今のあなたにフィットした書籍を見つけてください!
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10年前は日本の円高が問題視されていたのに、最近では円安が問題視されています。「結局、どっちがいいの?」と、私のような素人は疑問に思ってしまいます。しかし、本書を読むと、「為替」を自分のビジネスや生活視点で見たり、日本という国家レベルで考えるなど、さまざまな判断軸があることに気づかされます。新聞・ニュースが面白くなり、外国為替で損をしない、恥をかかないための必須知識を、本書でサクッと学んでください。
POSTED BYかばを
View More為替を理解することはグローバル経済を理解すること。
個人がパソコンやスマートフォンで、外国為替や株式の動きをリアルタイムで見て、為替や株の取引ができる時代になりました。
資産を守り、増やすためにも外国為替の知識は必須!
ところが、これだけ多くの情報がありながら、必ずしも政治や経済、金融市場、外国為替などへの理解は深化していないのではないでしょうか。
そこで、本書では初心者の方にもわかりやすいように外国為替のしくみを基本から説き起こし、さらに、臨場感をもって理解していただけるように金融の現場でしか体験できない内容を盛り込みました。
お金は世界中を回っています。お金が自国から外に出ると外国為替が発生します。したがって、外国為替を理解することは金融を理解することであり、ひいてはグローバルな経済、政治への理解につながるのです。
実務キャリア40年の金融アドバイザーによる解説です。
これ1冊で「為替」がわかる!
本書は図解・データで為替のしくみをやさしく解説した超入門書です。
以下のようなトピックを含め、円高・円安のしくみから外貨で稼ぐ方法まで、網羅的に学ぶことができます。
◎為替が変動する要因
◎ロシア・ルーブル3度の暴落
◎中国の為替制度はどうなっているのか?
◎レバレッジが引き起こした世界恐慌
◎法定通貨はデジタル化するのか
◎外貨を買う絶好のタイミング
◎国際通貨基金(IMF)の役割とは?
◎経済が低調なのに円安にならないのはなぜ?
◎ブローカーやディーラーって何をする人?
◎イギリスはなぜユーロを導入しなかったのか?
◎為替差益を狙うか、金利で儲けるか?...etc.
目次
第1章 そもそも外国為替って何?
第2章 為替レートはどのように決まるのか?
第3章 外国為替市場ではどんな取引が行われているか?
第4章 為替を活かして外貨で儲ける
第5章 円高・円安がビジネスや経済に与える影響
第6章 国際通貨制度と日本円の将来
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在庫管理におけるDXは「デジタル化」ではなく「データ化」。つまり「データ・トランスフォーメーション」であると著者は説きます。本書では在庫DXの実現に向けて、倉庫ができることや今ある課題に対してどのような管理が適切なのか、どのような選択肢があるのかをお伝えしていきます。
POSTED BY寺崎
DXといえば、一般的には「デジタル・トランスフォーメーション」を思い浮かべるでしょう。しかし、 本書では、在庫管理におけるDXは「デジタル化」ではなく「データ化」。つまり「データ・トランスフォーメーション」であると提案します。View More
デジタル化と仮想空間を組み合わせた技術を「デジタルツイン」とよび、あらゆる業界における「DXの最終着地点」といわれています。
本書では、リアルな物流倉庫内の在庫や動きをすべてデータ化して仮想空間上に置き、いままでブラックボックス化していた倉庫内を管理・オペレーションする方法をステップ・バイ・ステップで解説しています。
最初の一歩は、リアルな現場での「7つの『ない』」の追求から。
1「持たない」
2「貯めない」
3「待たない」
4「歩かない」
5「考えない」
6「探さない」
7「書かない」
これらを実現するために、本書では、現場の実作業レベルでのイロハから倉庫内総デジタル化へのプロセスの構築についてご紹介いたします。
「生産性を最大限に向上させるための在庫管理」
これこそが物流現場における在庫管理の本質です。
そのためにも本書で紹介する倉庫DXが急務とされています。
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1日たった1%の成長が
人生を変える。
今日のあなたは、
昨日のあなたに比べて、
何が違いますか?
