なぜ、会計の入門書を読んでも、途中で挫折してしまうのか……
「今さらだけど、会計の勉強をしなきゃな……」あなたはこれまで、
そんなふうに会計の入門書を手にとってきたでしょうか。
しかし、それでも身につかないのはなぜなのでしょう。
世の中には、「初心者向けの会計の本」があふれています。
すでに出版されている本を挙げればそれこそ何百という本があるでしょう。
ところが、どれを読んでも身につかない。。
簡単そうに見えても、途中まで読み進めると、チンプンカンプン……
やさしく解説しているはずの会計本が、難攻不落の代物となってしまいます。
その理由はカンタンです。
会計士はマジメな人が多いからです。
「入門書」とうたっていても、
マジメばかりに、ついついたくさんのことを盛り込んで
いつの間にか本当に大切なことがぼやけてしまうのです。
たしかに基礎知識は大切です。
しかし、途中で挫折して、苦手意識を身につけてしまっては
元も子もありません。
そこで本書は、
経営者の方に「覚えておいてほしいこと」に徹底的に絞りました。
社長!数字アレルギーのままでは会社が潰れてしまいます!
本書の目的は、経営者の方に会計アレルギーを克服してもらい、なんとなくでもいいので、会計が分かったような気がすると
思ってもらうことです。
そのために、会社の儲けにつながる
会計の“使える部分”を重点的に解説しました。
たとえば、「税理士と経営者では儲けの感覚が異なる」のはなぜか。
社長が「利益はこのくらいだろう」と予想をしても
会計事務所が出してきた数字と異なることがたびたびあります。
じつは会計事務所の資料は、経営の実態を表していないのが実情なのです。
だからといって
「役に立たない!」
「会計はよく分からない!」
と、切って捨てるのは、あまりにもったいないでしょう。
本書に書かれている会計のポイントさえしっかり押さえれば、
これまで使えない…と思っていた会計も、
儲けが見える会計に変えることができるのです。
それを知らないまま、めんどくさいという理由だけで
会計事務所に丸投げを続けると会社が潰れる遠因にさえなりかねません。
自分流会計で、儲かる会社に変えて行こう!
本書は、「会計や経理は、どうやって役立てればよいのだろう」
「経営に役立つ、儲かる会計とはどんなものだろう」
という純粋なギモンに応える
これまで、ありそうでなかった社長会計の本です。
さらに、入門書の定番として人気の
「ここだけは」シリーズのフォーマットで作られているため、
図やイラストがふんだんに入っており、
一目で内容を理解することができます。
これまでの数字アレルギーで会計を丸投げしていた経営者の方に、
ぜひ本書をご活用いただき、御社をさらに儲ける会社に変えていってください!
著者について
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税理士。山條隆史税理士事務所 所長。
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1990年3月税理士登録。
顧客の100%が外資系企業であり、外資系に特化したサービスを提供している税理士事務所。
国際税務にかかわることに特に強いが、個人商店担当、株式公開支援部所属、相続・贈与相談の銀行の財務相談室出向、金融税務部のサポート等、幅広い業務に携わった経験では誰にも負けないと自負。
また、一般財団法人 日本コンサルタント協会認定PBC(パートナー・ビジネス・コンサルタント)のパートナービジネスコンサルタントとしても活躍中。
共著書に『総解説・連結納税制度』(日本経済新聞社)、『トコトンわかる個人事業の始め方』(新星出版社)などがある。