『涙の数だけ大きくなれる!』内容&目次
著者は元カリスマ塾講師として、灘高校などの難関高校に多くの生徒を合格させてきた。
そこで伝えていたものは、受験テクニックだけではなく、
生徒が自らペンを握るほど心を揺さぶる物語だった。
「勉強は何のためにするのか」
「幸せって何だろうか」
「あきらめないこと」
「努力の本当の意味」
「感謝する気持ち」
すべては、人生で大切な「生きるメッセージ」だった。
そして、その瞬間に生徒たちは変わっていった。
彼が伝えてきたメッセージは、働く人すべてに当てはまる。
著者のセミナーで、これまでに6万人以上が涙し、心が変化して理由がここにある。
- 第1章 仕事がイヤになった時に……
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- STORY1 戦渦の子どもたちが望んだもの
- 1979年から10年間続いたアフガニスタン戦争。
いつ死ぬかもわからない状況に置かれていた子どもたちが、
海外のマスコミの記者に答えた「一番の望み」とは……。 - ●仕事ができるという喜び
- STORY2 あるレジ打ちの女性
- その女性は、何をやっても続かない人だった。
何度も仕事を変え、派遣先から紹介された仕事はレジ打ちだった。
この仕事もやめようと思った彼女に、ある心の変化が訪れる……。 - ●明日やめようと思って、今日を生きる
- STORY3 ある生徒の高校受験
- 難関校合格を目指す塾に、ある生徒が入塾してきた。
宿題をテキストの隅に書いてくるのだが、それにはある事情があった。
彼が高校受験にかけたものは何だったのか……。
- 第2章 仕事がつまらなくなったら……
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- STORY4 たった1つの社訓
- 経営理念は「お客様の喜ぶことをしよう」というものだった。
ある時、あるお客が靴を買いに来たが、あいにく在庫切れ。
そこで店員が起こした思わぬ行動とは……。 - ●あなたの問題を取り払ってくれるのは誰か?
- ●どんな仕事にも必ず意味がある
- ●あなたを喜んでくれる人はたくさんいる
- 第3章 人間関係に悩んだら……
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- STORY5 「ミラー細胞」と佐賀北高校
- 2007年の夏の甲子園。県立高校としては11年ぶりの全国制覇を果たした佐賀北高校。
彼らの優勝の裏には、知られざる秘密があった……。 - ●一生のうち、あなたは何人の人と出会うか?
- STORY6 なぜ、ガンはV字編隊で飛ぶのか?
- ガンがV字編隊で飛ぶには理由がある。
塾というライバル同士が競う場所で著者が伝えた人生における人間関係の意味とは……。
- 第4章 あなたにできることは何か?
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- STORY7 母の足
- ある会社の就職試験。
出された課題は「お母さんの足を洗いなさい」というものだった。
しかし、母親の足をなかなか洗うことができなかった……。 - ●誰かのために生きると人生が変わる
- STORY8 あるパチンコ店の話
- いつも同じパチンコ台に座るおじいさんがいた。
ある冬の日、駐車場で倒れている姿を発見する。
親族に呼び出され、そこで息子さんから言われた言葉とは……。 - ●仕事はあなたに最高の幸せをプレゼントしてくれる
- 第5章 あなたが大きくなるために……
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- STORY9 夢をあきらめない
- 1997年のワールドカップ予選リーグ。
負ければ予選敗退が決定するという対ウズベキスタン戦で、
チームとサポーターの夢をつないだ一人の男がいた……。 - ●当たり前のことを当たり前と思えないくらいにやる
- STORY10 腐らないリンゴ
- 2年間放置しても腐らない「奇跡のリンゴ」というものがある。
しかし、このリンゴの誕生には想像を絶するドラマがあった。
死をも決意したある男を突き動かしたものとは……。