昨日までやってこなかった「考え」「行動」を
ほんのちょっとやってみるだけで、
あなたは着実に成功に近づく――。
ユダヤ人や華僑が独占していた
世界的企業のトップは、
今は、印僑たちが独占しています。
彼らがこぞって学び、使いこなしているのが、
インドで古くから伝わる成功法則「ジュガール」。
本書のタイトルにもなっている
「1日1%が人生を変える」という理念は、
「ジュガール」の根幹をなす考え方です。
本書は、
ストーリー仕立てで、
このジュガールの根幹的な教えである
「1日1%の成長」の大切さ、重要性を知り得る
エンターテインメント作品です。
ロールプレイングゲームの世界に入り込んで、
ドキドキワクワク、楽しみながら
ジュガールの重要エッセンスを学ぶことができる1冊です。
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コロナ禍をきっかけに、あらゆる業種や職種で、仕事のやり方や常識がどんどん変わり始めました。変わったというより、新型コロナ前より言われてきたことが前倒しになった、加速したといったほうが適切かもしれません。「直接相手に会ったり、接触ができない」という点において、わかりやすいほど変化を強いられた職種の1つが「営業」職です。例えば、「リモート営業」。クライアント側(営業される側)がリモートのメリット・デメリットを知った今、コロナ前に戻ることはないでしょう。また、ネット技術はとてつもないスピードをもって進化しています。それはとどまることはないでしょう。この環境変化が激しいこれからの時代、営業はどのように変わって、どんなことが変わらないのか? 超人気営業コンサルタントの横山さんが、営業の第一人者18名の取材を通して、ランキング形式でわかりやすく解説してくださいました。全業種の営業パーソンに対応した「新時代の営業バイブル」がここに誕生しました。
POSTED BY森上
View More新時代の営業「変わること」「変わらないこと」を1冊にまとめてみた
激動の時代、御社やあなたは大丈夫?
営業の第一人者18人も認めた、
「絶対達成」の著者が説き明かす
新時代に必須の思考&スキル、ベスト20。
営業の第一人者18人も認めた、
時代や環境が目まぐるしく変化する時代です。
新時代に必須の思考&スキル、ベスト20を徹底解説
つい数年前まで通用していた常識が通用しなくなる――。
そんな激動の時代に、
「営業」がどのように変わり、
どんなことが変わらないのか?
「絶対達成」で知られる
超人気営業コンサルタントである著者が、
そんな2つの観点から、
営業の第一人者の18名に取材を敢行。
トップ営業パーソンたちの取材を通じて、
著者自身が考えていることをすり合わせながら、
ランキング形式で1冊にまとめたのが本書です。
業種を問わず、
全営業パーソンにとって、
新時代に必須の思考&スキルは何か?
「変わること」「変わらないこと」の
それぞれベスト10を
ランキング形式で詳しく解説します。
激動の時代、御社やあなたが
周回遅れに陥らないための必読書であり、
どんな時代も「絶対達成」を実現する
【営業の新バイブル】的な1冊です。
気になる本書の内容
本書の内容は以下のとおりです。
はじめに──新時代の営業において「変わること/変わらないこと」とは?
プロローグ 時代背景
◎2つの未来の視点
◎キーワードは「不易流行」
◎「変わらないこと」とは何か?
◎「営業不要」論について
◎調べるか、合意形成するか
◎変化する「営業の定義」
第1部 新時代の営業「変わること」
第1位 デジタルシフト
◎営業とデジタル技術
◎世界の営業DX牽引者の言葉
◎KPIを後ろにずらす時代!?
◎二極化する営業組織
◎SFA/CRM――代表的なセールステック①
◎SFA/CRMがなかなか普及しない理由
◎SFA/CRMの導入活用次第で、その組織の未来が決まる
◎CTI――代表的なセールステック②
◎データ分析から導き出された具体的な数字の訴求力
◎MA――代表的なセールステック③
◎誰が運用するかが問題
◎オンライン商談――代表的なセールステック④
◎「オンライン商談」の最大のメリットは?
