ホーム 著者 著者一覧 安沼 保夫 安沼 保夫 1981年、神奈川県生まれ。明治大学卒業後、夢や情熱のないまま、なんとなく警視庁に入庁。調布警察署の交番勤務を皮切りに、機動隊、留置係、組織犯罪対策係の刑事などとして勤務。20年に及ぶ警察官生活で実体験した、「警察小説」が描かない実情と悲哀を、身バレ覚悟で本書につづる。 著者の関連商品 該当件数 1件 : 1~1件目表示 1 本日、花金チャンス、職務質問、任意でご協力お願いします 警察官のこのこ日記 安沼 保夫 著 「ノルマに駆けずり回る仕事」 警察小説には描かれない おまわりさんの事情 ――配属ガチャ、ハズレました 本書をきっかけに警視庁内で「犯人探し」が始まるかもしれない。私に対する非難や中傷もあるだろう。だが、誰になんといわれようと、本書にあるのはすべて私が実際に体験したことである。 ――現場で汗を流す末端の警察官の、よいことも悪いことも含めたリアルな姿を描きたいと思う。 もくじ まえがき――警察官は警察小説を読まない 第1章 ようこそ警察学校へ 某月某日 オリエンテーション:入校前日の腕相撲 某月某日 幸か、不幸か…:教場と、鬼助教 某月某日 教練はつらいよ:警察学校初ビンタ 某月某日 メリメリ教場:「警察官に頭脳はいらねぇ」 某月某日 拳銃係:コツは〝ぎゅう・ドン〟 某月某日 出世頭:教場内カースト 某月某日 マンキョウ第1号:束の間、デート気分 某月某日 脱落者:次は自分の番なのか? 某月某日 夢や情熱もないままに:警察官を目指したワケ 某月某日 拳銃検定:警察官になる覚悟 某月某日 渋谷駅前交番:現場実習・日勤篇 某月某日 110番は鳴りやまない:現場実習・夜勤篇 某月某日 腰撃ち:現場以外での使用 某月某日 正直者が損をする:「ふぁい」処世術 某月某日 解放感:女子学生が披露したマル秘ネタ 某月某日 涙の卒業式:いい思い出なんてないけれど 第2章 配属ガチャ、ハズレました 某月某日 着任:「おんめぇもそう思わねえか?」 某月某日 交番勤務の1日:日勤篇と夜勤篇 某月某日 花金チャンス:評価は、職質検挙と交通取り締まり件数 某月某日 厳然たるヒエラルキー:内勤と外勤のあいだには 某月某日 パンティ泥棒、侵入:時価、おいくらですか? 某月某日 地獄の慰安旅行:旅館の宴会係が嫌う3つの職業 某月某日 バスタオル女子:駆けつけるゴンゾウ 某月某日 武者震い:機動隊への異動 某月某日 街宣車襲来:機動隊の、ある1日 某月某日 祭り、花火、初詣:雑踏警備の極意 某月某日 金欠疑惑:警察は金絡みトラブルを嫌う 某月某日 自殺:「口外しないように」 某月某日 警察官の恋愛事情:「そうだ、京都行こう」は困ります 某月某日 3・11被災地派遣:「余計なことしちゃったかな」 第3章 事件は☓☓で起きている 某月某日 社会不適合警官:久しぶりの交番勤務 某月某日 万引き処理:「被害届出さなくていいんですか?」 某月某日 職質検挙1件ゲット!:高揚感と安心感 某月某日「留置ってベロリですよ」:留置係の1日 某月某日 ハードモード:「今すぐ☓☓☓やめなさい」 某月某日 「声を聞かせて」:面会の人間ドラマ 某月某日 小さな一家:親分の流儀 某月某日 マウント合戦:留置係は知っている 某月某日 情報の宝庫:スモーカー有利な組織 某月某日 組織犯罪対策課:公用車、不正利用 某月某日 ガサ入れ:重大かつ先送りにできない事項 某月某日 刑事人生最大の事件:事件はどこで起こってる⁉ 第4章 さよなら、桜田門 某月某日 内規違反:郷に入っては郷に従え 某月某日 絶対的支配者:反抗的な者は… 某月某日 烙印:「嫌なら辞めればいいんだよな」 某月某日 上司ガチャの悲劇:日記シリーズとの出合い 某月某日 退職:「今だったらまだ引き返せるぞ」 某月某日 再会:たった一人の恩師 あとがき――「パパの今の仕事って何?」 【発行】三五館シンシャ/【発売】フォレスト出版 View More 該当件数 1件 : 1~1件目表示 1