◆本書の内容
■「仕訳」って何?
複式簿記では取引内容を、右と左に分けて記録します。
右と左に振り分ける作業、それが仕訳です。
右に書くか?左に書くか?どんな勘定科目で記録するのか?
簿記を勉強したことのある人なら、
必ず一度はつまずいた経験があるのではないでしょうか?
仕訳は、複式簿記最大の難点です。
■なぜ今、「仕訳」が重要なのか?
パソコン経理が発達し、誰でもかんたんに帳簿や決算書が
作成できるようになりました。
ただし、そのためにはデータをパソコンに入力しなければ
なりません。
じつは、このデータ入力の際に必要となるのが、仕訳です。
いくら便利になったとはいえ、仕訳は自分の判断で
しなければなりません。
つまり重要なのは、仕訳の知識があるか、ないかです!
■特別な簿記の知識がなくても、わかる!
本書は簿記の知識がない人でも理解できるよう、できるだけ
平易な言葉で解説しています。
また、初心者が引きやすいように「勘定科目」と「摘要」の2つの
索引をつくりました。
困ったらすぐ引けるようになっているため、仕訳がスムーズに
できるようになっています。
そのぶん仕事の効率が上がり、時間の節約にもなります。
■こんな人に使ってもらいたい!
・経理初心者
・個人事業者
・法人会計
・これから会計を学ぼうとする人
実務、勉強のあらゆる場面で使える、机に必携の一冊です。
■目次
第1章 資産の科目
第2章 負債の科目
第3章 資本(純資産)の科目
第4章 収益の科目
第5章 費用の科目
第6章 これで大丈夫!消費税の会計処理
著者について
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1972年中央大学商学部卒業。1974年監査法人サンワ事務所(現・有限責任監査法人トーマツ)に入所。コンサルティング業務も監査もできる部門を目標としたトータルサービス部の立ち上げ時の中心的メンバーの一人として、のちに有限責任監査法人トーマツとなってトータルサービス1部(TS1)を会計士100人体制に成長させた。
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1982年より3年間カナダに赴任。1993年監査法人トーマツ代表社員就任。
1997年同監査法人退職後、椿勲公認会計士事務所開設。
著書は、共著で『これだけは知っておきたい「ビジネス数字」の常識』(フォレスト出版)、『店頭登録ハンドブック』(中央経済社)がある。