◎BI――代表的なセールステック⑤
◎日程調整ツール――代表的なセールステック⑥
◎「周回遅れ」の営業組織はどうなっていく?
◎「リモート営業」に隠れた、営業の本質
◎お客様が考える「好ましい営業スタイル」とは?
第2位 言語力(コンテンツ力)
◎「暗黙のルール」が伝わりづらい時代
◎極端に変化したB2C営業
◎オンライン商談だからこそ、求められること
◎「言語力」で、転職成功率も変わる
◎これからのマネジメント能力は、勘や精神論より、数字の係数管理能力
◎コンテンツマーケティングと言語力
◎「言語力」をどう鍛えるか?
◎「ニーズ」を探るのに求められるスキル
◎「ニーズ志向」と「シーズ志向」――なぜ時代はシーズ志向へ
◎コンテンツマーケティング
◎問題意識の醸成プロセス「OATHの法則」とは?
◎お客様の「意識ステータス」を分解する
◎「OATHの法則」に沿ったコンテンツのつくり方
◎一人の営業パーソンが影響力を持てる時代
◎展示会に行けば、「言語力」の重要性がわかる
第3位 求められる営業の専門性
◎営業活動の高度化
◎加速化する営業の分業化、専門性
◎入口を間違えれば、すべて間違える――「マーケティング」
◎サッカーの司令塔的な存在――「インサイドセールス」
◎最も希少価値が高い営業――「カスタマーサクセス」
◎最初の関門「オンボーディング」
◎3つのタッチモデル
◎「BizDev(ビズデブ)」とは何か?
◎「BizDev」が求められる2つの理由
◎「BizDev」に必要な3つのスキル
第4位 問題発見力
◎問題解決力と問題発見力の違い
◎インサイトセールス、ビジョンセリング
◎「2個上の目的」に焦点を合わせる――視座を上げるコツ
◎目先の小さな問題、将来の大きな問題
◎相手に問題の重大性を気づかせる秘策――コンテンツマーケティングを組み合わせる
第5位 競争から共創の時代へ
◎営業の競争心
◎競争心は本当に必要か?
◎驚くほど共創の時代に変化している――自己体験を例に
◎営業界の共創の祭典「S1グランプリ」
◎テクノロジーによる恩恵
◎営業も「オープンイノベーション」の時代
◎なぜ営業の共創が広がっているのか?
第6位 マーケティング志向
◎「今ある商品を、今ある売り方で売ればいい」時代が終わった2つの理由
◎「売れる」のか「売る」のか
◎「売れる」とはどういうことか?
◎事業開発のマーケティング志向
◎マーケティング感覚が失われる要因
第7位 女性営業の活躍
◎私がずっと抱き続けた疑問
◎なぜ女性営業が活躍できる時代に?
◎インサイドセールスの台頭
◎企業が本当に求めている人材とは?
第8位 多様化する売り方(ソーシャルセリング)
◎ソーシャルセリングとは何か?
◎ウィークタイズ(弱いつながり)が時代のキーワード
◎大いなるソーシャルセリングの可能性
◎ソーシャルセリングのプロが編み出す「新しい売り方」
◎一般的な営業活動にSNSを活かす考え方
◎ソーシャルセリング2つの基本
◎SNSを使って「傾聴」を試みる
◎自分自身はどのような投稿をすべきか?
◎営業もマルチメディア・マルチコミュニケーションの時代
第9位 マネジメントの高度化
◎AIが人間より正確でスピーディに実現すること
◎着地の見込みができると、先回りをして手を打てる
第10位 営業に対するイメージの変化
◎回を重ねるごとに白熱する日本一の営業を決める大会
◎「#営業祭り」がSNSでトレンドに
◎なぜこんなに盛り上がるのか?
第2部 新時代の営業「変わらないこと」
第1位 信頼関係
◎誰もが「不変」と答えた最重要ファクター
◎営業に不可欠な「ラポール」の重要性
◎さらに詳しくラポールを理解する
◎一般のビジネスパーソンは、ペーシング技術を体得できない?
