のがさずに、速く読む」
これを実践するのが苫米地式速読術です。新の速読には、圧倒的な速さのクロックサイクルを求められます。苫米地式速読術によるクロックサイクルを速めるトレーニングを実践することができます。
特殊脳機能音源を使用したCDを使ったトレーニングができるので、ただ単純に知識として得るクロックサイクルではなく、本書を読み、実践することで本当にクロックサイクルを今までの数倍に速め、すべての能力をアップさせることができるはずです。
著者について
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認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
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カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLabフェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、早稲田大学研究院客員教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO会長兼基礎研究所長。
マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験。三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイエール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。
同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現Language Technology Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究。全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員などを歴任。
また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「TPIE」「PX2」「TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及後継者として全世界で活動中。苫米地式コーチング代表。
サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとしてPX2と並行して普及活動中。
苫米地英人 公式サイト http://www.hidetotomabechi.com/
ドクター苫米地ブログ http://www.tomabechi.jp/
Twitter http://twitter.com/drtomabechi (@DrTomabechi)
PX2 については http://bwf.or.jp/
TPIE については http://tpijapan.co.jp/