◎ニューロロジカルレベルを活用して承認する――一般人でもラポール構築ができる方法
第2位 「売る」重要性
◎「売る」こそ営業の本分
◎「売る」の重要性を再確認する
◎トヨタの「売る」力
第3位 残るリアルの良さ
◎リモート時代にわかる「リアルの良さ」
◎「リアル」でないとダメなこと
◎オンラインでは絶対に得られない「無駄」と「遊び」
◎どこに「無駄」や「遊び」があればいい?
◎リアルだからこそ味わえるセレンディピティ
第4位 達成欲
◎達成欲がなければ、宝の持ち腐れ
◎達成欲は最初からある
◎達成欲にとって最も重要な因子とは?
◎達成欲を芽生えさせるために、どれだけ達成感を味わうか
第5位 事前準備
◎進む準備の高度化、主導権を握りやすくなる
◎お客様の「想定外」をできるだけ減らす努力
◎「営業力」調査で判明! トップ営業とトップ以下の違い
◎セールスコンテンツを自社&お客様に事前共有する重要性
第6位 直感力
◎侮れない「直感力」
◎なぜベテランの言い分は正しいのか?
◎身近な直感力
◎「KKD」をバカにするな
◎高度情報化時代に必要な直感力
◎ITソリューションに振り回される人たち
◎仮説検証と直感
第7位 マネジメントの基本
◎精神論マネジャーは絶滅危惧種
◎KGI、KSF、KPIを決めてマネジメントすればいい
◎KGI、KSF、KPIとは何か?
◎営業のKSFは「不易の公式」から!
◎「改善できるか?」の視点は3つ
◎質をアップするKSFの決め方
◎組織が増えると複雑化するKSF
◎私が「YouTube ライブ配信」にこだわる理由
◎営業のKPI設定法
◎シンプルにマネジメントする
第8位 プッシュ型営業
◎営業の存在意義
◎成果をコントロールし、事業を成長させる
◎プル型営業オンリーの限界
◎飛び込みやテレアポ以外のプッシュ型営業
◎「攻めの姿勢」を貫くために
◎プッシュ型営業は、どこまでデジタルに任せられるか?
第9位 第一印象
◎オンライン商談で残念な人
◎オンラインでも見た目を意識したほうがいい理由
◎第一印象はあとから覆せない
第10位 愛
◎ビジネスで「愛」は必要なのか?
◎そもそも「愛」とは何か? 8種類に分解する
◎営業に必要な「愛」とは?
◎愛とインセンティブ(報酬)の関係
番外編 空間移動
◎空間移動しないと、発達しない能力
◎30歳未満は、積極的に空間移動を
◎営業ならではの特権
おわりに――インタビューを通じて考えさせられたこと
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今の時代、仕事やプライベートのあらゆる場面で、メールやチャットでのコミュニケーション、SNSでの情報発信など、「書く」ことの重要性がものすごく高まっています。おそらく、人類史上、誰もかれもが、ここまで文字を大量に読み書きしているという時代はなかったのではないでしょうか。そんな情報洪水ならぬテキスト洪水時代だからこそ、正しく書く力、すなわち、自分の伝えたいことを正確にかつ、相手が短時間で理解できる(とともに、誤解しない)ように書くスキルが重要です。本書は、UXライター、コピーライターとして活躍する宮崎さんがこれまでの実務の中でつちかった、「確実に伝わる」「一瞬で人を動かす」文章を書くための技術をあますところなく公開しています。「技術」ですから、きちんと取り組んでいただければ、どなたにも習得可能です。「何を言いたいかわからない文章」と言われている方、「文章を書くのが苦手だけど仕事で書かなければいけない」という方は、ぜひともご一読ください。目からウロコが落ちること請け合いです。
POSTED BY貝瀬
View More「読み手ファースト」の文章術があなたの人生を変える!
「読みやすい文章が書けない」
「伝わる文章が書けない」
「簡潔な文章が書けない」
文章を書く上で、もしあなたがこうした悩みを持っていたとしたら、その悩みを一瞬で解決する方法があります。
「読み手ファースト」で文章を書く。たったこれだけです。
利用者約800万人「あと払いペイディ」のUXライターが明かす
あなたの文章が読みにくいのも、伝わらないのも、簡潔に書けないのも、すべて「自分」中心、つまり「自分ファースト」で文章を書いているからです。「こう書いたら読み手はどう受け取るだろう?」という、「読み手」の視点が欠落しているのです。
一瞬で確実に伝わる「読み手の脳に負担をかけない」文章の極意
「そんなこと言ったって、どうやったら読み手ファーストな文章を書けるようになるの?」と思ったあなた。安心してください。
文章術は、才能ではなく、技術です。
本書の著者、宮崎直人さんが実践する文章術は、しっかりとトレーニングさえすれば、誰でも身につけられるものです。なぜなら、その多くが科学的根拠に裏づけられたものや、古典といえる優れた文献で証明されているものだからです。宮崎さんの個人的な経験や、根拠のない主観的な主張ではなく、データや第三者による客観的事実に基づいています。
宮崎さんは、UXライター/コピーライターとして、アプリやWebサービス、メールなど、デジタルメディアで文章を書いていますが、そのすべてにおいて、効果の有無をデータで検証することが可能です。本当に読み手を動かす文章を、データで可視化できるようになったのです。そして、科学的根拠に基づいているため、再現性も高い。すでに効果が実証済みの文章術をあますところなく公開します。
まず第1章では、人間の脳の構造や、時代とともに変化する「読む」という行為について考察することで、読み手ファーストな文章が求められる理由を説明します。
第2章では、読み手ファーストな文章を書く上で最も重要な、「短く書く」ということについて書いています。無駄を削ぎ落したシンプルな文章を書くための、実践的な4つのテクニックを紹介しています。
①一文を短くする
②短い言葉に言い換える
③体言止めを活用する ④丁寧な言葉づかいを避ける
第3章では、読み手ファーストな文章を書くための、実践的なメソッドについて解説していきます。第2章と第3章が、本書の最も核となる部分です。「読み手ファースト 7つのルール」として以下のテクニックを解説します。
①文章も見た目が9割
②箇条書きが最強
③ひらがな7割:漢字3割が黄金比
④大事なことから先に書く
⑤文章はリズムが命
⑥横文字禁止令
⑦一晩寝かせてアップデート
第4章では、文章を書く上で「シンプルであること」が非常に重要であることについて、シャネル、ジョブズ、ショーペンハウアーなどの言葉を引用しながら解説しています。この章を読むことで、「なぜ文章はシンプルでなければいけないのか」がわかっていただけると思います。
第5章では、宮崎さんがコピーライターとして仕事をしてきた経験をもとに、キャッチフレーズやネーミングの仕事で役に立つ技術を紹介しています。そしてその中から、読み手ファーストな文章を書くためのエッセンスになるような部分を解説しています。
第6章では、今まさに宮崎さんが最も注力している分野である「UXライティング」について解説しています。UXライティングの基本から、実際に使われている事例までを紹介しながら「読み手ファーストな文章の体験をいかに設計するか」という部分について書いています。
第7章では、文章を「機能的ライティング」と「情緒的ライティング」の2つに分ける考え方について書いています。
第8章では、仕事で文章を書く際に気をつけるべきことをまとめています。私たちが仕事で書く文章は、そのほとんどが誰かに依頼されたものです。依頼者に喜んでもらえる文章を書く方法を解説しています。
この本は宮崎さんがUXライター、コピーライターとしての実務経験の中で培った「一瞬で、正確に伝わる文章」を書く技術を身につけるための方法が徹底的に解説されています。実践していただければ、どなたでも身につけることができる「技術」です。ぜひお試しください。
文章力をアップして人生を変えたいと願う
若手ビジネスパーソンや学生の皆さんは必読の1冊です。
気になる本書の内容
本書の内容は以下の通りです。
第1章 人間は文章を読まない
人間は文章の20%しか読まない
スマホの登場による「読む」体験の変化
デジタル化により文字数は無限に
人間の集中力はデジタル化により低下
「読んでもらえない」という前提で書く
Yahoo!ニュースの見出しは15.5文字
人間の脳から文章を考える
人類の脳は文章を読むことに適応できていない
現存する世界最古の文章
バズらなくていい、エモくなくていい
文章は目的ではなく手段である
第2章 短いは正義
短かさは読みやすさ
言いたいことを絞る
スティーブ・ジョブズと5つの玉
なぜポイントは「3つ」が最強なのか
内容を変えずに短くする
①一文を短くする
練習問題①
②短い言葉に言い換える
練習問題②
③体言止めを活用する
練習問題③
④丁寧な言葉づかいを避ける
練習問題④
漫画の読み手の負担を減らす工夫
文字を削るまでがライティング
練習問題⑤
第3章 読み手ファースト 7つのルール
一瞬で伝わる文章が一瞬で書ける
①文章も見た目が9割
「行間・改行・段落分け」が三種の神器
余計な強調・装飾をしない
noteのシンプルな強調
②箇条書きが最強
練習問題⑥
③ひらがな7割:漢字3割が黄金比
「こと」「もの」「ください」はひらがなに
ひらがなにしたほうが読みやすい言葉
ひらがな・カタカナ・漢字の解像度を上げる
練習問題⑦
Twitterの勝負は一瞬で決まる
④大事なことから先に書く
「F」のかたちで画面を見る
表示される文字数との戦い
練習問題⑧
なぜ私はnoteであいさつも自己紹介もしないのか
「突然ですが」禁止
⑤文章はリズムが命
テレビCMのコピーにリズムを学ぶ
書いたらまず音読する
写経と暗唱で鍛えるリズム感
読点の打ち方をマスターする
読みやすい見た目になるように打つ
音読して息継ぎする場所に打つ
練習問題⑨
⑥横文字禁止令
練習問題⑩
⑦一晩寝かせてアップデート
第4章 シンプルさこそ読み手ファーストの鍵
すべての道はシンプルに通ず
「シンプルさはエレガンスの鍵」
「シンプルの杖」
「シンプルは真理の特徴」
シンプルな文章に人間は好意を抱く
シンプルな文章は清流のように美しい
第5章 広告コピーに学ぶ読み手ファースト
読み手ファーストなコピーを書く3つのポイント
①読み手にとっての価値の言語化する
腐ったトマトの使いみち
見た目が怖いトマト、なぜ大人気に?
②読み手の「矢印」になる
③コピーは大喜利じゃない
コピーは「書く」のではなく「見つける」
たった4文字で売り上げ10倍
(1)たった4文字という短さ
(2)漢字とカタカナの組み合わせによる字面の良さ
(3)語呂の良さ
100案の中から選ばれた「鼻セレブ」
世界最高の社名
初見で読めない名前は絶対ダメ
Paidyからペイディへ
「読み手ファースト」という言葉
「#」をつけてハッシュタグにしてみる
第6章 UXライティングに学ぶ読み手ファースト
カゴメ「野菜生活100」の名コピー
あなたの文章を変えるUXライティング
コピーライティングとの違い
「詳しくはこちら」禁止
「あつ森」に学ぶUXライティング
お客様の本当の目的を言語化する
読み手の「記憶に残らない」文章の技術
最高の読み手体験を設計する
第7章 機能的ライティングと情緒的ライティング
機能的価値と情緒的価値
シンプルな「機能的ライティング」
エモーショナルな「情緒的ライティング」
文章のセンスの磨き方
「実用的な文章と芸術的な文章」
感性ではなく論理で書く
情緒的すぎる文章は機能しない
いきなりフィギュアスケートを目指さない
練習問題⑪
第8章 読み手ファースト仕事術
依頼者の期待を超える
コピーライターは接客業
書く前に書くことを依頼者と「握る」
「書く力」より「聴く力」
答えは依頼者の中にある
「何を書くか」より大切な「なぜ書くか」
就活・転職も読み手ファーストで
自己PRを「自分ファースト」で書かない
なぜ就活で「学生時代に力を入れたこと」を聞くのか
とにかくゴールの設定が大事
文章とは彫刻である
思考力より思考量
アイデアの向こう側へ